油と母
突然の暑さ。
通勤だけで、体が参ってしまった。
日中、クーラーが効きすぎた部屋にいたのもいけない。
帰り道の無人自販機で、かぼちゃとピーマンを買って帰る。
なんとなく、かぼちゃを食べれば大丈夫という気がしたのよ。
かぼちゃで一品何か作ることは決めた。
メインなににしようか。
そういえば冷凍庫に秘密兵器がある。
あれにしよう。
母が、衣までつけて揚げるだけにしておいてくれたロースカツ。
これを揚げればゴールである。
ついでにかぼちゃも揚げよう。これで決まり。
まずはかぼちゃを素揚げにし塩を振る。
娘が、「今日のごはんなに?」と覗き込み、かぼちゃを1つ2つ摘んでいく。
カツをどんどん揚げていく。
余計な工程がない揚げ物は、単純作業だけど、頭を使わなくて楽ではある。
暑いけど。
これに、レタスサラダをつけて今日はおしまい。
油と母に助けられた日であった。
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