ツイッターでは元気で明るくて世話好きなお母さんキャラの「ぶたやまかあさん」だが、こちらでは積極的に、怠惰で雑で自分のことしか考えない面を出していきたいと思う。

雨の日曜日の午後をダラダラ過ごして、夜もダラダラ過ごしたかったのでカレーを作る。
カレー作りは好きだ。
ダラダラ作っても、一生懸命作っても、どうやってもカレーになるから。

玉ねぎをスライスして、レンチンする。
それをフライパンで炒める。カレー粉を入れる。
さらに、ミキサーにかけたセロリとニンニクを加え、ネットリとするまで水分を飛ばす。
一見大変そうだが、自動書記みたいに身についている動作だ。

ここに、さっと茹でた豚こま、ざく切りのトマト、水、ローリエ、セロリの葉を入れて煮ていく。

この後はさらに適当だ。
コーヒーポットに残っていたコーヒー、冷蔵庫に残っていた野菜ジュース、チョコレートの破片なんかも加える。仕上げにルーとヨーグルト。

娘がジャガイモカレーが大好きなのを知ってるけど、私はカレーにはジャガイモを入れない。だって、ジャガイモ勿体無いじゃない。他の料理にもピンで使える材料なのよ。

出来た。
お安い豚こまで作るこの雑なカレーは夫が好き。
早く煮えて楽でいい。
炒めた玉ねぎの存在感て思っている以上にあるなと最近感じているので、今日はしっかり目に炒めた。
それも時間がちょっとかかるだけで、大した負担にはならない。本当にカレーは作りすぎて、自動的に出来るような身体になった。

つい最近、包丁研ぎを覚えた。
今までは夫任せだったのだが、大学の先輩にひょんなところで再開したことで、習うことができたのだ。
今後素人ながらも料理研究家を名乗るために、是非身につけたい技能である。
日曜日の夜に、菜切りだけでも研ぐのが習慣になりつつある。

多分技能的にはまだまだだけど、やらないよりは全然マシ。これたけでもハードルの高さが一段低くなる感じだ。
これで来週もなんとかやり過ごせる

あああ、怠惰な感じがあんまり出せなかった…。