ぶっちゃけ!

ビジネスマンとしての約20年の経験から、いまどきの若いもんのため、そして、自分のために…

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ビジネスマンとしての約20年の経験から、いまどきの若いもんのため、そして、自分のためにコラムなんかを書いています。 https://twitter.com/admin_butchake

マガジン

  • これないの?

    世の中の、「こういうのはないのかい?」ということを独自の視点で語り、「これないの?」としてまとめます。ちょっとした、ほんのちょっとしたことなんです。でも、「こういうのがほしいんだけど・・・」と思えること。 ささやかながらフィーチャーしています。

  • 嫌なことノート

    世の中の、「それはだめでしょう」ということを独自の視点で語り、「嫌なことノート」としてまとめます。ちょっとした、ほんのちょっとしたことなんです。でも、「それはだめでしょう」と思えること。 ささやかながらフィーチャーしています。

  • 企画のき

    事業企画、商品企画をに従事する方々にとって、特に企業の企画部門で働く方々にとって、「こういうことは、極当たり前のこととして認識しておく必要があるよね。」とか、「こういうことを知らないままきたので、体系的に理解することができて良かった。」と思ってもらえるような、そんな内容をまとめていこうと思います。

  • これいいね!

    世の中の、これいいね!を独自の視点で語ります。 ちょっとした、ほんのちょっとしたことなんです。でも、これいいね!と思えること。 ささやかながらフィーチャーしています。

  • ぶっちゃけ! 第1章 気の持ちよう編

    マガジンに含まれるすべてのノートは投げ銭スタイルです。 ビジネスマンとして仕事をしている(つもりの)団塊ジュニアのおやじが、自分のためもあり、そして、今どきの若いもんのためでもあり、ということを綴ったコラム。 その第1章を「気の持ちよう編」と題してマガジンにしました。

最近の記事

ショートストーリー 02_我気多クシテ君女神也

転勤してそろそろ2か月になろうとしていた。 思えばあの日、人事部長に呼び出され転勤の打診を受けた。妻にはこの後すぐにLINEでメッセージを送信したが、既読がつくまでもなく、メッセージをもらうまでもなく、この後家族がどうなるのかは明らかだった。 片田舎への単身赴任。ようやく今の生活慣れてきたところだ。 これまで、東京を離れたことなど一度もなかった私にとって、この田舎暮らしは何もかもが新鮮で、いや、新鮮過ぎて「本当にここは同じ国にあるのだろうか。」と錯覚するほどだった。 一番驚

    • 嫌なことノート 13_拝啓「サオリーナの券売機」様

      WEBクリエイターのharukanaさんのnoteが好きで、いつも、記事が投稿されるのを楽しみにしています。 今日も『アプリ内許可のポップアップを不審に思うことがあったので、解決方法を考えたら簡単だった』というエントリーに対し、「ユーザーが不安に思わないように適切に説明を入れたり、その手段を講じたりするのって大切ですよね~。」とか、「説明だけじゃなく、誘導も大切だと思います。業務ソフトであっても、普通に説明書なしで使えるくらいじゃないとだめですよね~。」というようなことをコ

      • これいいね! 29_プレミアムモルツがきらきらしてる件

        「差別化」 言葉にするのは非常に簡単。しかし、いざやってみると本当に難しい。 何が難しいって、単にその他のものと違うことをやりさえすれば良いというものではなく、その違いが要因となって成功へと導かなければならないということが。 その時々で、その場面場面で「成功」の定義も内容も変わるけど、それぞれに設定された「成功」を収めるために、その差別化が機能しなければならない。 だから、「差別化した」というだけでは評価ができなくて、「差別化できた」ということが確認できてはじめて評価

        • 企画のき 05_「道具」という手段 「策」という手段

          今回も、「要求×手段=価値」をベースにして、それを構成する要素を丁寧に分解していくという作業を続けます。 今回は「手段」について考えを深めていきたいと思います。 まずは「手段」について、これまでのおさらいをしておきましょう。 『企画のき 02_要求×手段=価値』では、 (手段とは)課題を解決するために講じる策のことです。何らかの道具を使うことを言うのかもしれませんし、やり方を変えるだけで済むかもしれません。道具を使う場合は、その道具が、今、世の中に存在するものばかりでは

        ショートストーリー 02_我気多クシテ君女神也

        マガジン

        • これないの?
          4本
        • 嫌なことノート
          13本
        • 企画のき
          5本
        • これいいね!
          29本
        • ぶっちゃけ! 第2章 仕事のルール編
          10本
        • ぶっちゃけ! 第1章 気の持ちよう編
          18本

        記事

          嫌なことノート 12_ヤマザキ春のパンまつり

          今回もお話しのカテゴリーは「その後のことまで考える」になります。 本当に、本当に小さなことではありますが、やはり「気をつけないといけないのは、そういうとこちゃうのん?」ということを改めて考えるには、わかりやすい例だと思いますのでご紹介です。 『ヤマザキ春のパンまつり』そして、『夏のおいしいキャンペーン』さらに『秋のわくわくプレゼント』 これらは、いずれも、山崎製パンさんが行っている販売促進策。 うちは、家族みんなパンが大好きだから、キャンペーンの時期になると冷蔵庫の右

          嫌なことノート 12_ヤマザキ春のパンまつり

          ショートストーリー 01_同罪

          「よっ!久し振り!」 少し驚きながらも平静を装い、軽く叩かれた肩のほうにサッと振り向く。 「あ、どうも。ご無沙汰です。」 大学時代のサークルの先輩だ。私が1年のときに4年だった先輩。サークルの代表だった。何を思ったか当時1年だった自分をサークルの要職に就けた。学年も違うし付き合いも浅い。私の何を見て決めたのだろう。いまだによくわからない。 「お前知ってる?」 始まった。この人はいつもこうだ。自分の話したいことを自分のペースで話し出す。たいていはどうでもいい話し。しかも、ほと

          ショートストーリー 01_同罪

          これいいね! 28_かばんの中の裏地

          これまでに投稿してきた『これいいね!』や『嫌なことノート』の中で、「今回のお話しは、こういうことに分類できそうですよね?」と自分なりにいろいろと分類してきました。 中でも「その後のことまで考える」ということが非常に重要なのではないか?と強調してきた感があります。 例えば、 『これいいね! 09_調剤薬局でもらったシール』や、 『嫌なことノート 03_拝啓「ちくわメーカー」様』や、 『これいいね! 14_たまご一つ一つに』や、 『これいいね! 17_給油キャップってどこに置

          これいいね! 28_かばんの中の裏地

          これいいね! 27_モノケシ総選挙

          『これいいね! 26_最近の近鉄電車』では、「より良いものを提供する」ということだけじゃなく、「その事実を知らしめる」ということがセットになってることが重要であるということをお話ししました。 やはり、認知してもらわないことには、事は何も始まりません。 「これまでよりも良くなった!」ということばかりではなく、「ものは何も変わっていないけれど、それが良さそうだということは知っている。」という状況を作ることも非常に重要。 ということは、私のような広告宣伝のプロでも何でもない、

          これいいね! 27_モノケシ総選挙

          企画のき 04_二種類の要求

          マガジン『企画のき』も4回目の投稿になりました。第1回『企画のき 01_企画のき』は、投稿に至った経緯をお話ししただけですので「企画する」ということについての詳細は全く触れていません。したがって、実質、企画についてお話しをし始めたのは、第2回『企画のき 02_要求×手段=価値』からになります。 その第2回でお話ししたのが表題と同じ「要求×手段=価値」ということでしたが、以降は、この構図を全てのベースとして、そして、考えを深めたり考察を加えたりするための原点として、理解を進め

          企画のき 04_二種類の要求

          これいいね! 26_最近の近鉄電車

          私は、新卒で今の会社に入社して以来、ソフトウェア業界でお仕事をさせていただいております。ですので、当然、それ以外の業界のことはよくわかりません。 しかし、ソフトウェアだけに限らず、商品やサービスを世の中に提供している人や組織であれば、常に「今よりも良いものを提供したい」と考え、実際に改善を重ね、より良いものを提供し続けていることでしょう。 その結果、数多くの人や組織が、存在することを認められているし、「これからも存在し続けたい。より良いものを提供し続けて社会に貢献したい。

          これいいね! 26_最近の近鉄電車

          これないの! 04_透明のダンボール

          『安住紳一郎の日曜天国』というラジオ番組が好きでよく聞いています。 この番組はTBSラジオの番組で、関東ローカルの番組ですから、東海エリア在住の私はリアルタイムでは聞くことができないのですが、今は便利ですね。ラジオクラウドというスマホアプリを利用して聞いています。ラジオクラウドの場合は抜粋版になりますが、それでも十分楽しむことができます。 その2017年11月12日放送分、いとうあさこさんがゲストの回を聞いていました。 毎回ゲストをお迎えすると、何らかのテーマが設定され

          これないの! 04_透明のダンボール

          これいいね! 25_「レンチキュラー」って言うんだ・・・

          「これいいね!」という商品やサービスを作るとき、必ずしも最新の技術が必要な訳じゃない。 というのは、前回、『これいいね! 24_カラス除けごみ収集ネット「クルリンポン」』の書き出しと同じです。 ハイテク機器を利用すればどうってことないことも、ローテクだけで、工夫だけでやってのける人は偉い。本当に尊敬に値する。 というのも、前回の書き出しと同じ。 今回もそんなお話しです。 「しょーもない・・・」と思うかどうかは、あなた次第でございます。 もう2年くらい前に撮影したも

          これいいね! 25_「レンチキュラー」って言うんだ・・・

          これいいね! 24_カラス除けごみ収集ネット「クルリンポン」

          「これいいね!」といわれるような商品やサービスを作るとき、必ずしも最新の技術が必要な訳じゃない。 モーターの力を、エンジンの力を借りなくても、「人力でもここまでできるの?」というのに驚いた、なんてことはよくある話し。 しかし、それを工夫だけでやってのける人は偉い。本当に尊敬に値する。というお話し。 わが町伊勢市。伊勢神宮の外宮さん。 外宮と伊勢市駅を結ぶ参道。再開発をして久しいですが、やはり風情がありますね。 その参道を少し外れると、こんなものがあります。 これ、

          これいいね! 24_カラス除けごみ収集ネット「クルリンポン」

          これいいね! 23_やっぱりスターフライヤー

          今回は、いつも冒頭でお話ししているような、教訓のような、気付きのような、そんなお話しはありません。 本当に、ただ純粋に、これはいいよね。というお話しです。 つい先日、久し振りに飛行機に乗りました。 中部国際空港。 今日は、スターフライヤーの飛行機。ANAとのコードシェア便です。機材はエアバスA320型機。福岡空港に向けて移動します。 機体の塗装もそうですが、内装もすべて黒が基調。いつ乗っても「かっこいいなぁ」と思っています。 シートは革張り。 全席タッチパネル式

          これいいね! 23_やっぱりスターフライヤー

          これいいね! 22_さすがは都会の自動販売機

          極普通、極一般的なものであればあるほど、「こんなもんかな」とか、「これ以上はないな」とか思ってしまう。 でも、「もう少し工夫してみよう!」とか、「あれと組み合わせてみよう!」といった進化への試みに限界はなく、続けていくことで、どこまでも良いものになっていく。 かけるコストの問題はあるけれど、そして、機能だけが多くても仕方がないという問題はあるけれど、それ以前に、「どうすれば、今よりも良いものになるだろうか?」といった貪欲な姿勢が何よりも大切なことだよね。 というお話しで

          これいいね! 22_さすがは都会の自動販売機

          企画のき 03_「要求=目的」ならばそれは真の要求

          前回の『企画のき 02_要求×手段=価値』では、要求と手段と価値との関係について、その概要をお話ししました。価値とは何か?ということを起点にし、その価値を構成する要求や手段について、考えを述べていきました。 そこで、今回は、その構成要素である「要求」について少し考えを進めてみたいと思います。 前回、「要求とは、誰かの、何らかの、解決したいと考える困り事である。」と定義しました。 掃除することを例にして「掃除の品質を上げたい」や「掃除にかかる手間を削減したい」というよう

          企画のき 03_「要求=目的」ならばそれは真の要求