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これいいね! 17_給油キャップってどこに置くの?

noteに記事を投稿するようになって約1ヶ月。

ぶっちゃけ! 第1章 気の持ちよう編』や『ぶっちゃけ! 第2章 仕事のルール編』は、趣旨が違うものなので置いといて、「これいいね!」や「嫌なことノート」や「これないの?」などの一連のシリーズは、今回で28回目になります。

ここまで書いてきて思うのは、「当たり前のことを当たり前にやる。」とか、「すごい!と言われるより、さすが!と言われるほうがしっくりくる。」とか、「よく思いついたね!と言われるより、よく気がついたね!と言われるほうが嬉しい。」とか、そういうことのほうが好きなのかな?ということです。

商品でもサービスでも、スマッシュヒットを放つとか、イノベーションを起こすとか、それくらいのことができたほうがインパクトは大きいのかもしれません。しかし、そういうことは万に一つか億に一つ。それだけを期待して「あぁ今日も何もなかった」と言っていても何も始まりません。そもそも、何年過ごしたところで、自分のような凡人からは何も出ない。凡人が何人集まっても、一人の天才には勝てない。であれば、極普通の生活の中における「これいいね!」や「これはだめだ」や「こんなのないの?」に気づき、「だったらこうすれば良いのでは?」に転換し、「言われてみれば当たり前だけど、でも、よく気がついたもんだね。」ということをコンスタントに出せると良いのではないか。そういう活動を続けていくことで、安定感のある商品・サービスを企画するための力をつけることができるのではないか。そのような思いをもって、これからも記事を書いていきたいと思っています。

そういう訳で、今回も小さな小さなお話しです。

これ、我が家のかわいい軽四くんの給油口。セルフサービスのガソリンスタンドで、「さぁ給油しようか!」と蓋を開いたところ。

給油キャップを開いて、そのまま下にぶら下げます。

これ、ぶら下げると、ボディに当たるから、傷が付くかもしれないし、汚れが付くかもしれないし、だめだな。

これなら、もう一台の、もう10年選手の古い車の給油キャップのほうがいいでしょう。紐でつながってないから、キャップ置きに置けるし。

と思いながらボーッと給油。

そして、ボーッとしながら、蓋の裏側の文字を読む。

「ティーワイオーか。何か東京が関係あるのかな?それを言うならTKOか何かでしょうに。まぁええわ。知らんし。」

「シーエーピーか。なんやろ?『千葉市旭区のパン屋さん?』なんじゃそれ。旭区なんてあらへんやろうな。じゃあ、『チャイナ・アメリカ・フィリピン?』南沙諸島問題か。違うし。」

「ん?シーエーピー?キャップやん!ここキャップやん!」

ということで掛けてみた。掛かった!

横からもね。いい感じ。

遠くからも見ます?

わざわざもう一度、「まさに給油してる感じの絵」とか言いながら撮影。

「なるほど!これはすごいな!」と思って記事にしておりますが、もしも、これが、ものすごく当たり前のことだったらごめんなさい。

そして、我が家の車が軽四だからこの程度の機能に過ぎなくて、高級車は、もっとすごいことになっているのならごめんなさい。

しかし、単純に、これはいいなと思ってしまいました。

と、同時に、そんなことも知らずにいた自分が情けないわ。とも思いましたが。

これは完全に推測ですが、恐らくこれは、「給油キャップの閉め忘れ防止のために、給油キャップに紐を付けて、車本体から離れないようにした。」というのがまずあって、その次に、ブラブラすると具合が悪いので、どうしようか?と考えた結果、蓋の裏側に掛けるところを作ってみた、という思考手順だったのではないか、と思います。

理由はどうあれ、私の大好きな、「その後のことまで考える」や「ほんのちょっとしたこと」が根底にあるのだと想像すると、やはり嬉しくなってしまいます。

ということで、やっぱり、今回も、最後はこれですか?

「その後のことまで考えてくれてありがとう!」

そして、

「こういう、ほんのちょっとしたことで、モノの善し悪しって決まるんですよ!」

です。

またまた言うたった。

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