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試験を終えて


世界遺産検定の試験が無事に終わりました。

学びを通して楽しかったという気持ち、自信のない問題にぶつかり悔しかったという気持ち、、どちらも同じくらい、自分の心の中で声をあげています。

それでも、
試験を受けてよかった。
ここまで学ぶことを辞めずに続けてよかった。
まだまだ学び続けたい!!

これが今1番の素直な気持ちです。

今回の記事は、試験を攻略するための内容ではありません。
大人になって勉強をして、試験を受けて、考えたことや成長したことを書いてみました。

学生時代の勉強嫌いなわたしに見せたら、さぞ驚くだろうなあ、、、笑

稚拙な文章ですが、あたたかい目で読んでいただけると嬉しいです。

試験を受けて印象的だったこと

世界遺産検定を受けたのは、前回の2級試験に引き続き2回目でした。前回の2級試験はCBT試験といって、コンピューターを使った試験で受験をしました。みんなで試験を受けているというよりも、図書館の自習室のようなところで個々に試験を受ける形でした。
(CBT…Computer Based Testing)
今回は公開会場にて試験を受けました。わたしが受けた会場は住んでいる近くの大学で、1級受験者は約100名ほど。みんなで一斉に試験を受ける形です。
公開会場にて受験をし、印象的だったことが2つ。
まず1つ目が
▫️試験を受ける方の年齢層が高かったこと。
前回のCBT試験は、完全に個別試験だったので、他の受験者を一切見かけることはありませんでした。今回はたくさんの同じ志を持つ受験者と実際に顔を合わせ、初めて知った点です。
いくつになってもいつまでも学び続ける姿は、とても素敵で輝いていました。わたしも好きなことや知りたいことをずっと学び続けたい。ずっとこうありたい。そう強く思わせてくれました。
そして2つ目
▫️それぞれの目的があること。
各自持っているテキストやノートが、自分の物語を語っていました。
テキストにブックカバーを付けて、シンプルに使用されている方もいれば、付箋で溢れている方、インデックスシールを貼っている方。またオリジナルのノートにびっしりと自身の手で内容を書いている方。
ジロジロと見ることはできませんでしたが、みなさま、どんな勉強をしているのか気になってしまい、試験勉強どころかチラチラと探ってしまいました。
当たり前ですが、正しいテキストやノートの使い方はないんだなあと、勉強の仕方は決してひとつではない、ということを改めて実感です。
同時に、この試験を受ける目的はみんなそれぞれだということも、試験を通してたくさんの方と出会い、考えることができました。
受かりたいという目標は同じでも、仕事のため、勉強のため、趣味や生活を彩るため、、、。
バラバラの目的を持っていても最終的な目標は同じ。言葉を交わしたわけではありませんが、同じ目標を掲げる仲間なんだなと思うと、その場で試験を受けていてとっても心強くなりました。

楽しいが満点になる

と信じたい。

今回試験を受けて自分の好きな世界遺産、興味のある世界遺産、楽しく勉強ができた範囲は、解答に迷いがありませんでした。
「これで間違いない」とマークシートを塗りつぶすたび思いました。
反対に、スムーズに覚えられなかった世界遺産、実際に足を運べない(行く予定のない、行くことが難しい)世界遺産、想像するのが難しい(自然や規模の大きさ)世界遺産、などはやはり試験を受けていてとても手こずりました。
この部分は、「楽しむ」「興味を持つ」努力が足りなかった。これが全てだと思っています。
今は本当に恵まれていて、スマホで検索するだけで簡単に調べた場所の写真や動画が出てきます。写真だけで飲み込めない時は、動画を見てみたり、もっと調べてみると、実際に「行ってみた」という動画を上げてくださっている方もいらっしゃいます。
他にも、政治面や映画や音楽の面から見てみたり。自分の好きな国(わたしの場合、日本🇯🇵とフィンランド🇫🇮)との関わりを調べてみたり、、、。
わたしは小説を読むことも好きなので、その国や遺産に関連した小説やエッセイから探してみたり。
(そういえば海外旅行に行く前には、海外のことを少しでも知ろうと、海外移住者の方が書いたエッセイを読み漁ったりしたなあ。)
TVでも、ニュース番組や海外旅行番組、バラエティ要素の詰まった海外番組などを見ることで、自分の内側に知らなかった情報が入ってきます。
少し考えるだけで、こんなに楽しめそうな、興味を持てそうな方法が出てきました。難しくてとっつきにくい内容でも、実は簡単に身近に感じることができるのではないか。
どんなことでも楽しいという気持ちを追求することが、目に見える点数も、自分の心も、満点になるのだと思いました。

あの時やっていれば、、と後悔

今から1ヶ月くらい前のこと。世界遺産検定の勉強をしている際に、学んだことや好きな世界遺産についてnoteにまとめてみたいな!とふと思い立ったのです。
ですがその時は「検定の勉強があるから、終わってからにしよう。」と後回しにしました。
今思うと、どうしてあの時やらなかったんだろう、ただただ後悔をしています。

noteでアウトプットをしたい!

どうしてしたいのか?

好きなことを書くそれって楽しいから!

あの時の自分はこう思っていたはずなのに、わたしは楽しいという気持ちに蓋をしました。
始めても試験には関係ないから、と言い訳をつけて結局始めませんでした。

試験には関係ないから、、?
そんなことが本当にあるのだろうか。

始めてみたいと思うこと。きっとその言葉を掘り下げていくと、楽しそうだから、この気持ちがあるはず。楽しい、この気持ちがいかに自分を突き動かして、自分をワクワクさせてくれる力を持っているのか。
やってみたいと思った瞬間、やってみる。
まずはやらないと、何にも始まらない。

学ぶことについて


何でも器用にこなせる人って、なぜか頭が良い。

頭が良い人って、なぜか何でも器用にこなせる。

最近、沢山の方と関わる中でそんなことをふと思うようになりました。
これは完全な持論ですので根拠は一切ございませんが、勉強(他にも夢中になったこと含め)という行為を通して、成功や失敗を幾度となく乗り越えたからこそ、自分自身の極め方を知っているのかもしれない。その先にある、結果ではなく、乗り越え方が見つかるのかもしれない。
そう考えられるようになりました。
例えば、学生時代に学んでいたこととは全く別の分野の仕事をすることは、意味がないのだろうか?
そんなことは全くないと思います。
学生時代の学んだ物事ではなく、学ぶという行為にとても大きな意味があり、どうしたら結果に結びつけられるだろうか、、そう常に頭の中で考えられるようになることで思慮深い人間になれるのではないか。
何かを成し遂げた結果ではなく過程が、将来の大きな糧になるんだと思いました。

明日やろうは絶対にできない

試験に向けて勉強した日々を振り返ると、明日やろうと何度思ったことか思い出されます。
そして、本当に明日に何度まわしただろうか。
結果、その明日も今日の期待を超える学びは得られませんでした。
昨日、少しでもやっておけば良かった。ただ、この悪魔のような気持ちに包まれるんです。
今の自分、未来の自分に何度も伝えたい。
明日やろうは絶対にできない。今日できなければ明日だってできるはずがない。

でも5分だけやってみようならできる

そうなんです。明日やろうはできないのに、5分だけやってみよう、は何故だかやり遂げることができたのです。なんとなんと!5分だけと言いながら、30分、60分と自分をうまく騙して続けられることができました。
そうだ、決してできないわけではないんだ。そういえば、幼少期に家の近所にあった広い公園で、母と凧揚げをしたことがあります。初めはうまく飛ばせず、糸が引っかかったりこんがらがったり。でも何度も行ううちに、少しずつコツを掴むことができました。たくさん走って走って走った。もう少しで飛ばせそう。「凧が空高く飛んだら走らなくても大丈夫。」母にそう言われて、もう一度。空高く凧が舞い上がって、わたしは走る足を止めて、「飛んだ!飛んだよ!」そんなふうにはしゃいだ記憶があります。気持ちが良くて楽しかった。
そんな思い出と同じなのかもしれません。
高く飛ばすこと、学ぶこと、初めはうまくいかないこともあるけれど、風に乗ればどこまでも飛び続けることができるのかもしれない。軌道に乗ればどこまでも伸ばし続けられるのかもしれない。そしてそれが気持ちよくて楽しいということが、いつか分かるはず。

おわりに


試験を通して学んだことや気が付いたこと、様々なことを書いてしまいました。内容に統一性がなくてすみません。
試験終わりホヤホヤの自分を書きたい!という強い衝動に駆られています。燃えています、、。
それだけこの試験に対して、わたしは楽しみながらも本気で臨んでいたんだなとやっと気がつきました。
そしてこれからも、学び続けたい、試験を受けて自己研磨したいと必死になっているんだと思います。

試験後、歴史を1から学んだほうが良いかもしれない、といちごくんに相談したところ、帰り道の本屋さんで分かりやすい歴史のテキストを一緒に探してくれました。
1番身近にこんなに背中を押してくれる人がいる。
いちごくんのおかげでここまで頑張ることができて、本当に感謝しかありません。いつもありがとう!
いつも努力している姿を見ているからこそ、心強くてどこまでも頑張れます。

学ぶことはとても楽しい。そして、楽しいは自分の力でどこまでも広げることができる。
次の試験はまだ未定ですが、大きな目標を持って、その過程を大切に楽しみながら、精一杯学んでいきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。



追記

▫️ちょっっとした気づき
⚫︎勉強の仕方がアナログすぎるので、デジタル化していきたい!
紙に書くという作業がとても好きなので、この好きな作業を残しつつ、デジタル化できるところは移行し効率の良い勉強がしたい。
双方のいいとこ取りができたら良いな。
⚫︎湯船に浸かりながら本を読むことが自分の肌に合っていると気がついた!
最近寒くなってきたので湯船に浸かる時間が長くなりました。この時間を何かに使いたいなと思い、本を持ち込んだところ想像以上に捗ったのです。
今まで、本がふにゃふにゃになってしまうのが嫌でお風呂場には持ち込んでいなかったのですが、一晩乾かすと案外元に戻ります!笑

最後までお読みいただきありがとうございました。

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