幸せになるベルカント-発声準備編

こんにちは!
フィレンツェ在住ソプラノ歌手
芝原美紀です。

心と身体を浄化して幸せになるベルカント

呼吸編で紹介したエクササイズ
毎日コツコツやってますか?
早い人はすでに効果を感じているかも?
お通じがよくなったとか
お肌が潤ってきたとか。
息が長くなって、
今まで歌えなかった長いフレーズを
いつの間にか歌えてたとか。

さて、この呼吸法を実際に活用して
「ベルカントで歌う」!
ベルカントという言葉、
正確な定義は曖昧です。
ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ
彼らの書いた旋律の美しさ重視の
いわゆるベルカントオペラを歌うためのレガートに自然な声で歌うテクニック。
一般的にはそんな風に解釈されているのではないでしょうか。
間違ってはいないけれど、
私はもう少し広範囲に捉えます。
生まれ持った声を最大限に活用して、
劇場の隅々まで行き渡る、
倍音を伴って豊かな響きを与え
自由自在に操るテクニック。
このテクニックを習得すれば、
ベルカント物だけでなく、
ドラマティックなものや、ヴェリズモも
声に負担をかけることなく歌えます。
もちろん、持ち声の種類によりますが。

私が師事したのは、メロッキ派。
マリオ・デルモナコや
レナータ・テバルディが師事した
アルトゥーロ・メロッキ氏の孫弟子
ルチアーノ・ロベルティが私の師匠です。

このテクニックをベースに、
ヨガ、瞑想、レイキの経験をプラスして倍音が心と身体を浄化するという
画期的な情報を研究した結果生まれた
心と身体を浄化して幸せになるベルカント!

次のノートでは
ハミングで息の通り道を見つけ、
ベルカントの基本「支え」を学びます。

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