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いつか別れる。でもそれは今日ではない。

先日、Fさんの
"いつか別れる、でもそれは今日ではない"
というエッセイを読みました。

この方の文章が昔から好きで、
いつも読んだ後、
人間という、感情や欲望をもった
面倒くさくて愛おしい生き物に生まれてきて
良かったと思うのです。

さいごは1人でこの世を去る。
だからこそ、白黒はっきりつかない世界を
ドラマチックな毎日を生きていこう!  
という気持ちにじわじわなるのです。

Fさん、すきぃ。

ということで、目に留まったフレーズを
備忘録として残します。


何を読んでも、
何を見ても満たされない日が
ある日突然訪れた。

そういう時は、何かを書いたり、
見せたりする番が来たってことなんだよ。
だからもう、
恥をかく覚悟をさっさと決めたらどうなの。
全てのリソースを注ぐに値する行動とは何か。

それは、自分の好きな事で、
自分が得意とし、
あなたが誰かから
頼まれごとをされる様な事である。
どうすればいいか迷ったら、
まず好き嫌いを知るべく、
街に出掛けたら良い。
山ほど本を読めば良いし、
山ほど映画を観たら良い、音楽を聴けばいい。それに飽きたらまた散歩をして、
もっと好きになれそうなものを
探しに行けば良い。
そうしてたった1人で選び続けた、
好きなものの総体が、
いつか何かを作らざるを得なくさせてくれる。


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