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冬にロンサムについて

トラックメイカー兼ボカロPのbutterflyです

今回は先日投稿した拙作「冬にロンサム」について語っていきます


1.制作のきっかけ


なんとなく千冬さんで冬のロックの曲を作りたいな〜と漠然と考えており、パッと頭に思い浮かんだのがROSSOの「シャロン」でした

youtubeのなんかのインタビュー動画でKREVAがレコメンドしてて、それで知りました。エッジの効いたサウンドと乾いたリバーブの感じがめちゃ冬の雰囲気とマッチしてるんですよね〜

特にサビのIV-Ⅲm-Ⅱm-Ⅰのシンプルな順次進行の上で繰り返しのメロディと絡んでいくのが凄く好きです。

この曲にインスピレーションを受けて作ろうと思ったのが11月真ん中くらいで、その後にチバユウスケさんの訃報があったのでショックでしたね、

タイトルにつけたlonesomeも深い意味は無かったですけどそういう今生の別れ的な意味を含んだものかもしれません。

2.曲について

前置きはさて置いて、今回の曲で意識したのはシャロンのようなエッジの効いたサウンドです。ギターもそうなんですがドラムもいつもよりドンシャリ気味なカラッとしたサウンドにしました。

特にリードギターの音はguitar rig6で作って、プラスnoiseashのプリアンプのプラグインでハイを上げて抜けの良い音を目指しました。(ちょっとやり過ぎた感は否めないですが。。)

こういうやつです。

歌詞はサビの「今降り出した雪が〜」のところが一番最初に思い浮かんだのでサビから考えてその後AメロBメロみたいなパターンで考えていきましたが、全然そんなつもり無かったのに失恋ソングみたいになりました。

自分の曲全般そうなんですが大体サビから思いついて「こういう雰囲気かな〜」っていうのを掴んでから周りを装飾していくみたいなやり方が多いですね... 頭から思いつく場合もたまにはあるんですが...

コード進行は以下の通り

・Aメロ: Ⅳ-Ⅰの繰り返し
・Bメロ: Ⅳ-Ⅲm-Ⅱm-Ⅵm(IV/Ⅴ)
・サビ: IV-Ⅰ-Ⅲm-Ⅵm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅱm-IV/Ⅴ

シャロンのコード進行を意識して逆に同じような感じにしないでおこうと思ったらちょっと原曲より複雑になりました、不思議ですね...

3.終わりに

シャロンみたいな曲を作りたいな~というところから始まりなんとなく形にするまでの道程をだらだら述べました。自作曲でしっかりミックスに時間かけたのは、なんやかんやでこの曲が初な気がします。

思う通りの雰囲気にするのには明確な意図を持ってミックスしないといけないんですが、あーでもないこーでもないと模索しながら音作りしていくのは難しいけど楽しいですね。Twitter/Xで教えて貰ったプラグインも試しながら、日々試行錯誤してDTMやっています。

KAZUYAさん(@aml_kazuyoung)に教えてもらったpulsar mu(バスコンプ)も使いました。

今後も手探りですがお付き合い頂けると幸いです。ここまでご覧下さりありがとうございました。

おわり

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