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レストランのサービス料(23/11加筆)

こんにちは。毎日家にこもって同じことしかしていないので、特に書くことがないです。ただ学生にとっては休み期間でもあるので、どこかレストランに行こうと思いたち少し調べていたとき思ったことがあったので、今回はそのことについて書きます。

それは題名の通りサービス料についてです。サービス料とは、色々と定義はあると思いますが、サービスなどに対して金額に上乗せされるチップの代わりみたいなものと考えて問題ないでしょう。私自身はサービス料がかかるお店に行ったことがほとんどないですが、見聞きして調べていたお店の大半では請求されていました。ネットで少し見てみると、相場は大体10〜15%のようです。

席代、ワンドリンク制、サービス料、お通し代等追加料金がかかる要素は複数ありますが、その中でもサービス料は特に売り上げに占める割合が大きいのではないでしょうか。

東京であれば家賃は勿論、コロナや食材費の高騰などの影響もあってレストラン経営が難しいこのご時世で、そのような財源が重要なのは私も理解しています。ただ不満なのは、サービス料を別で記載していることです。不満というより、いえ不満でもあるのですが、単純に疑問です。やむを得ず請求する場合でもお料理の料金に加算して書けば良いのでは?と思ってしまいます。基本はコース料理について想定していますが、アラカルトでも不可能ではないでしょう。

例えばコース自体が¥9000でサービス料が10%だと、お会計が約¥10000になる訳です。私個人の感覚では「ディナーコース ¥9000 ※別途サービス料10%を頂きます」と書かれているより「ディナーコース ¥10000」の方が気持ちよく食事ができると思うのです。そもそもお料理一つで数千円消えても不自然ではない世界ですから。それにそちらの方がお料理の満足度とお値段を素直に比べられます。当然レシートにもサービス料の記載はしないので、お客さんは何となくサービス料も入っているのだろうと理解していながらも、レシート上は全てお料理にかかっているという見方になります。

昔の何かの名残がどうこうとネットで調べると出てきますが、正直それは良く分かりません。そのような価格帯のレストランでは当たり前の慣習でそれほど頻繁に行かない人間がどうこう言うのが適切でないなのかもしれませんが、事実として日本ではチップを含む文化が欧米に比べ根付いていないでしょう。前述したように、サービス料等を取らざるを得ない状況があるのは分かります。ただコースメニューの場合、日本でそれを予め加算した状態での値段表記でなく、わざわざ別で書くことの意味がよく分かりません。本当に素晴らしいサービスであればプライドを持ってそのような記載にするのも理解できますが、実際そのようなお店は多くないと思います。僕が以前行ったことのあるお店も"普通"でした。

レシートを見てこの中の10%がサービス料金なのか?と思うと素直に評価ができなくて複雑な気持ちになります。最初から加えられていたらより食事を楽しめるのになぁ、と。繰り返しになりますが、以上はサービス料金の記載方法に対しての不満・疑問であって、システム自体に対してのものではありません。こういう価格帯のお店では普通そうだよと言われれば、はあそうなんですか というしかありませんが、経営者(オーナーシェフ)の方々がどのようなお考えでその方法でのサービス料の導入を決定したのか、興味が湧きました。

当然これはレストランの格?にもよって変わってくるでしょう。所謂庶民をターゲットにしたお店、行くだけでステータスになるような超高級店、その中間など... これはもうオーナーさんの狙いとお客さんの印象が合うかどうかの問題なので、釣り合っていないと考える人間は行かなければ良い話ではあるのですが、自分はある特定のお店に対しては絶対に合ってないのでは?と思ってしまいました。お料理が美味しい分本当に残念... まあ2行上の話に尽きますかね。釈然としない終わりになってしまいすみません。個人的に何となくそう感じました。

今回は以上です。ここまで読んでくださった方がいらっしゃれば、感謝します。

23/11
少し前、それこそサービス料のかかるお店でバイトさせていただいていた時、シェフにサービス料についてのお話を聞きました。その時学んだのは、サービス料とは決して”客へのサービス”に対してだけのお金ではないということです。お料理を作ったり洗い物をしたりするために使う水道代、客席を照らしたり音楽をかけるための電気代、ナフキンやテーブルクロスのクリーニング代、その他諸々… 実際にレストランで働いてみると、1つのお料理をテーブルに出すことがどれだけ大変かを知ることができました。言い換えればサービス料とはお料理のサーブまでにかかる全ての労力(?)に対してのお金なのです。

このことを踏まえて、私は以前に書いた内容の一部を取り下げたいと思います。私の理解が足りていませんでした。正直に言うと、今もお料理代とは別に会計額に追加される要素が存在することへの不満がなくなった訳ではありません。しかし、サービス料というものへの理解が日本において海外ほど浸透していないことは事実だと思いますので、自責の念も込めてここに書いておきます。1人でも多くの方に、こういう考えもあるんだということを知っていただければ幸いです。

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