SNS社会と言われるほど、

Twitter、Facebook、Instagramなど

ほとんどの人が耳にしたり

実際利用しているという人も多いと思います。

私が高校生の時にTwitterが流行り始め、

フォロワー稼ぎにとにかく片っ端から

フォローをして返ってくれば、ラッキー！

みたいなことをしていました（笑）

そこでフォローが返ってきたある男性に

約５年越しで会いに行った話です。

（空白の時間はありましたが）

初めて会話したのは私が高校２年

彼が社会人１年目の１９歳でした。

毎日他愛のないラインや電話を

約半年くらい続けていました。

私と彼の住んでいるところは、

新幹線で片道約５時間の距離で、

私が高校卒業しても連絡を取り合ってたら

会いたいね〜なんて話をしていたくらいです。

まぁそんな日々が長く続くわけもなく（笑）

しばらくして向こうに彼女ができて、

私の方から身を引きました。

彼女ができたことを祝福するラインを

一方的に送ってすぐに私からブロックを

したような気がします（笑）

相手に彼女ができたことを知ったタイミングが

修学旅行中のことだったのですが、

修学旅行先が彼の住んでいる場所から

３０分もかからない所だったんです。

なので、時間が合えば会いたい！なんて話を

していた矢先の出来事でして‥

勝手に裏切られたような気持ちになり、

17歳のわたしの心はズタボロでした（笑）

そんなこんなで、連絡を取らなくなって１年。

高校を卒業した私は、彼何してるかなー？という

半ば興味本位からTwitterでDMを送りました。

（彼はTwitterのアカウントを変えておらず

定期的にチェックしておりました）

私、かなりストーカー気質ありますよね（笑）

そしたら普通に返事が返ってきて、

まぁそこでも特に他愛もない話。

話してみるとやっぱり楽しくて、

毎日楽しかったあの頃を思い出し、

勇気を出してまた連絡を取りたいから

連絡先を教えて欲しい！と申し出ました。

しかし、彼にはあの時付き合い始めた彼女が

いまして、あっさり断られました（笑）

（いや彼女いるなら返さないでくれよ！

変な期待させないでおくれ！と思いましたが）

それなら仕方ないな、と諦めました。

そこから約２年。（だいぶワープします）

21歳になった私は、その約２年間の間

お付き合いしていた彼と別れてしまい、

だいぶ気持ちも落ち込んでいました。

ふと、あの時の彼はまだ彼女と続いてるのかな？

もしかして結婚とかしてるかな？

子どもとかいて楽しく暮らしてるのかな？

‥‥あぁ、それはなんか嫌だなあ。

なんて思いながらノリと勢いでDMを送りました。

（奇跡的にアカウントは変えていなかったので）

すると、案外すぐに返事が返ってきて、

流石に２年間は相当長かったみたいで、

あっちも色々と聞いてきました。

私も自分の話もしながら、あちらも自分のことを

色々と話してくれました。

話をしていく中で、その時の彼女と別れていて

フリーだということを知りました。

彼だけ幸せになっていなくてよかった

と思ったのが本音です（笑）

まぁ、結局私も彼も似たもの同士で意気投合し、

また連絡を取るようになったんです。

仕事の時間以外はほとんど話していましたし、

ラインもお互いマメにしていました。

お互い付き合ってるのか？と思うくらい。

でもここで、確認ですが、私たちは一回も

会ったことがないんですよね

毎日連絡を取っているのに何なんだろう？

この意味のわからない関係は‥と。

すると先に会いたいと持ち出したのは彼でした。

しかし、私はその言葉を言われた途端、

物凄い恐怖心を抱いてしまったんです。

面と向かって話すのが怖かったんです。

（SNSってめっちゃ怖い‥）

でも、このままだらだらと連絡を取っていても

終わることもできないという話になり、

片道５時間かけて彼に会いに行きました。

彼に会いにいくと決めてから、新幹線に乗り

私の情緒は今までにないくらい不安定で（笑）

何度も引き返そうか、いや止めようか、と

バカみたいに繰り返していました。

（５時間はまじで長すぎる）

彼は私をみつけた瞬間走ってきました。

２泊３日で観光をしたり温泉に行ったり、

とても充実していた楽しい３日間でした。

（会った時の記憶は良いものしかありません）

帰り際、絶対にまた会おう！と約束をして

私は新幹線で家に帰ってきました。

帰宅して１ヶ月はまぁ普段通りでした。

しかし、そこから時間が経つにつれ、

あれ？彼からの返信が全然こないぞ？

あー、なるほど。

私は片道５時間かけてまで会いに行く価値も

来てもらう価値もない女だったんだと（笑）

そこで初めて気づかされました。

５年越しに５時間かけて会いに行って、

人対人の難しさを知りました（笑）

（気づくの遅すぎなんだが‥）

青春時代の私の思い出はTwitterと共に

消しておけばよかったみたいです（笑）

たまに彼のことを思い出しますが、

思い出すことは比較的楽しかったことばかりなので

彼との思い出も作ることができてある意味

良かったのかなぁと今では思ってます。