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~リアルなビジネスを体感できる3週間~ BuySell Technologiesサマーインターンシップ2023レポート

こんにちは!
BuySell Technologiesの新卒エンジニア採用担当、青山です。本日は、先日実施された【BuySell Tech Summer Internship 2023】の充実した3週間についてシェアいたします!✨

昨年に続き、BuySell Technologiesにとって2度目となります今回実施したインターンシップは、昨年参加した学生の声を基に、学生の皆さまにより深い学びと経験を提供したいという私たちの強い想いから、『リアルな就業体験』をコンセプトにした3週間の就業型インターンシップへと進化しました!!

▼BuySell Tech Summer Internship 2022レポートはこちら

本記事では今回のインターンシップ開催にあたり、ご参加いただく学生の皆さまにとって『この先のエンジニア人生に残り続ける学びと経験の期間』にすべく、我々にどのような想いがあり、何を提供したく、どのようなことをやっていたのかを、企画から当日の運営まで携わった人事視点でお届けしたいと思います。
BuySell Technologiesのインターンシップや選考への参加をお考えの方には、我々が開発において何を大事にしているのか、インターンシップや新卒採用にどんな想いを持って取り組んでいるかを知っていただけると嬉しいです。
また、これからサマーインターンシップを始めようと思っていたり、今後就業型での実施をご検討されている他社様にとって、少しでもご参考になれば幸いです!

今回は5名の学生が参加し、TIMELESSオークションチームとStockチームの2つに分かれ、それぞれ『リアルな課題解決』を追求し、現場の緊張感と共に、チーム単位で新規の機能開発に取り組んでいただきました。

■TIMELESSオークションとは?
グループ企業のTIMELESS社が主催する日本最大級のBtoBオークション。オフライン、オンラインの2つの開催形式で運営。

■Stockとは?
自社開発を進める「バイセルリユースプラットフォーム Cosmos」のうち、在庫管理の最適・効率化を目的としたサービス。

提供したかったこと①:ただコードを書くだけではない『エンジニアリングで事業を成長させるリアルな体験』

今回のインターンシップを通じて、学生たちに事業会社としてのエンジニアリングの楽しさと奥深さを感じてもらうことを強く意識し、ただコードを書く技術だけではなく、技術がどのように事業を支え、成長させるかをリアルに体感してもらうことを重要視しました。

【現場見学】
よりユーザーやプロダクトが使われる現場を理解していただいたうえで、開発する意義を理解して開発に励んでほしいという我々の想いから、インターンシップ初週に現場見学の時間を両チームに設けました。(これぞバイセルのエンジニアリングの醍醐味!!)
Stockチームはロジスティクスセンターを訪れ、システムの利用状況や現場の課題など、リアルな声を直接ヒアリングしました 👂

着物を管理する商品1部へのインタビューの様子
切手を管理する商品3部へのインタビューの様子

オークションチームはグループ企業のTIMELESS社が開催するオフラインオークションの見学を行い、その場の熱気に圧倒されていました...!さらに、オンラインオークションの出品作業現場も見学し、高価な商品とその膨大な量に驚き...!実際にプロダクトを利用される大規模な取引が行われるリアルな現場を体感することができました👀

タイムレス本社へ訪問
豪華なジュエリーの数とその落札金額に衝撃…!

提供したかったこと②:プロのエンジニアマインドを吸収する『エンジニアとの深い交流と学びの促進』

今年のインターンシップ期間では、多くのエンジニアとの深い交流の機会を設け、エンジニア組織の文化やマインドセットを学んでもらいました。技術だけではなく、その背後にある考え方や哲学を深く理解することで、豊かなエンジニアリングの世界を感じてもらうことを目指しました。

【メンターのフォロー】
経験豊富なエンジニアが各チームで2名ずつメンターとしてサポートしました。開発へのアドバイスだけでなく、デイリーのミーティングを通じて、学生の疑問や課題を共有し、一緒に解決策を考えていきました。
また、期間内に学生とメンターとの2on1を2度実施し、一番近くで見ているからこそ気づける各学生の良さや更に成長できるポイントをフィードバックする機会を設けました。

【エンジニアリングマネージャーによるオリエンテーション】
CTO室 マネージャー 渡邊によるオリエンテーションを本年度も実施しました。今回は期間内で2度開催し、初回はタスク管理、2回目は質問の作法と開発生産性に焦点を当て、学生の学びをさらに促進させました!

昨年度も好評だった渡邊によるオリエンテーション

【複数回の懇親会】
様々なレイヤーの社員との交流を増やし、我々のカルチャーを深く知ってもらう懇親会も複数回実施しました!マネージャー陣とのウェルカムパーティーや新卒エンジニア社員とのゲーム大会、そしてCTOとの打ち上げなど、さまざまな形式の交流を通し、多くの社員とのコミュニケーションを楽しんでいただきました🥳
BuySell Technologiesの事業や開発環境、技術、就活についてなどなど、様々な話題で大盛り上がりでした!

ウェルカムパーティーやゲーム大会はオフィスにて盛大に開催!
23卒とのゲーム大会は予想以上の盛り上がり!!

【KPTでの中間振り返り】
このインターンシップの半ばにあたる2週目に、各チームで中間振り返りを実施しました。進捗の振り返りやKPT(Keep, Problem, Try)の議論を通じて、今後の開発指針を模索しました。また、この場で学生それぞれの本インターンへの期待値や意図を共有し、チームとしての結束を強化しました!!🔥

Stockチームの振り返りの様子
オークションチームの振り返りの様子

【成果発表会】
最終日には、成果発表会を実施しました。オフラインではエンジニア社員30名が参加。またリモート勤務社員に向けて、オンライン中継も行い、20名が視聴。計50名程の社員が参加学生のアウトプットを見守りました。
発表テーマは「今後もエンジニアとして働くために大切なこと」と設定し、実際に対応してもらったタスクや開発の成果だけでなく、期間内の学びや気づき、それを今後どう活かしていくかにフォーカスしてアウトプットしてもらいました。

結果は大成功!!👏👏
見学していたエンジニア社員からも「大事なことに気づかされた」「こちらが学びになった」ととても良いリアクションでした...!!💯

オフライン会場の様子
発表前の参加学生(緊張の面持ち…)
各学生発表後にはメンターからフィードバック(皆さまよく頑張りました!)
予想を超える学生らのアウトプットにCTOも感銘を受けておりました…!

提供したかったこと③:未来を見据えて目の前のことに取り組む『人事のフォロー』

我々人事チームは、参加学生とは期間前から複数回面談を行っていました。ただ参加するのではなく、なぜ本インターンに参加するのか、期間内に何を学びたいのか、何を直接見てみたいのかを明確にすることで、本インターンが参加学生にとっての価値を最大限にすべく、フォローに努めました。

【人事と定期1on1】
期間内にも週次で人事と参加学生で1on1を実施し、当初の期待値と現時点での学びや充実度合いを振り返り、更に残り期間の行動指針を一緒に考えました。また、具体的なキャリアの方向性や進行状況、課題についても深く話し合いました。

【就活セミナー&座談会】
最終日の成果発表を経て、直近で就活を控える学生に対し、更なる価値提供が出来ないかと思い、就活セミナーと23年新卒エンジニアとの就活座談会を実施しました。就職活動の本格化を目前に控える学生の皆様に対し、始め方や進め方、大事にすべき考え方などを赤裸々にお話いたしました!

参加学生の声

エンジニアを志望し社会人になっていく人として、かつてない成長を遂げることができたと自負しております。技術面でもチームコミュニケーションの面でも、ともに大きく自信を付けることができました。
現場見学は、フロントエンドの開発にあたって想定しなければならないユーザー体験に対する解像度が上がり、モチベーションアップの契機となりました。
今回のインターンを通して、toB はユーザーをイメージしにくく、toC はユーザー (=消費者) を想定しやすい、という既成観念を一新することができました。技術が消費者ではなく事業に指向していることで、より近いところでのフィードバックが得られるので技術も成長しやすく、事業側もカスタマイズされた技術の導入により、フレキシブルに成長できる、という win-win な関係を実感できました。

私がこれまで経験したことがなかったエンジニアとしての仕事を経験することができ、BuySell Technologiesだけではなく目指すべきエンジニア像についての解像度も上がりました。私がこのインターンシップに期待していた、ユーザーと共創することであったり、技術以外のエンジニアのスキルを学ぶことができ、そのうえこれから就活する上での軸を見つけることもできました。非常に満足しています。

初めてのサマーインターンシップということもあり、当初のサマーインターンシップへの期待値をどのように達成しにいくかが曖昧になってしまっているタイミングで最初の青山さん(人事)との1on1があり、すごく有り難かったです。あのタイミングで振り返りができていなかったら、その後目標に対して意識的に動けず、最終的な満足度が変わっていたと思います。
また、直人さんのオリエンテーションは総じてすごく印象に残っています。お話を聞く中で、個人として解像度が上がる部分も有りましたしBuySell Technologiesのエンジニア組織として何を考えて作り上げているのかも見えてくる部分があり、インターンシップ中のオリエンテーションとしてすごく意味のあるプログラムでした。

メンターお二人とも、私からの質問に対して嫌な顔せずに答えてくださったり、一緒にご飯に誘ってくださったりして、楽しい雰囲気を作ってくださいました。技術力も高く、尊敬できる部分が多かったです。自分は働く場所として、「人」をとても重視していますが、その面でBuySell Technologiesさんは二重丸です。
環境としても、メンターからのフィードバックで自分の成長できるところをきちんと見出せることが出来たので、BuySell Technologiesさんでは人間的にも技術的にも成長できそうだと感じました。

就活としてのサマーインターンシップを考えても、BuySell Technologiesのカルチャーを知り、入社後のイメージを作りたいという目標に対して期待値以上に達成できたかなと感じています。また、就活セミナーと23年卒の方々との座談会を通して、自己分析と企業分析をきっちりやって、よく頭で考えて就活し、納得して就活を終えたいと思いました。

最後に

BuySell Tech Summer Internship 2023は 、ただのインターンシップでは終わらせず、参加学生の皆様にリアルな現場やプロのエンジニアリングを体験していただくと共に、未来のキャリアもしっかりとサポートするものとなりました。参加してくださった学生の皆さま、本当にありがとうございました。

この記事を通して、我々が開発組織においては、ただコードを書くだけではなく、事業成長や現場理解、学びの促進、コミュニケーションを重要視しており、採用においては、そのリアルをお伝えすることと、学生一人一人の成長、それぞれのキャリア形成を大事にしていることが伝わっていれば幸いです。


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