先日、アメリカのコンベンションで大仁田さんとご一緒させていただいた。同じブースに二人並んで半日間のサイン会。隣に大仁田さんの姿を認めるにつけ、これは非常に珍しい組み合わせだなと我ながら思ってしまった。なにしろこれまで大仁田さんとの接点はほとんどない。たまたまどこかで一緒になったさい、数回ご挨拶させていただいた程度。試合でからんだことは一度としてない。いや、その可能性はあった。というか、オレ次第で実現していた。しかも一騎打ちで。それについては最後に書く。とにかくオレにとって、ほとんど未知なる大仁田さん。そんな大仁田さんと半日ご一緒させていただける機会とあれば、オレは絶対に知りたかった。どうして多くの人間が大仁田厚に心酔してしまうのか？大仁田さんの魅力の正体とは？そんな目論見をスニーキーにひた隠しつつ、大仁田さんと隣り合わせで半日間のサイン会が幕を開けたのであった。