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政治経済をくりぃむしちゅーのオールナイトニッポン風にして解説してみた1

有田「というのもね、上田さん」
上田「がはっ!いきなりそんな始まり方ないでしょー。リスナーはこれから聴くっていうのによー」
有田「いやぁ、盛り上がってる話があるんですからぁ」
上田「なら最初からリスナーに聴かしてやれや」
有田「そんなこと言われたらもうこの話はナシですよ」
上田「やめんのかよ!お前なー、気抜きすぎ。今日からレギュラー放送が復活するっていうのによー」
有田「そうなんですよ!待ちに待った今日は第164回というわけなんですけど」
上田「もうウ○コチ○コ番組はやめようぜ」
有田「もちろんですよ。僕はね、今日、日本のために固い決意でここに来たんですよ」
上田「お、有田のくせにどうした」
有田「僕ね、見ちゃったんですよ、ニュース」
上田「なんかあったっけ?」
有田「僕見たんですよ。安倍さん、石破さんに並んで上田さんが映ってるのを」
上田「まさかお前、、、久々なのに、、、?」
有田「出るんですよね?自民党総裁選」
上田「そんなおふざけには付き合ってられませんよー」
有田「あれぇ?僕の見間違いだったのかなぁ?僕、奥さんと一緒にテレビを見てたんですよ。そしたら総裁選の報道がやっててね」
上田「うん、それで?」
有田「岸田さんが立候補を辞退して、安倍さんと石破さんの一騎打ちになると思われた矢先、もう一人の立候補者が現れましたって報道してたんですよ。そしたらタマキン顔の上田さんが映ってて」
上田「リモコン間違えて押しちゃって、別の番組と勘違いしてるんじゃないか?」
有田「あーそういうことかぁ。たしかにリモコンの操作ミスだったかもしれないですねぇ。じゃあ上田さんは自民党総裁選に出ないってことでいいですよね?僕の見間違えだったんですよね?」
上田「出るよ。。。やっぱ、今この日本を引っ張れるのは俺しかいないだろ?」
有田「え、、、うーわー、、、やっぱりあれは見間違いじゃなかったのかぁ。ついに上田さん、自民党総裁からの総理大臣ですか」
上田「まーな。だって俺だぜ?」
有田「ちょっと待ってくださいよ。くりぃむしちゅーはどうするんですか?コンビ解散とかやめてくださいよ」
上田「まー二足のわらじは無理だろ。あとはコトブキとお前の二人で頑張れや」
有田「メディア王の次は、日本の王ですか。上田さん変わっちゃいましたね」
上田「まーまだ俺に決まったわけじゃないからな。安倍さんや石破さんの可能性もあるわけだし」
有田「まーそうですけど。ところで立候補には20人の推薦人を集める必要があるじゃないですか。どうしたんですか?」
上田「自民党には、上田派のヘビーリスナー議員がたくさんいるのよー」
有田「えええ!?議員にリスナーなんていたんですか?」
上田「そうだよお前。レフトに農器具、よしだただひろにロングラン、避妊具の向こう側とかな。あいつらが立派な大人になってくれて嬉しいのよー」
有田「おお!おなじみのハガキ職人たちですね。懐かしいですねー」
上田「たまによしだと松戸行くのよー。松戸の情熱的な女はまだ元気かなーって」
有田「いい加減にしてくださいよ。どうせまた玄関開けて2秒でパイ揉みでしょ。これから日本の総理大臣になろうって人が何をやってるんですか」
上田「わりーわりー。そこは俺のお茶目な一面に免じてさ」
有田「ところでマニフェストとかちゃんとあるんですか?聞かせてくださいよ」
上田「んーとね、俺が引っ張る」
有田「ふざけないでくださいよ!そんなんじゃ絶対に務まりませんよ」
上田「なぁ、有田よ。黙っておくわけにはいかないか。口をつぐむわけにはいかないか」
有田「これはさすがにまずいですよ、上田さん。ホントに。わかりました。僕が特別に政治経済のことを教えてあげますよ」
上田「お、有田のくせにどうした」
有田「覚えてます?僕、黒瀬のせいで数学は苦手でしたけど、原先生のおかげで政治経済は真面目に勉強して立教に入りましたから」
上田「あーそういえばそうだっけか。俺は暗記が得意だから歴史とかそっちばっかりやってたんだよなー」
有田「歴史も大事ですが、これから一国のリーダーになる男が政治経済を知らないってさすがにまずいでしょ」
上田「たしかになー。よしわかった!頼むわ!俺国民にかっこいいところ見せたいのよー」
有田「わかりました。任せてください。じゃあ早速レッスン始めますよ」
上田「おう」
有田「みんなね、政治経済って難しいなぁってイメージあるじゃないですか。あれは完全な誤解なんです」
上田「え、そうなの?ニュース見てても実際よくわからないんだよな」
有田「じゃあこれから、難しい言葉を使わずにシンプルに教えていきますね」
上田「おっけー、ちゃんと正座して聞くわ」
有田「まず、最も重要なことから教えますね。政治経済には『前提』があるんですよ」
上田「前提?」
有田「そうなんです。この『前提』が抜けてるから、みんな難しいって感じちゃうんです」
上田「ほう、それくらい重要なんだな」
有田「超重要です。この『前提』を理解すれば、政治経済の7割は理解したことになります」
上田「7割!?そんなに?イチローでもそんなに打てないのよー」
有田「茶化さないでくださいよ上田さん。それにスベってますよ」
上田「おい有田。黙っておくわけにはいかないか。口をつぐむわけにはいかないか」
有田「ちゃんと聞いてください」
上田「おう、すまんすまん」
有田「この『前提』を理解していると、専門知識がなかったとしても自分の頭で良し悪しが考えられるようになります」
上田「ほうほう、すごいな。その『前提』ってやつ」
有田「でもね、上田さん。なぜか、この『前提』は今までどの有識者も語ってこなかったんです。誰も。理由はマジでわからないです」
上田「気になるねー」
有田「もしかしたらこれはタブーなのかもしれないです。あるいは当たり前すぎて改めて言うことでもないってことなのかもしれないです」
上田「早く教えて欲しいのよー」
有田「政治経済の『前提』は3つあります。1つずつ教えますね」
上田「分かりやすく頼むわ」
有田「まず1つ目を言いますね。『人の立場によって正解・不正解が異なる』です」

たぶん【その2】に続く。