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エトルタ 潮の満ち引き

今回の旅行中に撮った写真の総数がなんと1800枚。これを時系列順に整理しながら記事を書いていこうかと思ったんですが、長大になってしまいそうなので、テーマ別に書いていこうと思います。
今回はエトルタ海岸の干潮と満潮の差に絞って写真をあげていきます。

干潮時の海岸
満潮時の海岸

この海岸では、満潮時と干潮時の海面の高さが6メートル前後も違うそうです。干潮時にはゴツゴツとした岩場を絶壁のアーチまで歩いて行けますが、満潮になるとその岩場が完全に水没してしまいます。

干潮時
満潮時

絶壁の上に登って、同じアーチを反対側から。波打ち際の場所の違いが歴然です。

上の写真を撮影したのと同じ場所から反対側を臨むと、また別のアーチがあります。こっちは干潮時の写真がない(あるいはまだ見つからない)のですが、潮が引いている時なら二つのアーチをくぐって、さらに向こう側の浜辺まで歩くことができます。私も実際に歩いてきましたが、その話はまた別の記事で。

最初のアーチのすぐ近くにある尖った巨岩。アルセーヌ・ルパン(三世じゃない方)シリーズのひとつ「奇巌城」のモデルになった岩だということは、ご存知の方も多いかも。私も子供のころに確かに読んだ覚えがあるのですが、話の内容はすっかり忘れてしまいました😅
それはともかく、手前の崖の上に立っている人影(長時間露光なのでブレてますが)から、ここの絶壁の高さや奇岩の巨大さを推測していただけるかと思います(ちなみに、人が立っている崖と奇岩の間の距離は、写真だと近く見えますが、実際には200メートルかそれ以上あります)

今回エトルタには4泊5日で滞在したのですが、潮の満ち引きや天候、時間帯によって、この同じ岩・同じ絶壁が様々な表情を見せてくれて、まったく飽きることがありませんでした。
というわけで、次回は夕景をまとめて紹介しようと思っています。