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豊能町発!地域でつくる『ココカラスペース』

800万人の団塊世代。この800万人が2025年には75歳以上となります。
もちろん、医療や介護が必要になる人も増えますよね。
『令和』に変わる2019年。これからの日本はどうなっていくのでしょうか?

今後の地域の在り方を考えるヒントになる出会いがありました!
『高齢化率約40%の町で活動する地域密着型訪問看護ステーション』
株式会社フリーステーションさんにインタビューさせていただきました。

厚生労働省のホームページより...

2025年を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。

出来る限り元気で自分らしく地域で過ごしましょうっていうことですかね

言うは易く行うは難し。

これからの地域の在り方について『株式会社フリーステーション』代表取締約の小宮悦子さんと樽谷夏映さんにお話を聞かせていただきます。

最初に訪問看護ステーションを運営しながらレンタルスペースを始めようとおもったんですかと尋ねました。

「ここはレンタルスペースではなくて、地域の人に貸してその人たちが盛り上げてくれるような。私たちが黒子になってお手伝いできたらいいなって」「高齢者の居場所はつくりたいけど、高齢者だけの居場所はつくりたくない」
「若い人、子どもたちで盛り上げて、そこに高齢者の人を巻き込んでいくイメージでやっています」と小宮さんは話します。

『若い人で盛り上げて、そこに高齢者を巻き込む』
住み慣れた地域で長く過ごす。多くの世代が交流できるとご近所付き合いが強化されたり、助け合いに繋がったり...
これからの地域の在り方を考えるうえでキーワードになりそうです。

ココカラスペースでは
月曜日:美腸力アップバレエ リトミック
火曜日:ランチ&カフェ(めぐりるら)
水曜日:ピラティス 喫茶
木曜日:リトミック 体力向上クラス ラテンステップクラス
金曜日:ランチ&カフェ(+NICO)
毎日、多くのコンテンツが開催されています。
驚いたことに全て地域の人が自ら希望して教室やカフェなどを行われているそうです。

とても多くのコンテンツが毎週開催されています。
ココカラスペースの活動内容を樽谷さんがはなしてくれました。
ある人は、自分の町を元気にするには自分が元気じゃなきゃいけない。色んな人を元気にするために教室を開いたり
引っ越してきた人が、この町のためにできることはないのかと相談にきてくれたり
豊能町に住む人が自分の町を良くしたいと熱意を持って教室やカフェを開催されているようです。
最後に樽谷さんは
「借りていただいたからには、絶対に自分が思っていた以上の繋がりを持って帰ってもらえるようにしたい」と。

「若い人、子どもたちで盛り上げて、そこに高齢者の人を巻き込んでいくイメージでやっています」
「ここはレンタルスペースではなくて、地域の人に貸してその人たちが盛り上げてくれるような。私たちが黒子になってお手伝いできたらいいなって」
最初に小宮さんが話していた内容がそのまま実践されているように感じました。
私がインタビューに伺った際も受験を控えるお子さんを育てているお母さんがカフェを開いていました。
そこには若い人、高齢の方、年齢を問わずにカフェでひと時を過ごしていたのが印象的です。

豊能町発!地域でつくる『ココカラスペース』にみなさんも足を運んでみませんか?

ご協力いただいた小宮さん、樽谷さんが所属する
株式会社フリーステーションはこちらから

ココカラスペースさんの紹介動画はこちらから

この記事を執筆させていただいた三浦のプロフィールはこちらから


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