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羽田空港 spot81-84からの出発

2021年とだいぶ前の記事なのですが、先日こんな記事を見かけました。

CO2削減や時間短縮を狙い、羽田空港第二ターミナルのspot81、84からpushbackせずに直接E-TWYへtaxiする運用開始という記事です。

AIRAC2310 AD-2.24.1-RJTTより 赤矢印追加

大抵はpushbackしてからtaxi開始ですが、pushbackせずにtaxi開始というやり方です。

そこでふとした疑問が。
pushbackせずに直接前方に自走する(E-TWYに直接入る)と言うことは、管制官との交信にも独自な言い回しがあるのでは? VATSIMで飛ぶ時にどうせならリアル運用に近いやり方でやりたいし、と言うことで、直接羽田空港まで行って聴いてきました。


結論:
特に変わったことはなく、[callsign] request taxi, information [ATIS]. でした。GNDとのイニシャルコンタクトがtaxi要求になるのでATIS通報があるもの、それ以外はなんてことない普通の交信。残念。

交信は何てことなかったのですが、記事に記載のあった81、84だけでなく82からも直接E-TWYに出ているのを目撃できたので、これだけでも来たかいはあったかな。。

記事の通り、84からもしっかりと自走

83は?と思ったのですが、目撃はできず。ただ、E-TWYに出る道が81, 82, 84では白くなっているのに比べて83は真っ黒になってた=飛行機が通らない、つまり83から直接出る運用はまだなのでは?と推測しています(2023年9月現在)。実際に83からは自走ではなくpushbackしてるのを目撃したわけではないので、確実ではないのですが、、

以上、とても地味な運用調査でした。たのしい!

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