心が震える瞬間

noteを開くのがかなり久しぶりです。ふうです。
久しぶりに開いたら、こんな投稿していたっけ?という自分の投稿を見て、なんだか知らない自分に出会った気分です。
1年経つともう自分でさえも他人な気がしてきますね。

久しぶりに心が震えた経験をしたので、記録に残しておきたくなりnoteを開きました。

みなさんは心が震えたり、涙が溢れるのはどういうときですか?

私は昨日、ある人の言葉で涙が止まらなくなりました。
私はなぜあのとき、涙が止まらなくなったのか、心が震えたのか、それをnoteを書きながら考えたいと思います。

このところ、私は様々な業務に追われていました、小さなミスもあり、少しキャパオーバー気味でした。
そんな中、お客様からのお電話でのお問い合わせ。
少し強い印象を抱くお客様でした。
お問い合わせの内容を確認し、お答えするとご納得いただけないご様子。
対応に悩んだ私は上司に相談しました。

その時、上司が私に出した指示に、涙が勝手に溢れてきてしまいました。

お仕事のことなので詳細は控えますが、このときに涙が止まらなくなったのはなぜなのだろう。冷静になった今、振り返ってみたいと思います。

まず、自分では対応しきれない内容になってしまい、不安でいっぱいになっていたところで、上司が電話にワンコールで出てくれたこと。
「安心感」によってまず心が震えました。

そして、状況説明を「うんうん」と聞き、すぐに理解してくれる理解力。そしてそこからお客様の状況と私の状況、今後の対応を考え出す判断力。
怒ることなく責めることなく自分の話を聞いてくれる「信頼感」そして自分の話が伝わっているという再びの「安心感」。

また、今後の対応の内容が自分では思い至ることのない視点での対応となり、自分自身の「不甲斐なさ」や「考えの至らなさ」に悲しくもなりました。

さらに、終始落ち着いた態度と言葉、最後に「この対応でどうだろう?納得できるかな?」と、最終の理解と判断を私自身に委ねてくれたこと。

ああ、これが、上に立つ人間か、と。

圧倒的な経験値の差、思考力の差、芯の強さ、思慮深さ、言葉選び、挙げたらきりが無いほど、私には至らない点がありすぎました。

結局、わたしが心が震え涙が溢れた理由は何だったのでしょう。
まずタイトルで「心が震える瞬間」としたいと私が直感的に感じたので、自分が感じた悔しさや至らなさは直接的な理由ではない気がしています。

それよりも、なんというか、上司の英断がまるで歴史を動かす大きな出来事に出くわしたかのような気持ちになり、思わず心が震えました。

こんな考え方ができるようになりたい。

#備忘録

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