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中国食道楽記⑴ ー大都会北京・北朝鮮レストラン編


海外の大きな街には大抵中華料理屋があって、慣れない食文化に疲れた私をいつも助けてくれる。特にヨーロッパでは、パンと冷たいピザしか買えない貧乏旅行者の胃袋を、中華は温かく満たしてくれたものだった。海外の日本食レストランは色々間違っているうえに高いけど、中華はどこだって安くて旨い。中華は大正義。というわけで本場中国で食い倒れの毎日を過ごしてきました。色々あったけど、ここでは食べ物にフォーカスして写真を載せます。

ルート

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北京→西安→(蘭州)→夏河→西寧(⇔青海湖・チャカ塩湖)→張掖→敦煌
計二週間

北京編

大都会北京。歴史的建造物、博物館、北京坊や五道营胡同、798芸術区といったハイセンスなエリアから、古びた細い路地が続く胡同と、見どころが多すぎて時間が足りなかった…。食の種類が豊富でおしゃれな食べ物もたくさんある。

炸醤面(ジャージャー麺)

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老舗の料理屋が軒を連ねる前門・大柵欄エリアで。炸醤面は北京の名物というか、外食においてかなりポピュラーな食べ物っぽい。黄醤の入った甘辛い肉味噌が別添えで出てきて、麺と絡めて食べる。店によって麺がやわやわだったり具がなかったり当たりはずれあるけど、ここのは非常においしかった。中国語では「麺」を「みぇん」って発音するのがかわいい。

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ぎょああ…

茉莉花茶冰淇淋(ジャスミン茶ソフトクリーム)

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北京なのでこういう洒落た食べ物もたくさんある。


北朝鮮レストラン

北朝鮮と国交がある中国には北朝鮮直営レストランがある。というわけで万里の長城ツアーで一緒になった旅行者を誘って行ってきた。北京市内にいくつかあるが、一番有名らしいところは中心部から電車で40分くらい、コリアンエリアにある「玉流館」。本店は平壌にあり、外交の場として多くの政治家が訪れる有名店。

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店内はホテルの宴会場のように広くてきらびやか。正面には舞台があって、そこでウェイトレスの女性たちが歌ったり踊ったりしている。

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ウェイトレスはもちろん全員北朝鮮人で、美女揃い。国内から2~3年働きに出されるらしい。お客さんのなかにはお気に入りの娘目当てに通い詰める人もいるらしく、曲が終わると花束を渡したりしていた。

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南北首脳会談の夕食会でふるまわれた平壌冷麺。夕食会で出された冷麺も玉流館本店で作ったものらしい。麺の色が黒くて、ほとんど辛くない。おいしい。他のみんなはなんか変わってる食べ物~って言って残してた。

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料理を取り分けてくれている。英語は通じないけど笑顔が麗しかった。

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牛肉とぷにぷにした太麺を和えた料理。

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左からパキスタン人のアティフ、私、オランダ人のルシアナ、アティフがどこかから連れてきたチリ人夫婦。アフィフと私の縮尺おかしくね?

韓国料理ほど辛くなく美味しくて、しかも一人100元(約1500円)とかだからそこまで高くない。複数人で行くことをお勧めします。

便利店(コンビニ)

北京には日本のコンビニ(セブン、ローソン、ファミマ)がたくさんある。日本でも売ってる食べ物(悪魔のおにぎりとかパンとか、コロロとか)やコスメ(雪肌精とかビオレとか)も売っているし、中国にしかない商品もあって楽しい。価格はスーパーに比べると高めだが、フルーツサラダやコブサラダは日本より大きくて色んな食材が入ってて安かった。


↓サラダキチンもある。

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↓ココナッツがこの状態で売ってるの面白い

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超市(スーパー)

北京のスーパーは、水槽にカニがいたり大きな生肉の塊がそのまま売られていたりと市場みたい。あと野菜や果物が意味わからんほど安い。大きな葡萄がたくさんで6元(90円)なので朝ご飯に食べてた。

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続きます。




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