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最新のブレスト手法!従来の2倍もアイデアが出せるエレクトリックブレインストーミングとは?

1950年代にAlex Faickney Osborn氏によって考案された、通常のブレインストーミング。従来より50%以上も創造性が高まる会議法として、今もまだまだ世界中で使われている、超有名な会議法。

ブレインストーミングのルールをおさらいすると、

・みんなでできるだけ大量のアイデアを出す
・他人のアイデアへの批判や判断は絶対にしない
・ユニークで斬新なアイデアほどみんなで褒める
・すべてのアイデアを結びつけてブラッシュアップする

実はこの効果、後の研究で否定されています。

心理学者 Eduardo Salas がおこなった、約800チームを調べたメタ分析で、ブレインストーミングは効果がないどころか、1人で考えてるほうがよっぽどマシということがわかりました 笑

じゃあもうみんなで意見出し合うの無駄じゃん!解散!…ってわけではなく、さらに会議法の研究はすすんでいます。

有名なものでは、意見を出し合う方法を紙に置き換えた、ブレインライティングというテクニックが有名ですが、今回は私がもっとも気に入っている、エレクトリックブレインストーミングというものを紹介します。


2倍のアイデアを引き出せる!
エレクトリックブレインストーミング

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クイーンズ大学によるエレクトリック・ブレインストーミング。

現在、アメリカのアリゾナ大学などが積極的にすすめているテクニックで、実際、すでに数百を超える研究で効果が実証されています。

アイデアの質と量のどちらも大きく向上することがわかっており、通常のブレインストーミングと比べ、2倍のアイデアを引き出すことができるとのこと。

成功や目標にたどり着くまでの時間は、アイデアの数に比例しますので、2倍のスピードで目標達成ができることになります。これだけ効果がわかっていながら、使わない手はないですよね。

エレクトリックブレインストーミングのルールはこれ。

・会議の参加者は、他の参加者と顔を合わせず、自分のアイデアをコンピューターに入力していく
・他の参加者が書き込んだアイデアをリアルタイムで確認しながら、そこへさらに新たなアイデアを入力していく

この、エレクトリックブレインストーミングのメリットは大きく分けて3つあります。

1. 集まらなくていい
会議のために集まる無駄がないということ。オンラインサロンなどでも簡単にできるので、個人的には一番これがありがたい。

2.意見を出しやすい
こんなこと言ったらどう思われるだろう、こんなアイデア出したら恥ずかしいというような、まわりの参加者からの評価に対する不安が軽くなります。また、顔を合わせていたら、パワーのある人、権力のある人の意見と反対の意見を出しずらくなる傾向にありますが、そういった方たちと顔を合わせない分、意見を出しやすくなります。

3.プロダクションブロッキングの防止
プロダクションブロッキングとは、せっかくいいアイデアが思いついたのに、人の話聞いてるうちに忘れちゃうアレです。1人で画面に向かって文字を打つので、何か閃いたら、すぐにメモったり意見をそのまま出すことができます。


エレクトリックブレインストーミングに最適なツール

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slackやLINE、Discordを使おうって話が一般的ですが、普通に使っても、アカウント名が表示されてしまって匿名じゃないんですよね。

1回1回アカウント変えたら?って話も聞いたことはありますが、とても面倒で現実的ではありません。

じゃあ何を使ったらいいのかというと、

・匿名で入力できる
・他の人の投稿したアイデアをリアルタイムで閲覧可
・無料ツール

上記の条件を満たし、しかも設定に専門知識が全くいらない、ものすごく便利なツールがあるんです。ちょっと詳しい方だと、この説明だけでもピーンとくるはず。

他の方のnoteと比べると値段を高めに設定させていただいていますが、たったこれだけで、会議で集まる経費が大幅に浮く分や、これがきっかけでビジネスが成長した後の利益を考えると、十分にお釣りがくると思います。

自分で工夫して何とかするんだ!とか、自分でアプリ作れる!って方は、こっから先は読まなくて大丈夫です。

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書籍の購入資金に充てさせていただきますと言いたいところですが、美味しいものを食べに行きますのでよろしくお願いします。