自分で毎週作っていて思う事
毎週家族のためにラーメンを作っています
スーパーのチルド麺、チルドスープで4人前のラーメンを作ります。
原価的には
・麺5人前 250円
・スープ(鶏がら醤油×2,魚介醤油スープ×1) 180円
・卵 40円
・調味料(酒、しょうゆ) 10円
・出汁パック 10円
・豚小間 200円
・光熱費 120円
【合計】810円 一人当たり原価203円
これがどのくらいのレンジか
売値600円くらいだそうです。
纏めて作ることを考えると、ワンコインくらいで売れるかもしれませんね。
家族に言われていること
そこそこ地域で美味しいというラーメン屋にも行きますが、家のラーメンが一番おいしいという感想を言ってくれます。まぁ家のカレー的要素もあるでしょうね。
近隣専門店のラーメンで言えること
味が濃いのですよね。スープはしっかりとっているとしたら、味をもう少し薄くしても、旨味が伝わると思うのです。それはつまり原価低減です。
1杯千円の壁に対して思う事
他所に引きずられたレシピにもあると思います。それは、塩味であった
り、材料のこだわりであったり。
でも、毎週ラーメンを作っていて思うことは、そこに、素材に対するオーバースペック感です。まぁ、本当に素材の味について理解している人間なんて、1割いればいいんじゃないかと、ホントのところは5%いるかいないか。
原価とターゲッティング
そのこだわりのレシピが50%にしっかり刺さるために、と考えるなら、1杯1200円のラーメンはアリなんじゃないかと思います。
大衆向けであれば、オーバースペックを排除することで、原価は下がります。
スープ麺物の大事な要素
スープをすすった時に、その出汁をしっかり感じられるか、そこに尽きると思います。そういう意味では、市中のラーメン屋の塩味は少し強すぎないかという印象はあります。
うどん、そば、そのあたりの汁も自分で作りますが、100%市販のものというのはやはり飽きるので、自分で出汁を取って、基本的な味を調え、最後に仕上げに市販のものを加えることで、自分に無い汁の味を調えます。
新潟の田舎で育った私の学生時代の都会ラーメンへの印象
水が不味いので、何を食べてもまずかったという印象です。その不味い水に慣れだんだん都会の人間になります。
大学受験で都内に出て、上手いラーメン屋を勧められた友人たちも、皆口を揃え、不味いといったものです。
それもまた真実という事です。
今日はこれにて
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