ポケ森を出る

ドラマー/俳優のシシド・カフカが、いつだか(確かMIYAVIと三浦大知との対談で)、何かを勝ち得ようとする勝負の前には、必ず何かを手放してから家を出るようにしている、そういう話をしていた。そのとき手放すモノは何でも、具体的なモノでないスマホの写真データとかでもいいらしい。このシシド・カフカの方法論には、単なる願掛けと違った、なかなかの説得力がある。

ほしいものは手に入ってからが勝負だ、という金言を、私は 漫画 『プリンセス・メゾン』で読んだ。ここでの「ほしいもの」もやはり、単なるモノに限らず、技術とか地位、結婚生活などなどあらゆるものを指している。何かを勝ち得ようとし、そして運良く勝ち得ても、そこでハッピーエンドではなくライフゴーズオンであって、つまりそれ以前勝ち得た全てに対して日頃掛けている維持費と時間に上乗せした、新しく勝ち得たものの維持費と時間を、自身の生活に計上しなければならない。なのに、1日イコール24時間の定義は伸長してくれない。

だから、シシド・カフカの方法論は説得力がある。

私は新しいことに着手しようとしている。そのために、アプリのリリース以来毎日欠かさずプレイしてきたポケ森を、過失によりiPhoneを隣県に運送してしまった時でさえ、奇跡的にログインボーナスを切らすことなくプレイし続けた、ポケ森をアンインストールする。

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