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メタバースファッションへ込めた想いー主催:矢薙くぅ インタビュー

こんにちは。
イベント・WEBカタログメディア「CLUSTARS Fashion Catalog」です。

「CLUSTARS Fashion Catalog」【cluster開催イベント】【noteでのWEBメディア】でclusterで活動する衣装・アバター制作者とファンの交流を促進し、ファッションやアバターに関する作品を広く紹介しています。

今回は第0回を経て主催の矢薙くぅがインタビューでイベントで実現したいことを語りました。
インタビューしてくれたのは第1回でのMC担当のnozplexです。

矢薙くぅ
CLUSTARS Fashion Catalog主催。プロダーツVTuber。
ダーツのオンライン対戦配信をYoutubeでやっている他
clusterでも毎週月曜に「OPEN MICLUSTARS」にてMCを務めるなど精力的に活動中

nozplex
第1回CLUSTARS Fashion CatalogにてMCを担当いただきます!
https://nozplex.3do1.jp/

柑酉衣豆
CLUSTARS Fashion Catalog運営補佐という裏方雑務。
服飾VTuber(V活動休止中)
VRoidファッションを制作しBoothやココナラで販売中。

nozplexによる主催矢薙くぅの約1万字に及ぶボリューミーなインタビュー早速どうぞ!


CLUSTARS Fashion Catalogが目指すところ

ーnozplex
それでは、まずCLUSTARS Fashion Catalogのイベントですが、最終的にどういったことを目標として活動されているのか教えてください。

ー矢薙くぅ
いろいろな目標があるんですけれども「ファッションイベントとしてとても参加することが簡単なこと」っていうのが目標の一つ。
二つ目は「参加していただいた方々が、より色んな人に知ってもらえる、そしてファンがつくようなイベントにしたい」ということ。
あとは「運営としてコストが少ないこと」開催するうちに疲弊してしまって続けられないんじゃ意味がないので、運営する側も楽にできること。

もう一つ「作った人だけじゃなくて、誰かの作ったものをこんな風に使ったよっていうのを見せびらかせる場が欲しかった」利用してる側の人達も「こんな利用の仕方してるよ」っていうのをアピールできる場でありたいということ。
前回は作る側のみのテスト開催だったんですけど、今回からは着こなし部門も設けて「いいでしょう?このコーデ」みたいな感じで自慢しに来てほしいというのがあります。

ーnozplex
まさに私のこの衣豆さんのペンギンみたいな衣装の事ですね(笑)

ー矢薙くぅ
そうそう…そうですね。

ーnozplex
前回(の打合せで)盛り上がって買ったやつですから。

ー矢薙くぅ
何かね、nozさんのテンション上がりすぎてて面白かったんすよ。

ーnozplex
すごい楽しかった。本当に楽しかった。冗談抜きで、ああいうことですね。

ー矢薙くぅ
ああいう「お着替えって楽しい!」っていうのを味わっていただきたいというのがあるので、作っている側も使っている側も楽しめるイベントにしたいというところです。

<CLUSTARS Fashion Catalogが目指すところ>
・ファッションイベントとしてとても参加することが簡単なこと
・参加していただいた方々が、より色んな人に知ってもらえる、
 そしてファンがつくようなイベントにしたい
・運営としてコストが少ないこと
・作った人だけじゃなくて、誰かの作ったものをこんな風に使ったよ
 っていうのを見せびらかせる場が欲しかった

ーnozplex
ありがとうございます。
CLUSTARS Fashion Catalogが考える「メタバースのファッション」についてぜひ教えてください。

ー矢薙くぅ
「ファッション」っていう言葉って、一般的には「服」だと思うんですね。
「服」だとか「髪型」だとかっていうことになると思うんですけれども、メタバースの中では服・髪型以外にもいろんな要素があると思うんです。
例えば、このclusterだとアイテムを付けられるっていうのがあるので、今僕も頭に闇鍋っていう団体の帽子をかぶっています。志熊ルニさんが作られたものですね。首のところにかけてる金のチャラチャラネックレスもその闇鍋のやつなんです。

この帽子とネックレスはclusterでアクセサリーとして着用

そんな感じでアイテムを使うこともできるし、アバターって別にヒト形である必要はない。ヒトじゃなかったとしてもファッションっていうのは存在できると思ってますので、そういう意味では別に衣服だけに限らない。
もちろん衣服もファッションの重要なポイントであると思うんですけど、衣服・髪型、場合によってはVRoidに入れる刺青だとか、いろんなものがファッションの要素になり得るのだろうと思っております。
なので「衣服だけではなく、姿を着替える要素全てはファッションになりうるんだろうな」と思っております。

ーnozplex
なるほど。すごい壮大だ…でも確かにおっしゃるとおりだなっていうのはすごい思いました。

ー矢薙くぅ
別に人間の形をしてる必要はなくて、例えば最近僕の気に入ってるアバターは犬のアバターで。通りすがりの方にお願いして写真を撮らせてもらったアバターで多分ボルゾイをモチーフにしているんだと思うんですけど。

こちらが撮らせていただいた写真

ーnozplex
ワンちゃん!イメージしていたよりもワンちゃん。かわいい!

ー矢薙くぅ
そうそう、超ローポリなんですよ。首のところに256っていう数字があると思うんですけど、256ポリゴンで作られた…

ーnozplex
そういうこと!ニゴロかと…あれかと思いました、王様達のヴァイキング

ー矢薙くぅ
人の気持ちによって、例えば極端な話で言うと、犬で気楽に歩き回りたいだとか、そういう要求・要望というのも時と気分によってあり得ると思うんですよ。
そういったところまでも含めて「ファッション」なのかな?なんて思っております。

ーnozplex
確かに「バーチャルの世界」だからこその「ファッション」っていう概念なのかなと思いました。たまに雲になりたいなと思ったら雲にもなれるのかなと…雲になれる気がしました(笑)

ー矢薙くぅ
そうですね。
この前、とあるところで会った人は何かむにょーんとした丸いお餅みたいな塊になって、頭の上にポンデ〇ングのアイテムを付けてらっしゃって「ポンデ〇ングの妖精になりたい気分だったんです」って言ってて…

ーnozplex
…どういう気分なんだろう(笑)でもおもしろい!

ー矢薙くぅ
ポンデ〇ングの妖精になりたい気分はちょっと分からないんですが…まあ、そういう自由なところがいいなと。

ーnozplex
すごい自由を感じました、今。

ー矢薙くぅ
気分によっていろんな姿をとれるのがメタバースの利点だから。だからこそ服だけ、服・髪型、あとは化粧…だけに留まらない範囲。
お姿変えること全般を「ファッション」と私は思っております。

ーnozplex
ほう…これはでも本当に伝えたいところですね。

ー矢薙くぅ
そうですね。

ーnozplex
リアルのファッションと違うんだなってすごい思いました。
では、続いて次の質問です。メタバース内でクリエイターがファッションを発表するファッションショーなどの場は今までもいろいろなところで開催されてたかと思います。
CLUSTARS Fashion Catalogの目的・目標にも繋がるところがあるとは思いますが、他のイベントとの違いについて教えてください。

ー矢薙くぅ
そもそもファッションショーをやれる人って相当限られた人になってしまうと思うんです。
というのも、ファッションショーって相当な制作数がないと…出品というか、出そうとするものを10~20と作れて初めて出来るのかなっていうところがあって、かつそのファッションショーを盛り上げるための要素って色々あって、それもまた一生懸命考えて作らないといけない。
そうすると単独でファッションショーを開くって難しいから、何人か呼んで…みたいな感じになって、どんどんどんどん規模が大きくなるし、出せる人も限られるっていうところがあると思うんです。

駆け出しの制作を始めたばかりの人に「その点数を持って来い」っていうのは無理があると思いますし、制作続けてる人も気軽にちょっと季節に合わせてこんなの作ってみたんだよっていうのを簡単にアピールできる機会があった方がいいなと思ったんです。
新規参入がしやすい、少ない点数でもアピールできる機会があって欲しいと思ったので、そのようなイベントになれるように…と思っております。

ーnozplex
なるほど。私だったら最初に1個作ったら、その1個だけでも見てもらいたいなって思うんですけど…
ファッションショーで「自分一人で5~6点とか、いろんなバリエーションを作らないといけない」ってイベントにはちょっと出れないなっての素直に思っちゃいますね。

ー矢薙くぅ
「作ったよ」って言って、自分のX(旧Twitter)に上げてみたりしても、よっぽど有名な方でもない限り、X(旧Twitter)でそんなにバンバン閲覧してもらって「ああ、この人の作品もっと見たい」みたいにはなかなかならないのかな…と。
そういった人達が今後、作り続けていくために何が必要なのかなって思ったら、まずはその人のことを知ってもらうだとか、その人の作品がどこで手に入れられるのかっていうのをちゃんと見つけられる場がないといけないな、と。

ファッションショーの形式で歩いてはもらいますけれども、インタビューもある。
CLUSTARS Fashion Catalogの「カタログ」部分…記事にして残してイベントに観に来れなかった人もその人のことを知れる・その人の作品がどこで公開されてるかを知れるっていう機会を作りたいんです。

CLUSTARS Fashion Catalogのこだわりの部分

第0回歩留マリさんのインタビューシーン(MC リラリン・リラ)

ーnozplex
引き続き次の質問行きます。
ファッションショーの形を取っているというお話でしたが、ファッションショーではないということでしょうか。

ー矢薙くぅ
そうですね。
あくまでもイベントとして見てもらう時の形がファッションショーに似ているだけでファッションショーとはちょっと違うという感じではありますね

ーnozplex
さきほどイベント中にインタビューや記事に残して、ということをするということですが、なぜそういった形にしたのでしょう。

ー矢薙くぅ
そもそも作った衣装を見つけてもらうというのがとても難しいことだと思っているからです。
この前、nozplexさんに話していただいていたことですが、例えば晴れ着だとかキーワードとして検索されやすいものだと衣装を見つけてもらえると思うんですけど、逆にキーワードがはっきりしないものについて、衣装を見つけてもらうっていうのはとても難しいことなのかなと思っています。
ファンの方は「新しいもの作られたんだ」って思って探すと思うんですけど、ファンができないことにはなかなか見てもらえないのではないか。
なので、出演者さんが何をもってどういう風な思いでこの服を作ったんだよとか、そういうことを発信できる場があればいいなと思ったので、そういう深掘りをしようと思っております。

ーnozplex
だからこそのイベントと記事を構成になって補完し合ってるということですね。

ー矢薙くぅ
そうですね。イベントだとやっぱりしゃべりきれないことっていうのもありますでしょうし、イベントの中でURLを出すっていうこともclusterっていうプラットフォーム上であまり推奨されていないことなので、記事で補完しているっていう部分もありますね。

ーnozplex
先ほど「出演者」という表現をされたかと思いますが、イベントの出演者=クリエイターではないのでしょうか。

ー矢薙くぅ
私、放っておくとすぐクリエイターって言っちゃうんですけど、厳密には「出演者」という呼び方にしたい。

※編集注
ここまでの「クリエイター」という発言は編集のチカラをもってすべて修正しております!

ーnozplex
あ、なるほど

ー矢薙くぅ
というのは「クリエイター」って結構な数作られてから名乗るというか…名乗るのがそれなりに先になってしまうのかなと。
中には別に普段クリエイターしてるわけじゃないけど、作ってみたんだよっていう人もいるでしょうし、1着目で作った作品を見せられる場があったほうがいいと思うので。
「出演者」という言い回しにはそういう思いが込められています。
「クリエイターじゃなきゃ出ちゃダメ」って思うような状態にしたくないから「出演者」という言い方にしないといけない…んだけど、よく忘れる!!

ーnozplex
「クリエイター」って言われると「自分はちょっとクリエイターじゃないからな、まだ1着しか作ってないし」っていうハードルがすごい。
「出演者」と言われるとハードルは下がると思うし「自分でも出ていいのかな」って確かに思えるなって思いました。

ー矢薙くぅ
そういう感じですね。

ーnozplex
考えられた表現なんですね!

ー矢薙くぅ
それをしょっちゅう忘れて「クリエイター」と(笑)

ー柑酉衣豆
追加をします!
今、くぅさんが話していた「クリエイターと呼ぶと…」っていう「作ってる人」に対しての表現と同時に、もうひとつ意味があるんです。
第1回からやろうとしてる着こなし部門は「作ってないけどいろんな方の作品を組み合わせてコーディネートしたり、誰かの作品をちょっと改変して自分のアバターにしました」みたいな人もいると思うんですね。
そういうのを発表できる場でもある。
そういう意味でも「クリエイターじゃなくても出演者になれる可能性があるんだよね」っていうところ。
そういう作ってる人だけじゃなくて使ってる人たちも「こういう風に楽しんだら楽しいよね」みたいなの言いあえる場としても、CLUSTARS Fashion Catalogがある。
だから、もうひとつの意味での「出演者」っていうのもあるかなと思ってます。

nozplexが愛用しているペンギン衣装は柑酉衣豆が制作
それを元に次の「衣豆さんと私みたい」と言っている

ーnozplex
まさに今のちょうど衣豆さんと私みたいな感じなんですかね。着こなしてる人と作ってくださった方。
こういったユーザー同士でも楽しみの話が広まるようにしたいということでしょうか。

ー矢薙くぅ
つまり……そうです(笑)
着こなし部門も本当は第0回からできたら良かったんですけど、さすがにね。我々のイベントも手探りで始めているので、はじめからこれをやる時間と体力はないなという感じだったので、次の第1回からになります…
やはり…着ることを楽しんでくれてる人達の声や発信ができる場があってほしいっていうところですね。

ファッション・メタバース・稼ぎ方…

ー矢薙くぅ
やりたいことの中で大々的には言ってはいないんですけれども…
「clusterっていうプラットフォーム上でお金を得る」っていうことが全くできないっていう状態が続いてしまうと、cluster上からクリエイターさんがいなくなっちゃうんじゃないかなということを危惧しておりましてですね。
有償で衣装を売られてる方々がそれなりに発信できる場がないと、そもそもこのclusterのプラットフォーム自体が、その方々に見放されてしまうのではないか。
それはプラットフォームとしても良くないだろう、と。

本当はcluster上にアバターの販売システムもあったんですけども、アクセサリーはあってもアバターはなくなってしまった。
だったら他で補完するしかないよねって。
ロビーのItemショップに展示されているアバターはチケットで引き換えることは可能だけど現状は作って自由に出品できるわけではない。
だからBOOTHで売っているものを発表していただくとか、そういう風にするしかないかなという考え。

「小商い」っていう由宇霧さんという方の言っておられたことの受け売りなんですけども…
大きな稼ぎ方をするんじゃなくて、ちょこちょこでもいいから自分の作ったものを販売するっていう小さなお金の稼ぎ方の口があると、リスクがそんなになくちょこちょこお金が入ってくる。そういう状態だったら活動してる人の支えになるし、そのプラットフォーム自体が見放されるっていうのも減るだろうというか。

ーnozplex
手軽に気軽に販売とかができる機会につなげたいみたいなことですかね。

ー矢薙くぅ
はい、そうですね。
「小商い」の対義語で言うと…
例えば最近も見かけることがあったんですけど、大手VTuberさんが色んな商品や企業とコラボってあるじゃないですか。あれってもらえるお金はそれなりにあるとは思うんです。
でも自分が何かやらかしてしまって企業さんから怒られて、違約金を払えみたいなことになるかもしれないし、企業さんの方が例えば何か問題を起こして、その商品のコラボをしたっていうので、風評被害をもらったりだとか。
そういう稼げるお金も大きいんだろうけど、リスクも大きいっていうのが「小商い」の対義語・対照的な稼ぎ方、つまり「大商い」になると思うんです。
それに比べてBOOTHで作った商品を販売するって、がっぽりお金が入ってくるわけじゃないけれども、リスクもそんなにない。

ーnozplex
「気軽に」「手軽に」そんなに大きく売りたいわけじゃないけど、売れたらうれしいなみたいな活動はできる機会はあげたいってのは、何か伝えて欲しいなってめちゃくちゃ思いました。
やっぱり私は、大手のVTuberの方が目に入る機会がすごく多くて、そうすると「あれができないと売っちゃいけない」ような気に…すごく極端ですけど、やっぱなっちゃうから。
ハードルがすごい高いなって常々思ってたし、それ伝えてもらえたら素直にすごく嬉しいなって今聞いてる自分は思いました。

ー矢薙くぅ
そうですね。
VTuberってやっぱり大きな企業さんに見初められてスポンサーについてもらうだとか、そういう方向を目指しがちではあるとは思うんですけれども、小さく小回りの利くお金の稼ぎ方をした上で、活動を維持するっていうのもできるんじゃないかなとは思っております。ちょっと本題とずれちゃってますけど、ごめんなさい。

ーnozplex
でもすごくいいお話だなって素直に思いました。

第0回をやってみて

第0回の出演者&来場者 集合写真

ーnozplex
今年の2月に第0回を開催してみて、実際いかがでしたでしょうか。

ー矢薙くぅ
いや、本当にね…よかったことが多かったですね。いろんなその感謝の声もかけていただきましたし、やっぱりこれ僕としては悲願だったんですよね。
CLUSTARS TRYっていう参加しやすいイベントができたことによってCLUSTARS Fashion Catalogをやりたいなって思ったんです。
メタバースで何をやっていいかわからない、自分一人でイベントを起こすって言っても何をしていいかわからない。
たとえそれができたとしても大変で、なかなかはじめの一歩を踏み出せない人たちが多いと思うんですね。

それに対して今までcluster上でクリエイターさん、特にファッションにスポットが当たることって結構少なかったと思うんですよ。
今のところアクセサリー販売だとか、そういったものでしかなくて。
とワールド制作者もそうですし、衣装衣服アバターファッションを手がけてる人達もなかなか表に出てくる機会がなかったので、簡単に登場してもらえるイベントというのを作れたというのはうれしいなと思ってます。
それに感謝の声も聞かせていただいたりしましたので、益々もってありがたいな、こちらもやれてよかったなと思っております。

ーnozplex
実はインタビューのカンペでは、第0回でさくまさん・天田美琴さんのインタビューをお話しすると…(笑)

ー矢薙くぅ
あ、そうですね(笑)
さくまさんに言ってもらってうれしかったことですね…!
リアルで可愛らしいなと思った服でも…でも自分には似合わないかもしれないという風に思ってしまって着れなかった。本当は楽しみたかったファッションを我慢していた。でもメタバース空間では遠慮する必要がなくて、自分の着たいものを着れるっていう話を聞かせていただいていた。
その「自分のやりたいことを実現できる」メタバース空間っていうのはいいなと思ったし、それをイベントの中で発表していただけたというのは本当にうれしいなと思っております。

さくまさんのインタビューはこちら

ーnozplex
さくまさん、桜の妖精みたいなすごい綺麗なお洋服を作られてた方だったと思うんですけど、インタビューで私も同じ感動したと今ちょっと思い出しました。
私も確かに着たい服がちょっと自分の見た目的には合わないなと思ったら、やっぱり現実世界だと着れないなっていうのはまさに一緒なんです。
さらにその着れるとしてもそもそも売ってなかったりとか…
バーチャルの世界だと「なりたい自分」になれた上で自分が着たい服が作れて、さらに着れるっていうお話をされてたなっていうのを思い出して、その話感動したなって。
ファッションのイベントを「あっ面白い」って思ったポイントの一つだったなって思い出しました。

ー矢薙くぅ
「でも自分に似合わないな」って思って我慢してる部分をアバターごと着替えることで、その服が似合うアバターでその服を着ることもできるっていうところがメタバースの面白いところだなと思います。

ーnozplex
確かに最初のお話にあったCLUSTARS Fashion Catalogの「ファッション」そのものですね。
もうひとつの天田美琴さんの話も是非教えてください。

ー矢薙くぅ
天田美琴さんのインタビューで、別にファッションじゃなくてもチャレンジできることを探していたので「チャレンジできるイベントだったら何でもいいから参加したかった」
要するにメタバース上で初めて参加するイベントを探していたということで、まさにこちらが望んでいた「初めてのメタバース上での挑戦の機会」になれた。
目的としていたことの一つ、それを実際にやってくれた。「参加できると思ったので参加してみました」と言ってくださったことがうれしいなァと思いました。

天田美琴さんのインタビューはこちら

ーnozplex
インタビューで初めて自分で全部服を作りましたとおっしゃってたような記憶があります。
出演発信してくださったお二人の話をちょっと聞かせていただいて、あのイベントの目標とするところとか、主催者、出演者の意図とか気持ちなどしっかり受け取ってくださってるように感じました。

ー矢薙くぅ
やっぱりうまく説明できているのだろうか?と自信がない…
説明会イベントを2日間してたんですが、自分の思っていることは本当に皆さんに伝わっているんだろうかと不安ではあったので、意図したところを汲んでいただけたお二人がいたというのはとてもとてもうれしかったですね。

ーnozplex
私動画で見たので、参加者っていうほど参加はしてはいないと思うんですけど、実際、今回のお話しを聞かせてもらうと、本当にまさにそれを体現してるイベントだったんだなっていうのをすごい感じた次第です。ただの感想ですが(笑)

ー矢薙くぅ
ありがとうございます。

ーnozplex
私も結構楽しんでいたし、バーチャルの世界での楽しみ方っていうのが今回、ファッションとか挑戦とかっていうところだと思うんです。素直に私は楽しみ方がよく分かってなかったというか、呼ばれたからその場に行くことはあっても、私自身がバーチャルの空間ですごく楽しんでたかと言われると「何したらいいか分からなかった」っていうのはちょっとあったので「こういう楽しみ方もあるんだな」って知れたのは本当にすごく良かったなって今思ってます。

ー矢薙くぅ
メタバースって初め本当に何していいかわかんない場所だから合わないって思っちゃってやめちゃう方って結構多いんですよね。
「何をやってもいい」っていうのは、ゲームとしては難易度高いじゃないですか。
RPG始めた時って○○村へ行けみたいな、もう状況がそうなってるから、とりあえずよくわからんけどやってみるかって思って始められるんですけど…
メタバース空間は特に目的が明確にあるわけじゃないんで、どういう楽しみ方をしていいのか分からないっていう人いっぱいいると思うんですよね。
その中で「人間との関わりで面白かった」だとか「イベントで参加というか見る側に立ってみて面白かった」だとか「イベントを自分でやってみて面白かった」だとかっていうのが味わえるとメタバースも面白いなって思えるんだと思うので、その楽しいの一つになれたらうれしいなと思っております。

ーnozplex
おお~。やっぱりこのバーチャルの世界ってよく「なりたい自分になれる」って単語よく見聞きするなと思うんですけど、なりたい自分になったとて見せる場がなかったら、すぐ飽きちゃうような気がするんです。
なので、やっぱり気軽に見せる場があるのってほんと素敵なことだなって、今回しみじみと…これもただの感想なんですけど、感じてる次第です。
盛り上げたいですね!

ー矢薙くぅ
でもあんまり意気込んで盛り上げたいっていうよりは、勝手に盛り上がってくれる方がうれしいというか。
むしろ「こんな楽しみ方もあるじゃん?」っていう要望が出たら、それに沿いたいぐらいな感じではあります(笑)
今までやってることはこちらからある程度の需要を予測してやってみたもの。
まだまだ開催してみて「いや、こういうこともやりたいんだけど」みたいな話を聞き取れてるわけではないので、今後も何かしら要望があれば取り入れられるものは取り入れていったらいいんじゃないかなとは思います。

さいごに

まだまだテスト開催だった第0回CLUSTARS Fashion Catalog。
第1回ではいよいよ着こなし部門も増え、フルスペックで開催となります。

開催についてはイベント開催情報のマガジンをご覧ください。
随時更新してまいります。

またCLUSTARS Fashion Catalogでは出演者を募集しています。
自分が作ったもの、コーディネート、何かのファッションを見せたい自慢したい方、出演してみませんか。
募集についてはイベント出演者募集のマガジンをご覧ください。

これからのCLUSTARS Fashion Catalogは主催が言う通り
出演者のみなさまの意見で色んな楽しみ方を作っていきたいと思っております。
ぜひぜひ興味がありましたら出演やイベントに遊びに来てみてくださいね。

それではイベントや記事でまたお会いできるのを楽しみにしております。


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