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備忘録

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最近の記事

待ち合わせ場所で見つけられない日はある日突然やってくる

「交差点で君が立っていてももう今は見つけられないかもしれない」というaikoのアンドロメダの歌詞が好きだった。初めてこの曲を聞いたときに、サビの初めのこの部分が耳に残って、それからアンドロメダはなんとなく好きな曲になった。今日はaikoのアンドロメダの思い出について書きます。 あるとき突然見つけられなくなるの。突然じゃなくて前兆はあったのかもしれないけれど明確にいつどこでどんな前兆があったのか、それはわからない。体感としては、ある日突然やってくる。 それは雨の日だった。い

    • 写真について語るということ

      写真を見るのはとても好きだしわたしの周りには写真を撮っているひとや撮られているひとが多いから、嫌でも写真に関する話題は耳に入ってくる。 彼らは写真について語る。写真はこうあるべきだ、あのひとの写真は上手い下手だ、写真には魂が写る、生きている、写真は人生、などなどそれぞれが写真に対する思い入れがある分強い気持ちの入った言葉で語ってくる。 それが最近つかれてしまった。わたしには上手いとか下手とかはなくて好きか嫌いかしかないから。彼らの写真への思いはわかるけど、いまのわたしはわ

      • 婚約者の友人をみました

        先日知人と会った時に、「あなたって変な映画観てるのね。Facebookで急にいいねされたからびっくりしちゃった」と言われた。わたしとしては変な映画を観ているつもりはなかったのだけど、その映画が『婚約者の友人』だったのだ。この映画を観たのは年末なのでもう半年以上前のことになるけれど、当時の記憶とメモを頼りに少しこの映画について書いてみようかな。(観直してみて記憶違いの部分があったらあとでこっそり直します…) 婚約者の友人はフランソワ・オゾン監督の映画で、この映画のTwitte

        • 憧れと恋とタバコ

          ばかだなあと思われるかもしれないけれど、わたしは好きなひとが吸っているタバコと同じタバコを買うということに憧れがある。憧れがあるけどそもそもわたしはタバコを吸わないしそんなことをするようなタイプでもないなと思って憧れのまま終わるんだろうなと思っていた。だけど、たぶん少し先のわたしはそんなピュア(なのかはわからないけど…)なことは考えなくなるというか、どうでもよくなっちゃうんだろうなという気がしていて、ちょうどいま好きなひとはタバコを吸っているし、もうこの憧れを叶えちゃえ!と思

        待ち合わせ場所で見つけられない日はある日突然やってくる

          匂いと共通のイメージ

          匂いは見えないしさわれないし、実体のないものだけど確実にわたしの感覚に訴えかけてくる。 わたしには好きな匂いがたくさんあって、それは名前がついているものもあれば名前がよくわからないものもある。涼しい風の中で感じる草の匂いとか海の匂い、花の匂い、クロエのラブストーリーの香り、ムスクの香り、オレンジの香り、とかとかね。 なんという香りなのかはわからないけれど、わたしには感傷的になる香水の匂いがある。結構キツめでちょっとチャラチャラしたタイプのひとがつけているイメージなんだけど

          匂いと共通のイメージ

          ムスクの香りは嫌いじゃない-水星のはなし-

          ムスクの香りの君に夢中。DAOKOの『水星』についての話。といいつつムスクの話ばかりしているのだけど。 SABONのボディスクラブでムスクの香りは結構人気らしい。わたしもずっと前にもらってしばらく使っていたのを昨日やっと使い終わった。ムスクの香りってよく知らなかったんだけど今ではわかる。この匂いがムスクの香りだ。 わたしの周りにも好きな人が多い水星。それはtofubeatsもDAOKOも。わたしはどっちから知ったんだったか忘れちゃったんだけど、どっちも好き。はじめてこの曲

          ムスクの香りは嫌いじゃない-水星のはなし-

          22歳のわたしの結末

          22歳のわたし 2017/08/02 21:11 まだ若さに嫉妬するような年齢ではないと思うけれど、わたしは自分が22歳だということが信じられなくて街で制服姿の女の子をみると嫉妬のような、うらやましい気持ちになる。 22歳はもう十分に大人なのだろうか。大人とはなんなのだろうか。まわりをみていると大人だなぁと思うことがよくある。対してわたしは大人じゃないなぁと思ってしまう。 自分の年齢を書く欄には未だに21歳と書きそうになるし、(ひどいときははじめに1を書いてしまう)街

          22歳のわたしの結末

          褒められたいということ

          誰にでも褒められたいと思うときはあると思う。褒められたい。認められたい。承認欲求っていうのかな。わたしも褒められたいと思うときがある。いつだって褒められたい。どんな小さなことでも褒められたい。 仕事で小さな成功があったとき、上司から言われるのは大抵「それはすごいと思うけど、これはどうなってるの?あれは?こんなんじゃだめだよ」ということ。もちろん仕事だし子供じゃないしこんな当たり前のことで落ち込むのはバカみたいだとわかっている。きっとちゃんとした大人たちはこんなことですごく落

          褒められたいということ