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4]この人だれだべさ

こんにちは
新歓公演第2弾「そしてフィクションは続く」主宰を務めました、大森渓(おおもりけい)と申します。主宰といっても何をするんだという話ですが実際は、脚本、演出、舞台美術、舞台補佐という感じで裏周り関係をひたすらマスターしてたって感じです。
僕自身去年の新歓期間にニゲキに入ってきた者でして、演劇経験なんてないし脚本も作ってきたことがない。今までニゲキの公演だと5つに参加してきてそれぞれ
舞台補佐→役者&舞台補佐→役者&舞台補佐→役者&舞台補佐→主宰(今回)
といったもんですからなかなか熟すべき慣れないタスクが多いわけで大変でした。そんなことはどうでもよくって裏側解説入ります。

【主宰】
このポジションはざっくり言うと新歓公演を企画してプレゼンして役者とスタッフ集めて脚本渡して演出をするという感じです。
文字にすると意外と仕事少ないなあと我ながら思うんですがよくよく考えてみると2月の頭からずっと動きっぱなしで。その当時は1月の冬の自主公演が終わったあと、すぐに2023年度卒業公演の稽古が始まった位ですかね。実に3ヶ月弱走り続けていたわけです。
実際忙しくなり始めたのは卒業公演が完全に終わった3月13日からで、そこから1週間ほぼ家の中にハコヅメで脚本を書きまくるという感じの生活でした。非常に精神を病みます。でもたまにこのセリフ回し気持ちイイと思う時があって、まあ幸せで。それをモチベにとにかく書きまくりましたね。
脚本自体は43ページくらいなんですけど、実際は120ページくらい文字を書きまくっては削ったり抽出したりした形になります。
この仕事は脚本を書いてからが本番で、3月23日の稽古スタートを皮切りにほぼ毎日演出をつけるというハードワークに追われるわけです。ただこれに関しては僕自身、演出をすることが好きであったり、座組の雰囲気がアットホームなこともあり楽しませて頂きました。やりがい仕事ではあるけど!

【舞台美術・舞台補佐】
これは脚本を本格的に書き始める前日、3月12日が舞台監督との〆日に間に合うギリギリの日に舞台美術図を描くことから始まりました。そこからは舞台監督の助けを借りながらテーブルクロス、カーテン、床材、壁紙、ペンキカラーをリクエストするって感じでした。これはこれでまあ楽しい。だがしかしセンスが問われるのもまた事実。色彩感覚が終わっている僕は本当にこれでいいのかと思いながら舞台美術図に色塗り。before、afterがこちら。


結構想定と変わっていますね。
色々遊びがいがあります。えへへ。
次に舞台補佐。これはざっくり言うと舞台監督のお手伝いです。色んな工具を使ってパネルを立てたり、暗幕をつけたり、照明の灯体を吊るす鉄幹をつくったりそんな感じです。楽しい人には楽しいって感じ!!!

総括すると主宰は忙しい!!人がやる仕事じゃないってとある先輩が言っていましたが半分当たってます。でも半分間違ってる!!1度しかない同期だけでの公演。本当に楽しかったし、この同期じゃないとできなかったと改めて実感しました。そんなエモエモ公演を主導できて本当に幸せでした。そういう意味では決して悪いことだらけじゃないなと思ったわけです。
てなわけでこのノートを見た誰かが来年の主宰になることを期待して締めようと思います。誰かよろしくね!!!!

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