愛され続ける秘訣
今朝、仕込み中にテレビをつけたらある情報番組でチラッと一瞬映ったあるお店の店主の方のフレーズにとても考えさせられました。
そのフレーズとは、
「特別美味しくはないけど、飽きない味なんですよ」です。
結論から言うと、この言葉の中に愛される秘訣が隠れているように思うのです。
このフレーズを2つに分けてみると、
「特別美味しくはない」と「飽きない味」となりますよね。
「特別美味しくはない」じゃダメなんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、例えばビールでもプレミアムモルツとキリンのラガーでは濃厚さや喉越しが違いますよね?
プレミアムモルツは「コク深く香り豊か」ひと口飲んでその味わいが十分に伝わってきます。
一方でラガーはゴクゴク飲めるライトな喉越しが特徴的です。
つまり何杯でも飲むにはラガーが向いているということになります。
そしてこれこそが「飽きない」ことに繋がるのではないでしょうか?
マグロの大トロ、霜降りのステーキ、どちらもこの上ない味ですが最初から最後まで、あるいは今日も明日もとなると話は別です。
まぁ、例えば少し雑ではありますが、人から愛されたり上司や仲間から好かれる人というのはどこかおっちょこちょいだったり、人より不器用な人が多いように思います。
人間関係も全てにおいて完璧な人には取っ付きづらい印象を受けますよね。
時にそれは嫉妬や妬みに発展することもあるかもしれません。
ですから「人から愛されるのに特別感は必要ない」と思うのです。
大事なのは「いつも飽きないやつ」であること。
もちろんそれには礼儀や挨拶、時間や約束を守ること、一生懸命頑張ることといった大前提があってこそですが…
そんなことをテレビを観ながら思ったのでした。
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