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iPhoneだけで印象的な写真を創ろう

iPhoneで撮影して、そのまま iPhone 内でレタッチまでやって印象的な写真を創る方法の一例を紹介したいと思います。まずは今回利用したアプリ:

NightCap- 夜に強いカメラアプリ。暗い場面でも最大1秒程露光して明るく写真が撮れます。手ブレしやすいので注意。(記事作成時点のアプリ価格100円です)

PS Express - PhotoShopのiOS版です。基本機能は無料で利用できます。(記事作成時点のアプリ価格無料です)

Big Lens - 一眼レフで撮影したようなボケ具合を疑似的に作成できるアプリです。(記事作成時点のアプリ価格100円です)

Instagram- 出来上がったものの投稿用です。投稿先はご自由に。(記事作成時点のアプリ価格無料です)

今回終わりかけの桜を撮影しました。撮影したのは道端の桜でしたが、夜でかなり暗かったので NightCap で撮影しました。木の幹の下の方にちょろっと咲いた花を狙って、かつ上の方の枝に広がった花も入れる感じで撮影。 iPhone を幹につけて、近い方の花にピントが来るようにしました。ぶれやすいので、何枚か撮影して、色合いやブレの少ないものを選びます。(今回撮影して選んだものが、下記の右の写真です)

次に​ PS Express で色合いを調整します。基本的に桜って思ったよりも白いので、少し桜色にしてあげる事で、印象色に近い色にもっていきます。

Tint のゲージを右側に持って行くと少しピンクになってきますので適量盛ります。また、Vibrance のゲージも右側に持って行くと彩度が上がるので、適当に盛ります。あまり盛り過ぎると不自然になるので盛り過ぎないのが肝要ですが、この例だとちょっと盛り過ぎたかもしれません…。この結果が下記の一番右の写真です。

iPhoneのカメラはよっぽど接写しないと背景はボケませんので、印象を増すために Big Lens を使って後ろのボケを作り込みます。まず一番近い花と次に近い花の一団を両方選択して、一番弱い F3.5 の設定で弱めに後ろをぼかします。

一旦画像を保存し、更に Big Lens で今度は一番近い花だけを選択して同様に後ろをぼかします。これで2番目に近い花の一団は弱くボケて、遠くの枝の花ははよりボケが増して自然なボケになります。2回 Big Lens を使った結果が下の右の写真です。

次に、もう一度 PS Express を使って Instagram 用に正方形に切り取ります。見せたいものを3分割目盛りの交点に来るようにすると画が落ち着くので、この場合一番近くの花がこの交点付近に来るようにします。また傾きも調整して余計なものが入らないようにしたり、落ち着きのいい画になるようにします。

最後に色調を最終調整しますが、今回は "Dream" を選択して幻想的な雰囲気にしました。またDreamはコントラストが上がり過ぎて白とびや黒潰れをおこしがちなので、再度コントラストやハイライト、シャドウ、彩度などを微調整します。

最終的に Instagram にポストした写真がこちらです。好みもあるとは思いますが、撮影直後の写真と比べたらちょっとは印象の増す感じになったのではないでしょうか。

他にもレタッチ系のアプリは山ほどありますので色々試して好みのものを見つけてみて下さい。


※このエントリーは note の使い心地をテストする目的も兼ねて作成してみました。

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