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とりあえず鎌倉に行ってみた話

街を歩く - 久しぶりに鎌倉に行っただけの話。

思い立ったら吉日。という言葉がある。

意味としては、「「何か物事を思い立ったら、その日を吉日として今すぐに着手するのが良いこと」という意味とも言われる。

要は、何かしたくなったらまずやってみよう!ということ。
ざっくり言えば。

7年ほど前、逗子に引っ越した。

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理由は、あまりにもウィンタースポーツやサーフィンなどをせずに、そもそも海にもいかない自分が、
ちょっとだけ背伸びして、住んでみてしまおうかなー。なんて考えてしまったから。

表参道で勤務していた職場で、横須賀と逗子から通っている同僚がいた(仲良しさん)というのも大きかった。
「もしかして、通えてぃまう・・・」という誘惑に負けたのだ。

はっきり言って、無謀もいいところだったけど、夢を見た。
・きっとサーフィンを始める
・散歩で鎌倉の海を歩いてしまう。
・海釣りとかするのかな!?

なんて希望に満ち溢れた浮かれ具合で、物件を探した。

当初の気分は「鎌倉に住むこと」を希望していた。
しかし、駅までのアクセスなどを考えると、自分ができる暮らしには少し贅沢。

そんな折、逗子の小坪というエリアに、ちょうどいいメゾネットが現れた。

もう、勢いで即決だった。

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「きっとこれで自分は海辺の日差しを浴びながら、ある意味湘南ボーイ。」などという30代に入ったくせに、
厨二病のような気分で契約書にハンコを押した。

結果、どうなったかというと、ルアーフィッシング。バス釣りにはまった。
そして、毎週末のように、僕は茨城に釣りに行った 笑。

「一体何を考えているんだ自分は」と思いつつも、どうしても釣りがしたかった。

結果、僕は茨城に引っ越した。

この間、久しぶりに鎌倉に行く用事ができた。
由比ヶ浜まで鎌倉駅から歩いていき、人に会った。

いざ、住んでいたり、観光目的ではないと、商店街をじっくり見るものである。

もちろん、在住当時、観光なんぞ、大好きなお寺に少し行くくらいで、毎日仕事からの帰宅は午前1時。
そのままおしゃれな閉まっている店を脇目に帰宅して、インターネットをしていた。

だから、10年目にして歩きながら感じていく風景は、新鮮だった。

古本屋、カフェ、地元のお店。これまで何を見ていたかというくらい、新鮮だった。

結果、古本屋のトラップに引っかかり、たくさん本を買ってしまった。
買った本は、「江戸時代の才人たちが残したインプットのためのスクスクラップブックの解説本」だった。

そして、用事を90分ほどで終わらせると、僕は横須賀線で都内に戻った。

当たり前に過ごしている場所って案外目につかないものが多いんだな。
ただ、それだけの話です。

本音は鎌倉が好きだなぁと思った。上品だった。

ただ、それだけの話です。



新しいzine作るか、旅行行きます。