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[HSP]トニーさんとお話しした[対談]

いつも記事を拝読しているトニーさんがこんな記事を書かれていました。

実は、こう見えてとても人見知りで、旦那からは「石橋を叩いて、叩いて、叩き壊してしまう」と言われている程、慎重で熟考(ただの考えすぎ過ぎとも言う)の鬼。
しかし、好奇心が並みの子供以上に旺盛と言う大矛盾している私。
いつも記事を拝見している方とお話がしてみたい好奇心が勝り、思い切ってメールしました。
仕事を中断してメモパッドに、何度も何度も送るメールの下書きを書いては消し。書いては消し。
コピペして

送信!!!

「わー!送っちゃったよ!」
「送りやがったよこいつ!」
「どうすんだこいつ!」

私は常に脳内のあちこちで何事も俯瞰で見ている私、推しの事ばかり考えてて、語り合って萌え散らかしている私's。
やたらと問答しあったり哲学して、延々と自身の思考であやとりをし続けている私や私'sなどなど。
とにかく寝るまで脳内やかましい私たちを「In side me(以下me)」と呼んでいる。
メールの送信ボタンを「えい!」と押した好奇心と行動のme以外は、"保守の歌"を大合唱の大騒ぎ。

「またやらかすぞ」
「テンパるぞ」​
「凹むぞ」
「しばらく心臓ばくばくしてグッタリするぞ」
「また反省会だよ…」

好奇心と行動のme達は「うるさいなぁ。もう送ったもーん」とふてくされていて呑気なものだった。

そして、me達が騒ぐ中、トニーさんからお返事をいただき、今日のお昼にお話しをさせていただきました。

・ついにトニーさんとお話し


トニーさんの第一印象は
柔らかい雰囲気を持たれる方。

人見知りで緊張した私は現在の自己紹介ではなく、自身のザックリ生い立ちから(情報古すぎるわ!長いわ!)子供たちの紹介までしだす始末。(何で子供やねん!)
全くもって保守me達の言う通り。
スタートから大転倒。
それでもトニーさんは優しい。
上手に本線に戻してくださり、HSPにありがちな事や、どうしても俯瞰では見えてこなかったHSPゆえの失敗の原因・失敗にいたる経緯など。
特にトニーさんとの会話で印象深かったのが

「初めは楽しんで始めたことなのに、視野がどんどん狭くなり、最後にはしんどくなってしまう。」

この言葉。
私は「そうか!初めは希望に満ち溢れているのに、最後になると、しんどくなるのはそれか!」と気づき、逆にトニーさんは

「希望満ち溢れる初期→じわじわ迫り来る視野狭窄→かーらーのぉ辛い…」

の心理状態がどう言う過程なのかを把握されていなかったこと。
トニーさんと私は、自分で把握していることが真逆だったのです。

同じ特性を持つ友達と話しをする時は、HSP同士にしか分かり合えないことに共感しあい、毒も楽しいことも言いたい放題して「お互いお疲れさま」と、ねぎらい「またね」だったのですが(これはこれで大事)、トニーさんとはお互いで自己分析。
お互いをお互いで俯瞰に見る。
そんな不思議な感覚でした。

"自分軸"でもっと物事を捉えて行くようにしていけば、自分が楽になる。

そこで、この心がけが大切だと痛感しました。
沢山の気づきをいただき、本当に有意義な時間をいただきました。
友達ともそう言う話をしてみたいと思いました。

トニーさんはとてもフランクで話しやすく、温かい人柄の素敵な方でした。
また何かありましたら、よろしくお願いいたします。

トニーさん、ありがとうございました!

そして、安定のHSPを発動。
1人反省会が脳内で繰り広げられている私であった。

・HSPについて

「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」
頭文字を取った呼び名です。
病気ではなく、生まれ持っての特性で簡単に言うと
非常に感受性が強すぎて「何事にも敏感な人」です。

あまりにもアンテナの感度が高く、とても精神消耗が激しいので
結果心身ともに疲れやすいです。
それゆえに鬱にもなりやすいと言われています。

「気にし過ぎ。気にしなければいい。」

本人が一番気にしたくないのです。
勝手に情報過多なので気にします。
人が当たり前にスルーできることができません。
超気になります。
ハッキリ・スッキリするまで考え抜きます。
答えが出ないことまで考え抜きます。
それがHSPなのです。


・最後に。
 超主観的HSPのザックリ取説

"察して"な裏情報を
青年誌の袋とじ風にチラリズムでネタバレは禁止です。

みんなが気づかなくてもHSPはそのチラリズムが見えてヒャー!
どんなに言葉が柔らかくても
言葉の端々に
その機微に
気づいてしまうのです。
相手にその自覚がなくても、気づいてしまうから厄介なのです。

そして、遠回しな言い方に弱いです。
察してしまうからこそ気になってしまうので、逆に皆さんがされると傷つくこと、怒ることが多い"ダイレクトアタック"で嫌なことも、その場の短期決戦にしていただけると、とても素直なのできちんと受け止め落ち込みはしますが、その方が立ち直りが早いです。

後になって嫌な思いをさせた原因を知った時の方が、とても落ち込みます。
早めに心配事やモヤモヤを取り除くお手伝いをしていただけると、思い悩む時間も少なくとても嬉しいです。

「わー!めんどくせぇ!」

と思いましたよね?
はい。当事者が一番「めんどくせぇ!」と思っています。
他人事でも
何か心無い発言を見たり聞いたりすると、とても心がざわつきます。
道義に反することや理不尽に遭遇したり見聞きすると、とても憤ります。
感動するとすぐ泣きます。
楽しいことは全力で楽しみます。
そして、とても疲れます。
ネガティブな事や情報が多すぎて、ネガ疲れ(と私が勝手に名付けている)がピークに達すると、自分を含めた「人間なんてみんな嫌い!」と碇シンジ並みのATフィールドを張りがちです。
その時によりますが、ひたすらそう、と放置して見守ってくれるか、
巨大共感と労いの雨あられを受けると元気になります。

色々話しましたが
何より一番は
十人十色。
人の数だけ色がある。
ただ、それだけのことなのかもしれません。