生への執着を削ぎ
孤独の海に沈む
上ってゆく泡
輝くような走馬灯

そこに有っても笑む
おっかないわねと囁く声
また笑む

祈るような日々
切実な願い
引き揚げる為
此処に有る

いつも通り
置いていく
代わりに
忘れそうなものを掴む

おまえたちはいつだって美しくて
泣いてしまいそうになるよ