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【北海道】アイヌ民族の自然観に学ぶ「イケマと花香の魔除けづくり」 by 星野リゾート 界 ポロト

自然界すべての物に魂が宿ると考え、自然と共生してきた北海道の先住民アイヌ民族。

アイヌ民族にとって、人間の周りに存在するさまざまな生き物や事象のうち、人間にとって重要な働きをするもの、強い影響があるものを「カムイ」と呼びます。

カムイはあらゆるところに存在していて、いつも自分たちを見守っていると考えられてきました。

そんなアイヌ民族が、悪いカムイを遠ざけるとして身に着けてきた「イケマ」という植物があります。

アイヌと自然デジタル図鑑より

アイヌ語で「それ(神)の足」という意味のガガイモ科ガガイモ属の植物で、茶色い根を地中から掘り起こして薬草として使われています。


明治末期の北海道を舞台にアイヌ埋蔵金争奪戦の行方を描いた漫画「ゴールデンカムイ(集英社)」でも、アイヌ民族の占い師インカラマッが何度かイケマを紹介しているのでご存知の方もいるはず。

イケマは食用もされますが、頭痛があるときは焼いたイケマを布につつみ頭に巻いたり、乾燥させたものをお守りとして身につけたりと、病よけとしても使われていました。

また少量を噛み、つばと一緒に吐いて悪い病気を追い払うのにも活用されていたそうです。


そんなアイヌ民族が重宝したイケマを使って、オリジナルの魔除け(お守り)を作れるアクティビティを星野リゾート「界 ポロト」のスタッフたちが考案しました。

界 ポロトのご当地楽「イケマと花香の魔除けづくり」は、アイヌ文様が記された袋にイケマと北海道の数種類のハーブを組み合わせ、オリジナルの魔除け(お守り)が作れる体験です。

その他にも、アイヌ民族で受け継がれてきた歌「ウポポ」を教わるアクティビティなど、アイヌ文化の理解を深める魅力が多数用意されています。


自然と共生してきた北海道の先住民アイヌ民族の暮らしに寄り添い、アイヌの自然観に触れる体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。


「界 ポロト」に近いゴルフコース

「苫小牧ゴルフリゾート72×界 ポロト」

2021年「北海道オープンゴルフ選手権」開催(南コース)、2007年~2009年JLPGA「アクサレディス」開催(南コース)、2009年・2013年PGA資格認定最終プロテスト開催(東コース) 、他に「日経カップ中村寅吉メモリアル」(南コース・東コース)、「HTBシニアクラシック」(東コース)が過去開催されています。

勇払の原生林の中に展開する3コース54ホールは、北海道らしい雰囲気を感じることができるフラットな林間丘陵コース。クオリティにこだわりを持つフラットな南コース、ロング&ワイドでアスリートゴルファーに人気の東コース、美しい樽前山を臨む景観のよい西コースと、異なった顔を持つ3コース54ホールのビックスケールです。 



【北海道】アイヌ民族の自然観に学ぶ「イケマと花香の魔除けづくり」/界 ポロト

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