かけみずさん

とりあえず母方の旧姓で出ています。1969年生まれ。金狼、もとい勤労主婦です。クリエイ…

かけみずさん

とりあえず母方の旧姓で出ています。1969年生まれ。金狼、もとい勤労主婦です。クリエイティブな職種のはず。出産・結婚は回数が多くてすみません。随所のpicはiPhoneで撮影した風景や持ち物を。

マガジン

  • 風向き日誌

    過ぎた日を遡ったり、 今日のフレッシュな出来事を綴ってみたり、 どちら向きに風が吹くかわからない 日記のようなエッセイのようなものです。

  • 余韻の音色

    読み切りのストーリーを置いております。 読んでいただくと嬉しいですが、下書きの状態ですので、ゆくゆくは別の場所に移動するかもです。苦笑

  • あのころ、自転車に乗って。

    私小説です。土佐弁の表現があります。

  • かけみずさんの手帳

    レイアウトも特に、、、絵心も特に、、、 そんな手帳の中身を公開する勇気だけ誉めてください。

最近の記事

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三日夜の餅の話。

むかしの日本。 まだ平安の時代・・・くらいかな? 結婚の形式が自由なころ。 性に大らかな時代と言うべきか。 通い婚が主流で、 女性の部屋に、俗にいう「夜這い」的な感じで 男性が訪れ逢瀬を結ぶ時代がありました。 念のため、 ソレに至るまでの手続き的な暗黙の過程というものがあり、 当人同士の気持ちはもちろんのこと、 女性側のお付きの者や家族が逢瀬の可否を判断し、 知っても知らんぷりする辺りが、 犯罪ではないということを書き添えておきます。 さて、話は本題。 男女共に、ど

    • 最も「値段なり」な買い物と学習する。

      不動産にお得なものはない。 って思っています。 シビアにお値段なりなのが、 土地とか建物なのだと考えております。 って真面目な初っ端。苦笑 現在の生活圏が 日本でも有数の軟弱地盤の地域 なのでして、 便利の良いまちなかは、ハザードマップ的に水害のリスクがほとんどあり、土砂崩れのリスクのある住宅地も多いのです。 そして多少便利だから、田舎なのに、田舎なのに、もう一度念のために書き足しますと、田舎なのに、坪単価は一丁前に高い。がびーん。 十数年前の台風では、 旦那さん

      • 突然ですが、家を建てることになりました。

        ここではお久しぶりですが、 紆余曲折がありまして、、、 家を買うことになりました。 …って、端折りすぎ。笑 もちろん土地持ちではないので 土地からです。 実は今年の立春から、 中古住宅を購入してリノベしようと 不動産屋さんにいろいろ相談させてもらっていました。 私たち夫婦にちょうど良い大きさの 平屋の中古がありまして、 リノベの計画が進んでいたのですが、 どうしても妥協できない根本的な問題があり、見積時点で新築を建てられるくらいの費用になるとわかりまして断念。 中古リフ

        • 都会での研修終わりの特急列車。 北へ向かう夜の車窓に映るわたしは、 自分が思うよりずっと仕事がデキル女に見える。 とほほのほ。

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        三日夜の餅の話。

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          17本
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          1本
        • あのころ、自転車に乗って。
          1本
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          3本

        記事

          ソメイヨシノ 【 #熟成下書き 】

          内容が初っ端からエロに傾き過ぎて、置き場に困って下書きに保存されたまま。笑 加筆しようと思いつつ、方向がエロから本線へ戻せず、、、とりあえずは、この後をどうか妄想して楽しんでくださいませ。苦笑 「沙知との思い出をいっぱい作りたいんだ。」 少し間を置いた後、微かに煙草の香りがする指で私の頬に軽く触れると、滑り落ちるように肩を抱き寄せ、唇の感触を確かめるようにゆっくりと唇を重ねていく。 私はその魔法にかかったように従順に受け容れながらも、心にはアクセルとブレーキが交互に踏まれ

          ソメイヨシノ 【 #熟成下書き 】

          めざめ。

          秋風が冷たくなると 赤くなるほっぺを消したくて。 初めて、意識してお化粧をした時の記憶など。。。 瑞々しい若い肌に 母のファンデーションをこっそりと塗ってみたら、 鏡の中の私がお人形さんのように見えて ハッとする瞬間があった。 小学校高学年の頃の生意気な私は、 ファンデーションだけでなく 口紅も塗ってみた。 子どもではあるが、 小さな子供がやる塗り絵のようなものではなく、 自分自身が美しく見えるよう 計算された薄化粧をそれなりしていたと思う。 でも、選んだ口紅の色

          只今、転職活動中につき、 更新が頓挫しております。 ついでに、今月の簿記検定受験のため もうしばらく間が空きます。。。 という #お知らせ でした。<(_ _)>

          只今、転職活動中につき、 更新が頓挫しております。 ついでに、今月の簿記検定受験のため もうしばらく間が空きます。。。 という #お知らせ でした。<(_ _)>

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          2019年の手帳支度。

          2019年の手帳支度。

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          ヤナギさんを見送る。

          「ヤナギさんの呼吸が止まっているようです。」 お義母さんからのメールに旦那さんが気づいたのは、夕方6時過ぎのことでした。 2人で旦那さんの実家に急ぎ、今にも動き出しそうなヤナギさんの身体に触れました。 手足はもちろんのこと、胸元もお顔も額も 一瞬びっくりして手を引いてしまうくらいに冷え切っており、 息を引き取っていることは明らかでした。 夕方4時半頃に夕食の支度をしていたお義母さんが見た時は、2度ほど大きな息をした後、トローンとした顔で少し首を動かしていたそうです。 も

          ヤナギさんを見送る。

          ヤナギさんのこと。

          ヤナギさんは、元は旦那さんの猫。 今は旦那さんの実家で世話をしてもらっている。 現在18歳(人間だったら90歳くらい?)の アメリカンショートヘアとスコテッシュフォールドのミックス猫の女の子。 旦那さんが21歳くらいの時 たまたま知人の家で猫の出産に居合わせて、 その時に生まれた4匹のうちの1匹を譲り受け、 しばらくの間は東京のマンションで1人と1匹で暮らしていた。 その後、旦那さんの実家に一緒にUターンして、 お義父さんとお義母さんには「え?!猫なんて!」とかなんとか言

          ヤナギさんのこと。

          徐行運転が必要な理由。

          そういうことニャのです。 #猫 #自筆 #万年筆 #手書き #エッセイ

          徐行運転が必要な理由。

          大切な人への手紙。

          手紙を書くのは、どれくらいぶりでしょう。 心の中の時間の流れを伝える術(すべ)に 0と1の配列を使いたくなくて 自筆で書きました。 心の中身と頭の中身を どうにか言葉に置き換えようとするけれど ピッタリな言葉が見つからなくて 結局ありきたりな言葉しか出てこなくて かなり凹んでしまいました。 大切なことを 大切だと書くのは簡単で、 しかし、 大切なことを どれくらい大切なのか どのように大切なのか どうして大切だと思うのか、 相手にわかるように伝えるには 大切という言葉だ

          大切な人への手紙。

          陽炎の道、14歳の別れ。(前編)

          私は、立ちこぎで自転車のペダルを踏みしめていた。 6月23日。 土曜日の教室で、ふいに担任に呼び出された。 休み時間の廊下には何人か生徒がいたけれど、 そんなことに気を配っているような内容ではなかったのだ。 「後藤、落ち着いて聞いてよ。 いま、お家から電話があってね、お母さんが危篤という連絡が来たき、すぐ病院へ行きなさい。」 聞き慣れた声で告げられた言葉の意味がわかるまで、私は担任の目がなぜ赤いのかと不思議に思っていた。 「はい。わかりました。 もう危ないことは、わかっ

          陽炎の道、14歳の別れ。(前編)

          樹のもとに綴る

          こういうことを きちんと出来るひとになりたくて、 もう何年も前から 一番目につくところに貼り付けていましたが、 急に全部は無理だなと気付いて 1つずつ忘れるようにしています。 忘れなきゃ。 そう思うようにしていると逆に気になって、 出来ないことと出来ることが 自分で見えて来ちゃったりします。 ちなみに、 一番に難しい項目は最後の1行なのです。 感情を抑えるというよりも、 受け入れるしなやかさが微調整出来ずにいます。 …そろそろ、 ハードルを下げようかな。笑

          樹のもとに綴る

          たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

          人生で、引っ越ししたことはあっても、 普通はそんなに回数数える程じゃないと思う。 ・・・タイトルの通り、 私はそうではなかった。 ちなみに、私の父は人生で3回(3軒)家を建てている。(爆) もしかして、血筋ぃ??? いや、それとはまた違う。 回数が膨らんだのは、 当時の連れ合いの社宅暮らしがひどかったせい。(絶対) ほぼ1キロ圏内で、8年の間に 3回社宅が移動になったのだ。 新婚で入居したボロボロのアパート社宅は、 物干し場の向こうが、草原・・・。

          たぶん17回目になるであろう引越しの前に。

          キツネが走る夜。

          注)トイレの手洗いに潜んでるのは猫です。笑 まだ小さくて拾ったばかりの時のラテ。 さて、、、 このご時世に、旦那さんは煙草を吸う。 別に無理してやめなくてもいいと思っているけれど、少し気難しいオーナーさんからお借りした賃貸一軒家な住まいなので、煙草は二階のベランダでお楽しみいただいております。 寒い夜や雨の日でも外で煙草を吸う後ろ姿は、 けなげささえも感じます。笑 このところ夜も少し寒さが温んできたので、 遅めの夕食後に一服を満喫している所へ 煙草吸わない私もお邪魔し

          キツネが走る夜。