20180719_釜竹

釜竹さんの大人気メニューから読み取る理想的なサイドメニューの作り方 2

このnoteは下記の記事と連動していますので、読んでおくとより理解が深まるかと思います。

そしてこのnoteはこのnoteの続きになります。

行列必至の人気店 根津 釜竹

釜竹さんは、文京区根津にある大人気のうどんやさん
 うどんが美味しいのはもちろんなのですが、ブログ内で出汁巻き卵とねぎかつおが店舗戦略上秀逸な商品であると書きました。

 理由は2つ
1 美味しいうどんを作るのに欠かせない、絶品の出汁をサイドメニューにしていること
2 サイドメニューのために新たに仕入れているものがない

になります。

前回のnoteで1の記事を書いたので今日は

2 サイドメニューのために新たに仕入れているものがない

 の記事になります。

2 サイドメニューのために新たに仕入れているものがない

 1の理由がプラスを作る理由なら
 2 サイドメニューのために新たに仕入れているものがない
 はマイナスを作らないための秀逸な理由
です。

 店舗でメニュー開発をする時、新たな材料が少なければ少ないほどメニュー開発の優れていると言えます。

 新たな材料が増えると
・発注の時の手間が増える
・食材ロスが起きる確率が増える
・↑結果、経費が増える
・保管場所の確保=在庫の増加

 といった事象が起こりやすくなります
(もちろんこれを気にしすぎるも考え物ですが)

 なので、できれば新しい食材を使わずお客様に喜んでもらうメニューを作ることが望ましい。

その点で釜竹さんの『出汁巻き卵』と『ねぎかつお』は
 出汁も卵(天麩羅で使っている)もネギもかつおもすべて既存のメニュー使用済み
 新たな食材を追加するという『リスク』を背負うこことなく
 大人気メニューになった点がとても優秀
と言えます。

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