ひよこ豆のペースト「ホンモス」は、中東起源、奥の深い食べ物
ホンモスという食べ物をご存知だろうか。中東でご飯を食べると、結構な確率ででくわす、ベージュ色のペースト状の食べ物だ。正式には「ホンモス・ビッタヒーニ」といい、タヒーニ(ごまペースト)をまぜたホンモス(ひよこ豆)という意味になる。アラブ料理では前菜に位置づけられ、ナンにつけたりして食べる。アラブ料理には、ナンにつけて食べるペースト状の前菜がいくつかあって、最初にテーブルに置かれる。あれこれ食べていると、メインディッシュが来る前におなかがいっぱいになつてしまうので、要注意だ。