京王オリエント線を可視化する

東京の渋谷にあるミニシアター・アップリンクがこんど、吉祥寺にも映画館を開くと聞いて思いついた。渋谷と吉祥寺を結ぶ京王井の頭線を「京王オリエント線」と改称したらどうか。


アップリンクは、中東関連を映画をひんぱんに上映している。まもなく公開されるのは、パレスチナ自治区ガザを舞台にした、これ。

さらに、井の頭線の沿線には、中東に関連した店や施設が結構多い。それでいっそ、「オリエント線」に改名したらどうだろうと、かなり本気で考えている。ツイッターにそう書いたら、予想外に多くの反応をいただいた。

もう10年以上前になるが、「下北沢アラブ街」というネーミングを提唱したことがある。下北沢周辺に、中東関連施設が集まっていると思ったからだ。

こんなふうに「アラブ街マップ」も作った。下北沢に加えて、井の頭線の始発駅の渋谷、終着駅の吉祥寺にも、中東関連の店などが結構ある。だから、「京王オリエント線」としたらいいんじゃないか、と今回、ふと思ったのだ。

ともかく、沿線の関連スポットを順番にみていこう。

【渋谷】

まずはアップリンク渋谷。映画館でいうと、ユーロスペースもある。こちらも「イラン映画祭」や「イスラーム映画祭」の会場になったりしている。

渋谷には、ほかにも水たばこカフェもいくつかあるし、中東料理店もある。機会をみて紹介したい。先を急ごう。

【神泉】

渋谷の次の駅、神泉には、中東の豆コロッケ「ファラーフェル」のサンドイッチ店もあるようだ。こんどいってみようと思う。

【下北沢】

下北沢には、いろいろある。まずは、駅でいうと小田急線の東北沢が最寄になるが、エジプト料理のデリ「うちむら」がある。

ファラーフェルをはじめ、ひよこ豆のディップ「ホンモス」、エジプトのピタパン「アエーシュ」も売っていて、手軽に中東料理を楽しめる。最近ごぶさたしているので、確認はしていないが、店内で食べることも可能だという。

水たばこカフェもいくつかある。2004年にオープンした「シーシャ下北沢」は現在、下北沢に2店舗を構える。日本の水たばこカフェの草分けとして知られ、外国人の水たばこ好きも多く訪れる。

【代々木上原】

下北沢から小田急線で新宿方面に2駅いった代々木上原には、イスラム礼拝所(モスク)がある。「東京ジャーミイ」で、80年の歴史を誇るオスマン様式の美しいドームが威容を誇る。

【明大前】

先を急ごう。京王(本)線との乗換駅である「明大前」にも2年前に水タバコカフェがオープンした。ここ、スタイリッシュな雰囲気で、学生さんなどでにぎわっている。

明大前から先、井の頭公園駅までは、正直、未開拓。これを読んでいただいた方で、何かご存知でしたら、ぜひお知らせください。

【吉祥寺】

終点の吉祥寺にも、水たばこカフェがいくつもある。「Cafe Layla」はシリア出身のムハンナドさんが営む、東地中海地域の雰囲気が漂うカフェだ。

吉祥寺から徒歩圏とは言いにくいかもしれないが、オリエントの遺物を集めた博物館が併設された「中近東文化センター」もある。

以上、駆け足で紹介しましたが、ほかにもオリエント(中東)を感じられる店や施設がいくつもあります。電車でのんびりと、東京の中東を見つけにいく、というのも楽しいかもしれません。

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日本の中東・オリエントを求めて

日本にある、中東・オリエント世界につながるものを探し歩いていきます。特に、中東オリエント地域に関連したレストラン、店舗、施設が多くある、東京の京王井の頭線(渋谷駅から吉祥寺駅)の沿線に焦点を当てます。同線の「京王オリエント線」への改名も提唱していきます。
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