まつおみき

白茶2頭と楽しい毎日♪柑橘黄色のKangoo3でのんびり走りつつ、ただいま、くも膜下出…

まつおみき

白茶2頭と楽しい毎日♪柑橘黄色のKangoo3でのんびり走りつつ、ただいま、くも膜下出血により高度脳機能障害を負った弟のリハビリに向き合っています。パン焼きと編み物が細く長く続いている趣味です。https://cafesonic.jpにて弟のことなど書き記しています。

最近の記事

これもある意味、支援。

「うるさいな」 そんな言葉を聞くことがまた増えた。 先週から一人暮らしをしている母の住まいの整理整頓をしはじめた。 母は以前から整理整頓が出来ない人だった。 まだワタシが実家にいた時は、ワタシの中の整理整頓魔がごくたまに出没していた。 20年ほど前に実家を新築してからは、ほぼ口出しも手出しもしなかった。 父の葬儀の時だけ、居間に積んであった不用品を2階の空き部屋に物質移動しただけだ。 我が家では”物質移動の原理”と呼んでいる。 その物質たちは今も2階に鎮座していることであろう

    • 支援者として。

      失語症の当事者会に支援者として毎回参加しているのだが、ワタシは基本カメラ担当の立ち位置である。 その代わり、当日のイベントのための小道具を準備することで、お茶を濁している。 そんなワタシがほぼ初めて支援者として、当事者さんたちと触れ合った9月のある土曜日。 ほんの2時間だったのに、気力を使い果たして、ヨレヨレになってしまった。 この会はフリートーク形式で、当事者さん一人につき、支援者一人がつく算段であったが、支援者の人数が足りずで、ワタシは2名担当することとなった。 お一人

      • 背後で聞く。

        とある7月の土曜日、ある会をめぐる話し合いが行われ、背後で聞くに徹した。 その前に関係者が膝を突き合わせて、じっくり相談してからの背後ではあったのだが……。 とりあえずうまく着地したようでホッとしている。 ただし後は当日にかかってはいるのだが。 その辺りは司会進行と主だったことを握る人に任せておこう。 ワタシはあくまで裏方に徹することとする。 要約筆記をご存知だろうか? 話したことを要約して、分かりやすく記述することである。 今回、この要約筆記をプロジェクターで映し出すのは

        • 失語症意思疎通支援事業。

          今回、弟の定期通院で利用した『失語症意思疎通支援』。 ワタシも講座を受講して支援者登録している事業である。 弟の場合、通常の定期通院であれば、薬の処方と、数ヶ月に1回の血液検査のみなので、ひとりで通院してもほぼ問題はない。 ただし処方箋が変わった場合は要注意であるが、その辺りは主治医に注意点を伝えてあるので安心できる。 今回は1ヶ月前から足に浮腫みがあり、それを心配して先月受診したが、整形外科では「何も問題ない」と言われたらしいのだが、本人の中で、他からの情報が入り過ぎてしま

        これもある意味、支援。

          おもしろい。

          男女の考え方の違いというのは本当にあるのだろうか? と考えた月曜日。 性別で分けられるものではないのかもしれないが、明らかに今回は男女差があるんじゃ? と感じた。 政治(ここでは選挙なのだが)に関する意識についてである。 女性陣は『政治には関わりたくない』との意見が多数(と言っても今回、意見したのは3名だけ)。 男性陣は『関わりを持っていた方が良い』とする大きな声の人が1名。 他は無言であった。 少数派である障害者は、とかく意見が通らない場合が多い。 そこに政治。 なんと

          おもしろい。

          どっぷり。

          高次脳機能障害となった弟のためにと失語症の当事者会に顔を出すようになり、「人員が不足しているからどなたか手伝ってもらえませんか?」との問いかけで事務局の一員となった。 そして、会の記録(カメラでの撮影)や違った視点での発言、そして各種チラシ作りなど、自分で出来る範囲であれこれ口や手を出すこととした。 古参の方々から見たら、鬱陶しい存在になりつつあるのかもしれないが……。 おかしいと思うことは、おかしいと言うべきだし、疑問に思うことは、質問して解決すべきだと思っている。 おか

          今日のマクロレンズ

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          14年ぶり。

          外食がままならなくなり、日々の食事をこれほど真面目に(笑)作っているのは、実に14年ぶりだ。 実は14年前の3月末(我が家のわんこアスカのお誕生日がその日)にパパが大きく吐血して入院した。 小さな小さな胃潰瘍での吐血だった。 胃カメラで撮影しつつの処置後、2週間ほど入院して、その後の食は3食ともほぼワタシが作るおうちごはんとなった。 胃に優しいことを考えながらの調理に、日々頭を悩ませたが、それはそれで楽しい日々だった。 そして、時が流れて、ワタシの身動きが取れなくなり、食が

          この日があったから。

          高次脳機能障害となった弟(歯科医師)と、弟宅近くにひとりで住む母に「月水金はワタシがお昼を用意するから」と軌道修正を申し出たのが確か昨年の4月。 それまでも弟の食については、数々の軌道修正をしてきた。 いろいろとやってきて、月水金の昼だけワタシが作るで着地した。 それ以上はできない。 この時には、パパとワタシの夕ごはん等は外食のみだった。 20時に帰宅した丸一日のレセコン入力と受付業務でヨレヨレになったワタシが食事を作ることに、パパは全く期待してなかった。 それどころか、

          この日があったから。