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【ご報告】ポプラキミノベル小説大賞への応募を辞退しました。

過日、2023年のポプラキミノベル小説大賞に応募してエブリスタで連載していた「フシギ科ひみつミッション〜テストのかわりのかくれんぼ!?〜」を非公開にし、応募辞退の手続きをしました。

8月29日にnoteのつぶやきで「まにあわなーい!」と心のさけびを投稿しましたが、その直後に、エブリスタですでに公開していた箇所をふくめ、作品全体の構成に致命的な瑕疵を見つけたからです。

この時点で、一度は「まずは完成させて応募することが大事なのでは」とそのまま最後まで書き進めることも考えました。
でも、書き直した方がより自分の書きたい物語がきちんと表現できることに気付いてしまっています。
足掻きましたが、そのまま書き進めることができなくなりました。

それならば、最初から書き直すしかありません。
でも〆切は8月31日です。
自分でもnoteにつぶやいたけれど、本当の本当に間に合いません。

なので、今年のポプラキミノベル小説大賞に応募することは諦めました。

諦める、と決断するまで、今となってはどうしてそこまで、と思うほど苦しみました。
宣言して始めたのに、できなかったなんて、と自分を責めたし、情けなくて不甲斐なくて、応援してくださった方々に対しても申し訳なくて、有言実行できない自分が恥ずかしくて。

数日経ってだいぶ冷静になった今だから、そこまで自分を追い詰めなくても、と思うのですが、決断して辞退するまでの二日間はメンタルがボロボロでした。
考えすぎなんですけどね。

ボロ切れになったメンタルを立て直すために、いつもならインスタントにぺけった(X:旧Twitterのことをそう呼んでいます)に気持ちを吐き出すのですが、今回はそれをしてみたら余計に苦しくなってしまったので、久しぶりにノートパッドにペンで書き殴るノートワークをしました。
人に見せない前提の、自分のためだけの文章を書く、ということをずっとさぼっていたからです。

社業のこと、親業のこと、生活のこと、創作のこと。

ツラツラと書き出して、悩みや弱音や愚痴、最終的にはだれかや何かに対する呪詛まで出てきて、全部ぜんぶ吐き切ったら、建設的なものの見方ができるようになってきました。

公募に挑戦するぞと息巻いていましたが、今のわたしはまだその段階ではなかったのだろうということ。
でも公募にチャレンジしたからこそ、ゼロから考え始めて、4ヶ月以内に大まかなプロットを完成させて、具体的にどう書いていくか、どう表現していくかを書いていけるところまで持ってこられたこと。
フルタイムで仕事をして、体調も大きく崩さず、子のフォローをした上でここまで来れているのは、自分で自分をほめてあげようと思えたこと。

そういうことを全部書き出して、わたしが小説を書く上で一番大事にするべきことが何なのか、を考えました。
それは「長く書き続けるために無理をせず生活を大切にしながら継続していくこと」でした。

そのためにどう過ごすのがいいのか、ノートワークである程度の見通しを立てたので、自分を癒しながら、焦らず無理せず、それでも着実にやっていこうと思っています。

ひとまず、一度非公開にした「フシギ科ひみつミッション〜テストのかわりのかくれんぼ!?〜」については、手元で最後まで書き上げて、推敲が終わってから再公開を予定しています。
できれば、来年のポプラキミノベル小説大賞に改めて出したいです。

今後は、未来系の宣言はせず(自分を追い詰めるだけだとわかってしまったので……)、「〜しました!」という完了系のご報告をさせていただきたいと思っています。

しっかり完了系のご報告をできるよう、楽しんでやっていけるよう、うま〜く人生を調整していきますので、今後ともよろしくお願いしますね!

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