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変わりゆく季節

重ねた唇が最近の事の様に 思い出す時がある

あなたの事が好きだったこと

あなたとの接点を探すために私は 毎日が必死だった

そしてそのことが 私にとって生き甲斐になっていた

きっとそんな私を あなたは知らないのだろう

気持ちをセーブすることができなかった私は 
お願いがあるの と言い出した

何?とあなたは 聞いてきた

私と何があっても ずっと友達でいてね

死ぬまでだよ

何だそれ そう言ってあなたは笑い飛ばした

友達なら一生離れない と思ったから

でもあなたはそのことを知らない

一生離れない友達だと自分に言い聞かせたのに 私はあなたのことが好きになってしまい それさえも上手くいかなくなってしまった

そして 一生離れない友達なのに 連絡すらも取らなくなってしまった

気軽に 元気?って言えなくなってしまった

この広い空の下 あなたはどうしているんだろう

いつもと変わらずに またお酒を飲んで人生についての話なんかをしているのだろうか

私はこれでよかったのか わからなくなる時がある

いつか 縁があってまた会えると信じて

だって 私たちは一生の友達なんだから

あなたの人生の中で 私がいたことを忘れないで欲しい


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