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嗚呼、職人の絶望日記

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京都で漆と木工の仕事をしている脱サラ職人。 父は職人歴50年のガンコ者。 絶望的な経済状況の中でおもしろおかしく生きていこうとする、希望にあふれた職人の生きざまをご覧あれ。 アウ… もっと読む
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記事一覧

発熱、、、もしや、、、

漆や木工の職人仕事とは別に毎週金曜日は某所で働かせてもらっていて、今朝到着してすぐ体温を…

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フランス人、来たる

事のはじまりは今年の2月に送られてきた一通の電子メールであった。 フランスの学生を名乗る…

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エッセイ第二弾

おひさしぶりーふです。 旅と手仕事にフォーカスしたウェブマガジン、「tabitote」さまで連載…

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職人ウェブサイトの制作はじめました。

どうも、10数年ぶりにバスケットボールをしたらあばら骨にヒビが入った感じの柴田漆工房の弟子…

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旅人、拾う

それは世間が10連休に沸くゴールデンウィーク直前の4月25日であった。 私は数か月に一度の楽し…

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職人、ライターデビューす

旅と手仕事にフォーカスしたwebマガジン&ストアの「tabitote 」にて職人のエッセイを書かせて…

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嗚呼、職人の出張 〜新潟編〜 part2

かくして、はからずも背水の陣で挑むことになった新潟出張である。 予算的にはガソリン代と出店費を支払えば手元に残るのは数千円ということになる。 ここで、イベント出店時にお客さんに渡すお釣りどうするんだ問題が発生する。 千円の商品を万札で支払われたらお釣りが渡せない。 しかし金銭的に追い込まれた人間の心理として、「無いもんはしゃあないやん」開き直る気持ちがひょっこりと。 (運営のかたすみません、、、。) とにかくさっさと売って、お釣りは収益から確保すればいい。 この日のた

嗚呼、職人の出張 ~新潟編~ part1

「秋田美人」という言葉があるように、秋田には美人が多いと言われている。 そこで私は一つの…

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クラウドファンディングの苦労 ~嗚呼、職人の絶望日記~

2017年7月。 クラウドファンディングのmakuakeにてアウトドア漆器ブランド「erakko」のデビュ…

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自分を甘やかす日々 〜嗚呼、職人の絶望日記〜

2017年4月。 アウトドア漆器ブランド立ち上げ記。 昨年の4月、アウトドア漆器erakkoの「おと…

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erakkoのデビューをどうするか 〜嗚呼、職人の絶望日記〜

2017年4月 アウトドア漆器ブランド立上げ記 「erakko」というアウトドア漆器のブランド名も出…

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ホームページの調子はどうですか? 〜嗚呼、職人の絶望日記〜

アウトドア漆器ブランド立ち上げ記 2016年10月 「erakko」というアウトドア漆器ブランド名と…

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アウトドア漆器試作の日々 〜嗚呼、職人の絶望日記〜

アウトドア漆器ブランド立ち上げ記 2016年10月 erakkoというブランドネームとロゴも決まり、…

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ブランドロゴができた 〜嗚呼、職人の絶望日記〜

アウトドア漆器ブランド立ち上げ記 2016年9月。 一人旅でしか感じることのできなかった想いをコンセプトにしたブランドネームとロゴができた。 erakkoとは、フィンランド語で「世捨て人」や、「仙人」を意味します。 ロゴマークは、平原にぽつんと立つテントのようにも見え、ゆるやかにそびえる山のようにも見えるものに。 僕自身は人が嫌いなわけではなく、「一人きりの時間も大切にしたい」という思いから。 野宿の夜がしずかに明けていく安堵感や、目的地にたどり着く前に沈んだ夕陽が残