「天気の子」という名の、新海監督からの手紙
普段こういった作品の感想はTwitterに垂れ流しているのだが、あまりの感動に物凄い文量になったのとネタバレ回避とを理由にnoteへ書く。
前半(「新海作品のメッセージ」まで)はネタバレ無し、後半はネタバレありなので注意。
はじめに
私は新海監督作品の大ファンだ。
とはいえ出会いは2012年の冬だったので、初期の初期から追いかけていたというわけではない。「秒速5センチメートル」に衝撃を受け、過去作を全て鑑賞し、小説を読み、「言の葉の庭」以降はリアルタイムで観られる喜びをかみ