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キャセイパシフィックのラウンジ(羽田空港編)

 無事にJALのサファイアを達成し、急遽タイへ出張することとなった。2023年12月の航空券の価格は高騰していた。JALやANA、タイ航空は30万円ちかい価格であった。香港を拠点とするキャセイパシフィック航空の航空券は、10万円とはるかに安く、今回はキャセイで行くこととした。
 キャセイパシフィック航空はOne worldアライアンスに加盟しているため、私がもつJALのステータスでラウンジが利用できる。人生ではじめての国際線ラウンジを利用するのである。出張の楽しみは、これに決まった瞬間である。
 さて、搭乗する便はCX-543 羽田ー香港の5時間10分のフライトである。羽田を10時10分に出発するため、ラウンジは朝の利用となる。
 羽田空港のセルフチェックイン機で操作をすすめると、搭乗券とともにラウンジ招待券が発券された。長蛇の列となっていた保安検査を抜け、憧れの地・147番ゲート付近のラウンジ棟へ足を踏み入れる。キャセイパシフィックのラウンジは最上階に位置している。

photo by Pixel 7a

 受付でラウンジ招待券を渡し、中へすすむ。キャセイパシフィックのラウンジは、3つのエリアに大別できるようだ。食事ができるダイニングエリア、軽食や菓子類を手にできるカフェエリア、カクテルを注文できるバーエリアである。
 朝食を取るべく、真っ先にダイニングエリアへすすむ。コンセルジュさんがカウンター前にいらっしゃり、注文をすませると呼び出しブザーを受け取った。このダイニングエリアは、「ザ・ヌードルバー」と呼ばれ、麺類や饅頭などを食べることができる。朝食の時間帯ということもあり、フレンチトーストを注文した。ふわふわでとても美味しい。まさに舌でとろけるフレンチトーストである。

photo by Pixel 7a

 フレンチトーストを食べ終わると、コーヒーを飲みにバーエリアへ。コーヒーとあんみつを手に取り、さまざまなデザインのソファーやイスが置いてあるエリアで時をすごす。とても余裕のある使い方をした空間であった。利用客もまばらで周りを気にする必要もなけ、とても居心地がよい。

photo by Pixel 7a

 はじめてのラウンジは、期待を大きく上回りとても満足することができた。「中国のエアライン」という先入観をもっていた私が恥ずかしい。洗練されたラウンジである。今後も機会があれば、ぜひ利用したい。

キャセイパシフィックのラウンジ(香港国際空港編)へつづく

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