波動が相性に大きく影響するというお話をしましたが、今回は身近な波動（周波数）、【言葉】についてお話しします。

言霊（ことだま）という言葉を知っていますか？
言霊とは、言葉に宿る力やエネルギーのことを指します。古くから、言葉の持つ力は人々に信じられ、日常生活でも様々な場面で言葉を使うことが重視されてきました。「きれいな言葉を使いなさい」など子供のころに言われた方もいらっしゃるかもしれません。
そんな言葉が持つエネルギーの秘密についてお話していきましょう。

言霊の確認する方法については簡単な実験がいくつかあります。
まず、サボテンにネガティブな言葉をかけると枯れ、ポジティブな言葉を話すと生き生きとするという話です。
これは実際に行われた実験でも確認されています。サボテンには、それぞれの種類によって成長に必要な水や肥料の量が異なりますが、同じ状況でネガティブな言葉をかけられたほうは、サボテンがストレスを感じてか成長が妨げられ、枯れてしまいました。

次に水にポジティブな言葉をかけると、きれいな結晶ができるという話です。これは、水には分子構造による特性があるため、音波によって水分子が振動し、その結果きれいな形を作ることができるとされています。ネガティブな場合にはいびつになりきれいな結晶はできないようです。

さらに炊いた白米を密閉した容器に放置し、こちらもポジティブな言葉とネガティブな言葉をかけた容器では、ネガティブの容器の白米のほうが早く腐ってしまいました。

これらの実験からもポジティブな言葉にはいい波動が、ネガティブな言葉にはよくない波動があるということがわかります。
音楽もしかりです。いい音楽ではリラックスできますし、不協和音はなんとなく耳障りがよくないでしょう。

人間の体は60％が水分といわれています。前記の実験でもそうですが、言霊、言葉の持つエネルギーは水分に影響を与えています。あながち子供のころに言われた「きれいな言葉を使いなさい」という教えは間違っていませんね。

自分が使う言葉は、一番先に自分が聞きます。
「人を呪わば穴二つ」ということわざもあります。人を呪えば自分も破滅するという意味ですが、強力なマイナスの想いは自分自身にも影響を及ぼすことになるから覚悟しろ、と警告するためのことわざなのです。
人を呪ったネガティブな言葉は、最初に自分が聞きます。その波動は大部分が水である自分の体に影響を及ぼすということでしょう。

そして日本にはひらがな、カタカナ、漢字という文字があります。それぞれの文字にももちろん波動があります。
ここではわかりやすく漢字についてお話ししましょう。
戦後、日本は占領下にあり、アメリカ合衆国を中心とする連合国の占領政策に従って、社会や政治、教育などの様々な分野において改革が行われました。その中で、日本語の漢字表記についても改革が行われ、いくつかの漢字が変更されたり使用禁止になったのです。

例えば「氣」という漢字ですが、今では「気」が使われるようになっています。「氣」は中に米という文字があり、米は日本人の主食、食べて繁栄をもたらす、広がるという意味のものでした。
しかし、〆（閉め）の文字の「気」に変更されました。これは今までの漢字とは反対に閉じるという意味に変わってしまっています。文字が持つエネルギーが変わってしまいましたね。

日本には、「いただきます」「ごちそうさま」など感謝する言葉が日常で使われています。作ってくれた人への感謝だけでなく、食材に対しても命をいただく、そのものが持つエネルギーをいただくことに感謝しているのです。
時代時代で流行りの言葉があったり、SNSなどの普及により言葉が略されたりしていますが、言葉が持つオリジナルの波動を大切にしたいですね。

今回はパワーストーンとはあまり関係がない話でしたが、パワーストーンも自然からの波動を持っています。感謝の言葉を一番先に聞くのも自分です。自分を助けてくれるので、いい言葉を、感謝の言葉をかけてくださいね。

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