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開催まであと2日![リュウの恐竜展小話]その㉙

こんばんは!
古生物探究クリエイター(自称)のリュウです。
[リュウの恐竜展2]開催まであと2日!いよいよ明後日です!
今回の蔵出し情報は、今更感がすごいですが、[古生物サバイバル!]の進化の歴史について、お話ししようと思います。

小話その⑰にて開発の経緯は話しましたが、今回は開発の過程を振り返ってみたいと思います。
開発初期は、まだ私も手探りなところがあり、かつイラストに時間を使ってしまうと、完成まで大幅に遅れが生じる可能性があったため、イラストはネットから引っ張ってくるとして、ゲームシステムの完成を優先させました。
この時点で
・肉食カードと草食カードに分ける
・捕食効果とカウンタータイプ
・エナジーカードの存在
は既に確立され、ゲームの根っこのところは完成しましたが、
・見辛い
・複雑
など数多くの課題が残ることとなりました。

[古生物カードゲーム(仮)]試作品第一世代
この頃はエナジーカードは小さく、カードの装飾も簡素なものだった。
ちなみに、初期は今のと比べて草食カードのラインナップも異なっていました……

実はここから完成まで、都合9~10回は試作を重ねることとなりました。カードについては、名刺に使用するマルチカードという用紙を使って印刷したのですが、これがいかんせん非常に金がかかるため、最終的にはアマゾンで業務用を探す事になりました。そして、これを1セット印刷するにもガッツリお金がかかるため、前の小話で「どうあがいても赤字」とのたまったわけなんですね。
なお、プレイマットについてもこれよりは少ないですがそれでもかなり試行を重ねました。プレイマットはのりつきスチレンボードで作成したのですが、こちらもいかんせん調達するにはかなり金がかかるため、こちらはかなり考えてから試作を重ねていました。また、調達もアマゾンでなく、直営店でお安く仕入れることにしました(それでも今回の展示用に10000吹き飛びました)。
捕食効果やカウンタータイプの具体化と簡潔さ、カードデザインを見やすい仕様に変えるなど、何度もカードを刷っては捨てを繰り返しました。
そのなかで、「この仕様あったらいいな」や、「ここはもっと詳しく」など様々なフィードバックをもらいながら、ゲームを作っていきました。
そして、昨年12月、[リュウの恐竜展1.5]にて受け取ったフィードバックなどを元にして、ついにゲームシステムは完成へと至りました。

[古生物カードゲーム(仮)]試作第2世代。
時代・住処・種族の概念が現れたのはこの世代の中では後の方。

ゲームシステム完成後は、諸々の補足や、新カードの作成、そしてイラスト描画が始まりました。ちなみにゲームシステムに2か月、イラストに2か月かかりました。
システムが出来上がると、カードを新規に作るのも非常に楽になりました。
エナジーカードも草食・肉食カードと同じサイズにしたことで加工が楽になりましたが、情報量が増えたことで厄介だったのはイラストをカードに移すときでした。
デカく書きすぎたり、横に大きく書きすぎた結果、カードの余白内部への収まりが悪くなってしまうこともありました。そうなったからと言ってどうすることもできなかったので、こればかりは致し方ありません。しかし、ネットから画像を持ってくるという手間がなくなったこともあるので、描きたいように書いていました。
そうした苦労の果てが、この[古生物サバイバル!]なのです。

[古生物サバイバル!]完成版
何とかここまでたどり着きました。

というところで今回の小話はここまで。
そして明日は[リュウの恐竜展2]開催まであと1日ということなので、実質今回で[リュウの恐竜展小話]はおしまいです!そこそこ長い間ありがとうございました!3/24は是非皆さんもあそびに来てくださいね!
それでは皆さん、良い探究ライフを!

[リュウの恐竜展2 〜みんなで遊ぼう![古生物サバイバル!]超試遊祭~]
開催日程:2024年3月24日 12:00~19:00
開催場所:東京都文京区本郷4-1-7 近江屋第二ビル6階 探究学習塾エイスクール本郷校

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