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いよいよ来週開催![リュウの恐竜展小話]その㉔

こんばんは!
古生物探究クリエイター(自称)のリュウです。
[リュウの恐竜展2]開催まであと7日。いよいよ開催日が来週になりました!
今回の蔵出し情報は、前回に引き続き[草食カード]にて[古生物サバイバル!]に参戦が決定した古生物たちを紹介します!

前回も告知した通り、今回は[カウンタータイプ]が[威圧]・[群体]の[草食カード]として参戦決定した古生物たちを紹介していきます。
この[古生物サバイバル!]において、初めのころの[カウンタータイプ]は今と違って[反撃]・[防御]・[逃走]・[威圧]の4種類でした。当初はまだ手探りなところがあったのでこの4種類でもよかったのですが、試作を重ねるにつれ少々物足りなさが出てきたため、[群体]・[ハンディキャップ]・[飛行・潜水]・[庇護]・[擬態]の新たな[カウンタータイプ]創設に至りました。

それではまずは、[カウンタータイプ]が[威圧]の古生物の紹介です。
[威圧]の選考基準は「その古生物が生息していた時代において敵のいないほどの大型の個体である」ことです。相手を文字通り[威圧するため]、条件付きで[成功出目]が変わったり、カウンター成功時・失敗時のイベントも多いなど、中々トリッキーなタイプでもあります。

この[威圧]からは3体をピックアップ!
まず最初は、この古生物だ!

こんな体勢ができたかは不明。カッコいいから許して……。

高濃度酸素が生み出したモンスター級の大ヤスデ、[アースロプレウラ・アルマタ]が参戦決定!
節足動物なので例によって一から描いたのですが、昆虫だったらまだしも、節の数がべらぼうに多いため、描くのには大変苦労しました。
ですが、相手はムカデ体型だったため、コツがつかめればかなり楽になる古生物でもあります。ちなみに、このゲームは古生物の知識を正しく得ていただくために、[生理的嫌悪感]に対する配慮はございませんのでご容赦ください。

続いて2体目は、この古生物だ!

25mを普通の大きさというあたり、感覚がおかしくなってきてるのか……?

もし記録が正しければ史上最大は問答無用でコイツ![アンフィコエリアス・フラギリムス]も参戦決定!
彼の予想される全長は、なんと脅威の60m!シロナガスクジラのおよそ2倍という、とんでもない大きさですが、化石は現状紛失、唯一残った資料も端書きレベルと、もはや存在は風前の灯火といったような状態です。
ちなみに、同属の[アンフィコエリアス・アルトゥス]は、全長25m、化石も残っており、まあまあ確証はあるという状態です。

続いて3体目は、この古生物だ!

実は2枚した絵を描いています。この採用版は2枚目の方です。

巨大な絶滅哺乳類と言えば!というほどのネームバリューをもつ大型哺乳類、[パラケラテリウム・トランソウラクリム]も参戦決定!
こんな見た目でサイの仲間というのもさることながら、この古生物は、かつては3種の古生物だったというのは、ご存じでしょうか?
この[パラケラテリウム]に加え、かつて[インドリコテリウム]、[バルキテリウム]という種がいたのですが、これらがみんな同じ種だと判明したため、一番最初に名前がつけられた[パラケラテリウム]にみんな収束したという感じです。
ちなみに私は、[インドリコテリウム]派でした。

それでは続いて、[カウンタータイプ]が[群体]の古生物の紹介です!
[群体]の最大の特徴は[草食カードの枚数でカウンターが成功する確率が変わる]ことです!対象は攻撃プレイヤー以外の持っている草食カードの枚数で、これが多いほどカウンターが成功しやすくなります!
逆に言えば、少なくなると喰われやすくなってしまうため、最初のカードチェックもかなり重要になってきますよ……?

この[群体]からも3体をピックアップ!
まず最初は、この古生物だ!

線が少ないって、描く量が減っていいよね。

史上最古の脊椎動物にして、史上最古の魚類である、[ミロクンミンギア・フェンジャオ]も参戦決定!
[ミロクンミンギア]はアゴも無し、大きなヒレも無し、小さしというひ弱な存在でした。しかし、[ミロクンミンギア]が発見されたことで脊椎動物の歴史がさらに古くなり、古生物界隈に激震を走らせた存在と言えましょう。ちなみに、何故かエラの描写が細かいですが、なんでそうしたかは私も覚えていません

続いて2体目は、この古生物だ!

実はこのカテゴリーの[恐竜]はこいつだけ。

北アメリカに生息していた、角竜の仲間のもう一つの進化の果て、[パキリノサウルス・ステンベルグ]も参戦決定!
このパキリノサウルスの仲間、[セントロサウルス亜科]は、進化していくにつれてツノが丸くなっていった・無くなっていった種が多いグループです。考えられている理由としては、オス同士の闘争の際に怪我を防ぐことがあったんじゃないかと考えられています。
また、産地では老若男女の大集団化石が見つかったことから、大規模な群れで生活していた可能性もあります。[群体]にカテゴライズしたのも、それが理由です。

それでは本日の紹介のトリを飾る、
3体目はこの古生物だ!

カワイイ枠もちゃんといるよ!

この世で唯一ツノの生えているネズミ、[ケラトガウルス・リノセロス]も参戦決定!
見てください、この少しぽてっとした愛らしい姿を!
[ケラトガウルス]は、さっきも話した通り、ネズミの仲間[げっ歯類]の中で唯一ツノを持ち合わせていた種でした。化石でも残っているため、もしかしたら骨製だったかもしれません。
また、感のいい方ならお分かりいただけると思いますが、種小名の[リノセロス]は、恐らく[サイ]の英語表記である[ライノセラス]から来ているものと思われます。学名を読み解きやすいのも、この種の魅力なのでしょうか?

というところで、本日の参戦発表はここまで。他の[威圧]・[群体]カテゴリーの古生物たちは是非皆さんも予想してみてください!
次回は[ハンディキャップ]・[飛行・潜水]の[カウンタータイプ]にカテゴライズされた[草食カード]として参戦決定した古生物たちの一部を紹介したいと思います!
それでは皆さん、良い探究ライフを!

[リュウの恐竜展2 〜みんなで遊ぼう![古生物サバイバル!]超試遊祭~]
開催日程:2024年3月24日 12:00~19:00
開催場所:東京都文京区本郷4-1-7 近江屋第二ビル6階 探究学習塾エイスクール本郷校

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