前髪は気分のバロメーター
前髪のコンディションは、その日1日の勝敗を決めると思う。
前髪って、人の顔を見たとき、最初に目に入るもの。人の印象を決定づけるものだ。
前髪がいい感じにセットできていたら、自分に自信を持って歩ける。
綺麗にアイロンで熱を通して、かすかにカールをかけて、小顔に見えるように横の毛を流す。
暑い日だろうが、ベタつかせず1日中サラサラなのがベスト。
その前髪のコンディションを実現できたなら、その1日は、もう優勝したも同然なのだ。
…そう、実現できたなら。
◆
今日の私の前髪はー?
30点🥳
無理すぎ。帰らせてくれ。
残念な前髪を引っ提げて仕事に行くのはいつも以上に苦痛。
人と話すときも「あー、今私前髪残念なんだったわ。」と毎秒萎えながら過ごすことになる。自信がなくなって人と目を合わせられなくなる。仕事のパフォーマンスもなんだか下がる気がするのである(前髪のせいにするな)。
◆
なんで今日はこんな前髪になってしまったのだろうか?
①寝たかった
少しでも長く、寝ていたかった。あと10分早く起きれたら、ゆっくり髪もセットできるってもんだが、やっぱり眠い。
お布団が離してくれなくて、起きた時点で時間の余裕がなかった。
スピード仕上げで前髪をセットすると、それはもう雑な仕上がりになる。
技術不足も相まって、
むしろやらない方がよかったんじゃないか?
という仕上がりになる。
②時間ないのに前髪セルフカット
たぶん、今日の1番の過ちはこれ。
ないだろうか?普段気にならないのに、セットする段階になってチョロ毛や伸びた部分が気になること。
今日の私は気になってしまった。目にかかる前髪が鬱陶しいと感じて、えいや!と切ってしまった。
美容院で切らないならせめて落ち着いて時間かけて切りなさいよ…。
案の定、若干切りすぎた。
長さはいい感じだが、内巻きにするだけの余地がないので、真っ直ぐ前髪で絶妙に芋っぽい。
前髪は切るなら慎重に切った方がいい。
③ダッシュして脂汗
今日の仕事では動き回ることが多く、額が次第にベタついてきた。
すると、前髪はみるみるうちに脂っぽくなっていった。
はじめは束感がでていい感じにまとまったのだが、段々
「2、3日風呂入ってない奴」
みたいになっていった。
前髪をサラサラにするスプレーを使えばよかったのだが、
「夏でもないのに?自分がギトギトしているだなんて認めたくない!」
と謎の抵抗をして使えなかった。
◆
かくして、今日の私の前髪は、
「カットもセットも失敗した、2、3日風呂入ってない人の残念な前髪」に仕上がった。
前髪のコンディションを良く保つために、
時間に余裕を持つことは必須。
常に落ち着いて行動する。勢いで判断しない。
これって前髪に限った話ではないはず。
身だしなみを整えるにしても、
待ち合わせに遅れないようにするにしても、
仕事をするにしても。
ギリギリで生きていたら、焦ってうまくいかない。パフォーマンスが下がる。
明日からは、せめて10分早く起きてみようかな。
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