INTP女、人間関係のいろは【中学生編】

みなさん、こんにちは。しおです。
今日は私の人間関係のいろはについてお話ししようと思います。

プロフィールにも書いてある通り、私はINTPなので、基本的に人にあまり興味が湧きません。
こういう書き方をすると、なんだか冷たい人間に見えるかもしれないし、圧倒的な社会不適合者に見えますよね。
素直に言っていいんですよ。社不ですね。

ですが、私は自分の性格を嫌だと思ったことはあまりありません。
強いて言えば、中学生の時くらいまではとてもコンプレックスでした。

女性なら同意していただけると思いますが、中学生なんて特に同性同士でよく群れるものです。
これがめちゃくちゃ苦手でした。
今振り返るとよくやったと、改めて過去の私を褒めてあげたいくらいには。

自分のやりたいこと、言いたいこと、好きな時に好きなタイミングでやればいいのに、まるで同調圧力がかかっているように同じ答えしか出さない、言わない。
何度これでストレスを貯めたか覚えていません。
実際、異質なことをすれば仲間はずれになることは容易でしたし、変な視線で見られることもありましたが、私はこれが特に苦ではありませんでした。
今思えば、この時からINTPの片鱗が見えていたのかもしれませんね。

とにかく、同調圧力に屈して何も言わない同級生をみると、本当に嫌気がさしました。
なんで自分の意見を言わないんだろう?やりたいことをやらないんだろう?中学生ながらその疑問と怒りは増すばかりでした。



エピソード1

1番覚えているのは、生徒会選挙の時のことです。
中学二年生の私は、生徒会長に立候補していました。その時立候補が全部で3人居たのですが、わたしは見事当選。無事、生徒会長に就任しました。

ただ、問題はここからで、3人の立候補のうち、1人明らかに場の雰囲気をかっさらっていった子がいたんです。
ほら、学年に1人くらいいるじゃないですか。めっちゃ面白いことをしてる、頭の良さそうな先生に嫌われるタイプの生徒。あれです。
私は、当時の自分のスピーチは覚えていませんが、その子のスピーチがめちゃくちゃ盛り上がったことは覚えています。その子をAちゃんとでもしておきましょうか。
投票はクラスごとに集計され、結果を先生達が数えて発表するというものでした。
無事に私の当選が発表されたその日の放課後、靴箱で事は起こりました。

生徒会長の就任してるんるんの私に、背後からバカでかい声で
「あぁあ!!おれ、Aが良かったのにな!!!」
と、明らかに私に向けられる男子生徒の声。
振り返らなくても誰か分かります。同級生の男子です。

私のこの時の考え、もう大体お察しですよね?

「ダセぇ」

です。

ダサいポイントを解説しましょう。

①直接言えない
文句も賞賛も本人に伝わらなければ効力がありません。言いたければ私に直接言えばいいものを、わざわざ群れて、遠くから言う。なんてダサいんでしょう。あなたは私を傷つけたいんですよね?じゃあ、なんで直接言わないんでしょう?言う方法は沢山あります。直接言いに来る。生徒会の目安箱に入れる等々。結局その男子は卒業するまで1度も話しませんでした。

②大人数を有利だと思っている
悪い男子って固まりますよね。その時もそうでした。1人が大声で私に叫び、周りが乗って笑う。1人でものを言えないやつが、大人数になった途端力を持ったと思うんでしょうね。当時も今も、これに関しては、子供だなと思うばかりです。

③校則を知らない
やはり、無知は罪です。私の学校では、生徒会を解体させる方法がありました。全校生徒の3分の2以上の同意があれば、解体させることが出来ます。と、言うことは、あなたの大好きなAちゃんを生徒会長にする方法があるということです。なぜ、その方法を取らなかったのか。おそらくですが、知らなかったのでしょう。まあ、知ってたとしても、彼がやるとは思えませんが。
真っ向から私を嫌な気持ちにさせる方法はごまんとあるのに、その中で、背中越しに大声で叫ぶってねぇ………
稚拙すぎないかい?

当時全く同じことを親に言いましたが、同意とその男子に対する哀れみよお言葉を頂戴致しました。

ともかく、この他にもたまぁに、ほんとに稀に嫌がらせらしきものを受けていました。同調しない異質な存在というものは、中学生の幼い人達には耐え難いものだったのかな?と思っています。

余談ですが、この後、彼は高校入試にことごとく失敗し、不合格続きだったそうです。普段、神を信じませんが、因果応報ってほんとにあるんだなあと、感動と歓喜したのを今でも覚えています。ざまぁ。

かく言う私も、もう6年も前の出来事をいつまでも覚えて、ネチネチ言うあたり、子供なんでしょうね。自覚はあります。

エピソード2

他にも、群れるという行為に苦手意識を持つようになったエピソードがあります。

修学旅行の時、その当時クラスの女子が14人だったので、7人班を2つ作るということになりました。
ここで問題だったのが、クラスに6人の女子グループがあったということです。もう、既に嫌な予感がしますよね。

考えてみてください。女子中学生6人です。絶対に離れるの嫌がるじゃないですか。
案の定嫌がったんです。正直、それは問題じゃなかったのですが、7人のうちのもう1人があまりにも可哀想じゃないですか。普段自分は別のグループにいるのに、無理やり別々になった上に、6人組に入るって。
私だったら修学旅行、行かなかったと思います。そんな思いをする人がいるなら、6人を3人に2つに分ければ良いと思ったんですが、リーダーの子が最後までゴネタんですよね。

結果、先生の説得も聞かず、6+1とかいう最悪の班が出来上がったわけです。
女子中学生だから仕方ないにしても、配慮が無さすぎると当時絶望した記憶があります。

こんな出来事を何回も経験するうちに、悟ったことは、

・私は大人すぎる
・周りが子供すぎる

以上の二点でした。  

最後に

人より若干早く大人になるだけで、こんなにしんどい思いをしなきゃいけないんだな。損してる気分。

そんなことを考えている人がいるんじゃないでしょうか。

当時の私がそうでした。

そんな人にかけたい言葉は、

貴方は悪くない。周りも悪くない。
貴方が偉すぎるだけ。

今ならこう思えます。
私は、性格は悪いですが、この世の森羅万象を他人のせいにするつもりはありません。
だからこそ、中学生の時の群れるという行為に生活を左右されることが苦手でした。
これを読んで共感できる人は私の似ている人ではないかなと勝手に思っています。

あなただけじゃない。私もいるよ。
という偽善にもとれるような言葉で今回の記事を締めたいと思います。
次は高校生編を書こうかな

最後までお付き合いいただきありがとうございました。
また、どこかでお会いできましたら


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