見出し画像

#36 H3ロケット Return to Flight 成功!!

「笑いながら、泣いていました。」

H3ロケット🚀打ち上げ成功後の
JAXAの岡田プロジェクトマネージャーの
コメントです。

2023年3月7日に失敗してから1年弱

H3ロケット発射前に

「強くなったエンジニア、良くなったロケットで成功につなげたい」

とおっしゃっていましたが、
大成功となりました㊗️


以下がロケット打上げの流れ:
・LE-9エンジン点火
・ロケットブースタ(SRB-3)点火
 →最初の打上げ時、ここが問題でしたがクリア
・リフトオフ
・ロケットブースタ(SRB-3)分離
・搭載されている衛星🛰を保護している
 フェアリングを分離
・第1弾、第2弾分離
・第2弾ロケット点火
 →前回、点火しませんでしたが、しっかり点火
・軌道投入成功!!

全てが予定通りに行われました。
その後の記者会見でも

「満点💯

と笑顔でおっしゃっていました😊

⬇︎ 参考までに、昨年の打上げ時の記事 ⬇︎


次世代の日本の基幹ロケットである
H3ロケット

総開発費2000億円
30年ぶりの新規開発

「柔軟性」
「高信頼性」
「低価格」
を実現する為、
H-IIAロケットは刷新されました。



[H3ロケット 概要]

機体形態:H3-22S
LE-9エンジンが2基
固体ロケットブースタ(SRB-3)が2本
ショートフェアリングを搭載

大型ロケット 57m
(ロングフェアリングの場合は63m)

液体燃料 
(⇄ 固体燃料:イプシロンロケット)

H2Aロケットの半分となる約50億円の打ち上げ価格を目指す

第1段機体には
日本国旗と「JAPAN」の文字が入る
今までは「NIPPON」だった。

H3ではグローバルな打ち上げサービスの実現を目指している為、
世界的な名称である「JAPAN」に変更



昨年の失敗から1年弱。

その失敗を見事に乗り越え、
さらにたくましくなって帰ってきました💪

岡田プロジェクトマネージャーは
こんなこともおっしゃっていました。

「失敗があると、エンジニアがものすごく強くなる」

「好きなものにチャレンジし、乗り越えるのは楽しい」

私も分野は違えどエンジニアのひとり。

失敗することもあるけれど、
その失敗を糧として
強くなりたいと思います💪

上記のYouTube動画の1:44:26からの動画
是非見ていただきたい!

昨年3月7日の失敗からの復活が
感動的にまとめられています。


その途中には、
今回の2号機のフェアリング(衛星🛰️格納部分)に”RTF”という文字を見るとこが出来ます

その意味は、

Return To Flight

失敗を乗り越えて、今一度宇宙へ!の思いが込められています。

さらに、その”RTF”という文字は、
ネットで募集された応援メッセージから出来ているのです!

JAXA YouTubeチャンネルより
RTFの一文字ずつが応援メッセージで出来ています!


そして、最後にも感動的な一言が🥹

JAXA YouTubeチャンネルより


涙無しには見れませんでした🥹🥹🥹


SLIMの月面ピンポイント着陸に続き、
H3のロケット🚀成功と
今年は良いニュースが続いています😊


良いパワーをもらったので、
私も前向きにいきたいと思います😊

この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?