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日本にシューゲイザー・バンドは居ない?日本のシューゲイザー・ブームから感じる80年代から2000年代の残り香。

大学生の頃にシューゲイザーにハマり、色々買い漁ったものですが、すっかりシューゲイザーから興味が無くなりました。(笑)
興味が無くなった原因はツイッターや検索で表示される情報の不正確さなんですよね。

因みに、僕が好きなシューゲイザーのバンドは、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインとチャプターハウスです。

最近ではいろいろなバンドが居ますが、この2つをシューゲイザーとする事に異議を唱える人は少ないと思うので、これを基準に話を進めます。

シューゲイザーで検索をすると沢山の日本のバンドと昔のバンドばかりが出てきます。
昔のバンドに関しては音質が古かったりして好みではないものが多いです。
日本のバンドに関してはまた別の問題があります。

まあ、言葉で説明するよりも聴き比べてみてください。

まず一番シューゲイザーで調べると出てくるのが死んだ僕の彼女
死んだ僕の彼女 / 彼女が冷たく笑ったら

次にマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの代表曲ユー・メイド・ミー・リアライズ

My Bloody Valentine - You Made Me Realise (Live On Plastic)

はい、これが同じジャンルに聴こえますでしょうか?(笑)僕には全く聴こえませんでした。

次によく検索に出てくる17歳とベルリンの壁です。

17歳とベルリンの壁 - プリズム [MV]

そして、チャプターハウスの代表曲の1つ、フォーリン・ダウン。

Chapterhouse - Falling Down

今回は同じにジャンルに聴こえたでしょうか?
僕には聴こえませんでした(笑)

最期に一番売れてる日本のシューゲイザーバンドFor Tracy Hydeです。

For Tracy Hyde - 櫻の園 (Official MV)

ではマイ・ブラッディ・ヴァレンタインとチャプターハウス続けてどうぞ。

my bloody valentine – Nothing Much To Lose

Chapterhouse - She's A Vision

For Tracy Hyde アキシブ系として紹介されてましたね。
アキシブ系としてはかなり良いバンドです。
渋谷系は洋楽の引用ですから、この中では一番おすすめですね。
でもシューゲイザーではない気がします。(笑)

アキシブ系(あきしぶけい)は、1990年代初頭に出現した、オシャレで洗練された音楽性をもつ渋谷系の音楽とアニメソングゲームミュージックなどの音楽性をもつアキバ系の両者のムーヴメントを背景とした音楽を融合させた音楽。

wikipedia

最期に日本のシューゲイザーで一番有名なバンドだそうですが、For Tracy Hydeは知ってましたけど、この人達を僕は知りませんでした。(笑)

cruyff in the bedroom "cry"

はじめて聞いた感想はラルク?でした。(笑)


どうでしょう?
これが本当に同じジャンルなのでしょうか?
僕には全く同じに聴こえません。(笑)

影響を受けたと言うのは100歩譲って理解します。
それでもシューゲイザーと呼ぶには乱暴過ぎませんか?(笑)
蕎麦屋のメニューにかつ丼があっても蕎麦屋は蕎麦屋ですよ。

それに曲が最近の曲と比べると歌が何となく古い。
影響を受けているのは80年のBOØWYやレベッカ、90年代のJUDY AND MARYやV系、2000年代のくるり、スーパーカーなど日本のロックバンドなのではないでしょうか?
あ、もちろん日本のシューゲイザーの悪口じゃないですよ。(笑)

正確な情報が出てこない原因が日本のシューゲイザーバンドブームなのであれば、それによって僕は興味を失った事になり、本末転倒な気もします。

日本のシューゲイザーのバンドは全てスーパーカーに聴こえます。(笑)
実際にシューゲイザーとして紹介されてる事もありますが、ボーカルの中村弘二さんははっきりツイッターでシューゲイザーバンドである事を否定されています。(笑)

SUPERCAR / Lucky (Official Music Video)

ふと思い出してこれを書きましたが、続けてなにかをする気にはならないので気が向いたらまた。アディオス!


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