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藤井風 LOVEALLSERVEALL アリーナツアー at 宮城 Day2の記録

Dec 18, 2022 宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ2日目
記憶が薄まる前に感じたことを感じたままに記録する私的備忘録
(Dec 21,2022 追記しました)

入場して

アリーナに入場して耳に飛び込んできたのはユーミンの歌声。えっ、日本語の曲をSEにしてる!初っ端からやられて、早速ひと泣き(早すぎ)。
だって、、だってだよ、、私的に風さんのSEって洋楽だけだと思い込んでいたから。それが日本語の、、荒井由実時代の曲って。。リスペクトしかないでしょ。最近の風さんは英語で表現することが多くなっていたから、なおさら日本語の曲をチョイスしてくれたことに嬉しさ感じてしまった。国境なんてないって、いつも私はそう思っているけれど、やっぱり私は日本人なんだな。

松任谷由実さんは今年デビュー50周年です。

アリーナの席を確認して、センターステージの方を見る。
ち、近い!近すぎる。こんなに近くで風さん見たら倒れるんじゃないかと真剣に心配してみた。開演までShazamでSEチェック。3曲くらいは拾えたんだけどその後は会場のざわめきで拾えず。お隣の美しい女性としばし風さんトークしながら開演を待った。

開演

17時過ぎ。開演。
「ぎゃああああ!!」これ、風さんライブのオープニングでは必ず耳にするやつね。どこどこ???って探すと、ものすごいざわめきと共にチャリに乗った風さん登場。ええええええ!!!!チャリを漕ぐ藤井風って、、既視感ありすぎでしょ!!!
センターステージを1周ぐるりと前列の人と時々ハイタッチなんかしながら、超嬉しそうにチャリを漕ぐ風さん。私の側にもきてくれたんだけど、チビな私には全然見えなかった〜。頭頂部だけはかろうじて見れたかな?なんとなく過ぎ去っていく残像?余韻だけを感じた。やば。

The sun and the moon

チャリをステージ下に停めてセンターステージに上がり、深々と一礼。
中央サークルにあるグランドピアノの前に腰掛ける風さんの指から奏でられたイントロを聴いた瞬間「マジかーーー」ってまたしても涙腺崩壊。
今年いろいろあったサンムン。もう2度と聴くことはないのかも、聴けたとしても数年後のアルバムかなと思っていたサンムン。
「無駄な曲は一切作りたくない」と言っていた風さん。風さんは、自分の作品に全エネルギーと愛を注ぎ込んで世に送り出してくれている。こうして命を吹き返したように私たちファンの前で、しかもオープニングで聞かせてくれたことに愛を感じた。ピアノの音色が美しくて、風さんの英語が心地よくて。
いつまでもこのままでいたいと思った。

ガーデン

mh...hmm...m..
風さんのハミングで始まるガーデン。今回のセトリ、パナスタの時とは違って癒しからくるのね。オープニングで立ち上がっていた人たち、着席する人もいて会場のみんなが風さんの奏でるピアノに聴き入っている感じ。
心地よい。風さんの歌声は心地よい。
「きれいなモンだけ吸って〜。ネガティブなもん吐き出して〜」
KAZëセラピー。すーはーすーはー。

ロンリーラプソディ

もう何回言ったかわからないんだけれど、私はこのピアノのイントロを聴くと胸が苦しくなる。切なくて苦しくて。泣きたい感情ではなくて、切ない。孤独。あのピアノのメロディに私の感情を揺さぶるものがあるんだ。何度聴いても切なくて、でも聴きたくて、何度でも聴きたくて。風さんが鍵盤を叩く指先が肉眼でよく見えた。ああ、、あの指先から奏でられるメロディに私はどれだけ感情を揺さぶられているんだろう。魔法の指先。マジックハンド。鍵盤を全身で叩く風さんの背中が力強く揺れている。その背中を見て、この人自身が音楽なんだと。そう感じた。

指ピンも披露してくださいました
(画像はパナスタでのパフォーマンス。FujiiKaze Twitterより引用)

MC

MCの記憶はあんまりなくて。寒い中、ようきてくれました。トイレ大丈夫?各自で行きたい時に行ってね。みたいなことをいってたかな?そして、次の曲はみんなと一緒に奏でたい曲です。もうええわ〜のメロディを口ずさむ風さん。(もうええわ〜)。次はちょっと難しいよ。もうええわ〜。(もうええわ〜)上手上手。
では。って感じ(だったかな??)

もうええわ

今回のツアーからコールandレスポンスが解禁になって、私が最初に浮かんだのは何なんw。なんなーん!!って絶対やりたい!風さんに届けたい!って思ってた。風さんからのオーダーはもうええわ。
うん。いい!すごく歌いやすい。風さんはみんなの心の中にある日々の暮らしの中にあるもやもやした感情や執着を手放して、解放してや〜って思ったのかな。みんなでもうええわ〜ってコールandレスポンスしたら、もう日々のあれこれもうええわ〜ってなった。これもまたKAZëセラピーか。

旅路

旅路の前にもMC少し。
ポンコツな私あんまり覚えてなくて。。
「I am you, You are me
わしらは兄弟姉妹やし、ファミリーやから
これからもみんなと一緒に歩んでいきたい」
って言ってたかな。。(もっといろいろ言ってたはず)
いつもラストに歌う旅路をここで。ピアノで聴かせてくれた。
Free Live at Nissan stadiumで歌う風さんの姿と重なった。
「あ〜ああ 僕らは〜まだ」両手を広げる風さん。その手がどこまでもどこまでも遠く遠くに広がっているように見えた。全宇宙を包み込むように。

旅路演奏後、暗転。センターサークルを覆っていた覆いが上へスルスルと上がっていき、バンメンさん登場。ここから第二部突入。

damn

ピアノと風さんだけでいい、他には何にもいらない。
さっきまでそう思っていたのに、ウッドベースの音と共にダンスタイムがスタートした瞬間「やば。藤井風エンターテイナーすぎる」ってなった。ピアノと歌だけじゃないんですよ、藤井風の魅力は。ダンサー引き連れてバキバキなダンスだって踊れちゃうんです。ってか、風さん。あなたホントにどれだけパフォーマンスパワーアップしてるんですか。

へでもねーよ

畳み掛けるダンスタイム。今回のツアー、センターステージでは、1曲ごとに四方を順番に回ってパフォーマンスする感じ。へでもねーよは私側でのパフォーマンスじゃなかったのでスクリーンに映し出される風さんを見上げてた。へでもねーよ聴くとどうしてもHEATの「手ぇ、あげな」が再生されちゃって。あれ、HEATファイナル3daysだけだったのにね。
「手ぇ、あげな」
風さんに言われなくても、私勝手に脳内再生しちゃってる。今回も。

やば。

やば。もスクリーンを見上げてた。風さんが「やば。やば。やば。やば。」って歌うたびに心臓がバクバクしてやばかった。風さん最近めちゃくちゃセクシーだよね。表情が。一昔前の可愛らしさが影を潜めて、色気がすごくって。
生き様ってその人の姿形に現れると思っているんだけど、本当にいい出会いと充実した日々が彼を更に魅力的にしてるんだろうな。それって、いいことだけじゃなくてね。いろんな葛藤とか負の感情とかそういったものも全部全部丸ごと今の彼を作り出している。…そんなことを思いながら見入ってた。やば。

優しさ

HELPEVERHURTNEVERからやりたいと思います〜からのイントロ。パナスタでもリアレンジしてお披露目してくれた曲。
今回のライブでご一緒した風民さんたちに沼落ちエピソードを聴いてみたら、優しさで堕ちた方が割といて。(割と、って。。)
私の風さんとの出会いも実は優しさなんだけど、初回じゃ堕ちなかったのね。なんでだろう。(ライブの感想ちゃうな)

さよならべいべ

イントロで????新曲?なんだろうってなった。
「こんとおもった〜」ああ!べいべ!ヤフさんMagic!!
優しさもだけど、アレンジを変えるだけで曲ってこんなにも雰囲気が変わるんだ。
「さよならが〜あんた〜にささ〜ぐあいのことば〜♪」ここでの両手ブンブンはリアレンジ後も変わりなく元気にみんなでブンブン。もう隣の人にぶつかっちゃってもご愛嬌でブンブンした。風さんの嬉しそうな表情。最高。

バンドメンバー紹介

藤井風テレビのまつりで演奏してくださった
ベース 小林修己さん、ドラムス 上原俊亮さん
ギター TAIKINGさん、そして
キーボード Yaffleさん
フレッシュだったし、ヤフさんが加わったことでリアレンジされた曲がすごくて、これ何回足を運んでも楽しめるライブでしょうね。間違いない。

死ぬのがいいわ

赤いライトに照らされた風さん。死ぬのがいいわの風さんは妖艶。途中のアレンジがやばいくらいかっこよくって。リミックス?きちゃう?きちゃうでしょ?てか、きて!!!!期待しちゃっていいですか?

色気ダダ漏れてますけどmore

青春病

死ぬのがいいわのラストでステージに倒れ込む風さん。スクリーンにアップで映し出される風さん。倒れ込んだままアンニュイな表情で「青春の病に侵され〜」うっわきたよ。憑依するアクター藤井風が。もう、、どんだけ感情揺さぶってくるの?さっきまで色気大放出してた風さん、青春病ではフレッシュな感じで元気に野ざらしダンスしてくれた。かっこよすぎ。

きらり

スクリーンになんだかすっごくキメキメのサングラスかけたちょいワル風なワイルドな風さん登場。なに?めっちゃ決めてるんだけど。この流れでくる曲って???
「どや、ワシカッコええじゃろ?」ってめっちゃ決めてるし堕としにかかってきてるんだろうけど。なぜかふふっって笑えちゃうの。これなに?笑。
旅路BTSとかHEAT Blu-rayでもあったよね。めっちゃキメてるのに何故か笑えるの。ここ、笑うとこですかね、笑。いやごめん。かっこよかったです。

私側でパフォーマンスしてくれたときのダンサーさん引き連れて踊る風さんは超絶かっこよかった。ダンスめちゃくちゃ練習してると見ました。いろいろ準備してるんだね。間違いなく。

燃えよ

大好きな曲。センターステージを覆うように燃え上がる炎がボッと燃え立つたびに熱い。まさに燃えよだ。いちばんグッときたのはラストの転調のところ。あ〜あああああ〜ってとこ。また生で聴けた。風さんの全身からエネルギーが放出されているのを感じて、私が燃えそうだった。アツい。燃えよジャンプの時、私側に来てくれたので、めっちゃジャンプした!もう汗だく。最高!

私はこの藤井風さんが死ぬほど好きです

まつり

まつりって、今の風さんが全部詰まっている。もう何回言ってるんだ私は。満たされて幸せそうな表情で歌う風さん。みんなが踊るまつりダンス、風さんからはどんなふうに見えたかな。日々たくさんの愛を風さんからもらっているから、愛をたくさんお返しできていたらいいな。

grace

風さん、「今伝えたいことが詰まった曲…」って言ってたような(記憶力)
神格化したいわけじゃないんだけど、graceを歌う風さんは神々しい。スタンドマイクを立てた方向で最初歌唱していて、こちらサイドには来ないのかなと思ってた。少ししたらマイクを持って四方を回ってくれた。ニョキニョキダンスも踊れた。風さんのダンス、キレッキレだった。めちゃくちゃレッスンしてるんだね。間違いない。多分きっと。これ言うの何回目よww

ダンサーさん紹介

ライブを盛り上げてくださったダンサーさんたち。皆さんシャツが汗でびっしょりで。みんな若くてフレッシュでパッション感じた。思い切り両手を振ってありがとう!を伝えた。

皆さんバキバキのダンス、超絶かっこよかった(画像:FujiiKaze Instagramより引用)

MC

「graceでラストにしてもええんじゃけど、もう1曲だけ。
携帯で撮影してもええよ。終わったらしまってね。」
今年の春のCoachellaで風さんが目にした光景。
日本の暗黙の規制ルールを取っ払って、風さんがやりたいことだったんだね。

何なんw

センターステージのアリーナ席だと自分側に来てくれる時はよく見えるんだけど、他の三方向側でのパフォーマンスの時はスクリーンをみてた。だからきっとスマホの撮影はスタンド席の方がいい映像がとれたと思う。私の映像はスクリーンメインで撮ったけどどうしても見上げる感じになったし、風さんがこちらサイドにきてくれるとどうしても風さんを見てしまうからブレブレになってた。
オマケに何なんwコールもしたいから、それはもう大忙しだったな。
5分間腕を上げっぱなしで、いいトレーニングになったよ。

ラスト

いつものように四方向に向けて深々とお辞儀する風さん。両手を振ってありがとう!を伝える風さん。ありがとうを伝えたいのは私の方だよ〜!って思い切りジャンプして手を振った。最後の最後まで名残惜しそうに手を振りながら会場を後にする風さん。ありがとう、風さん。ありがとう。

終わりに

このnote、まだライブ始まったばかりだし、ネタバレ満載だし、まだ書かなくてもいいかなと思ったんだけれど。訳あって、自宅にたどり着くことができずライブ翌日をとあるホテルで過ごすことになった。家族、会社にも連絡した後、さてとどうしようかな。。と思った時、今のうちに備忘録として残しておこうと思い立った。
パソコンがないので、iPadとiPhoneを駆使して書いてます。推敲もあまりしてないし、勢いで書いてます。きっと後から思い出して書き足すかもしれない。
こんなに急いでアップしなくてもいいのにね。

今回の宮城の旅。ご縁があってご一緒することになった風友さん。グランディ21、セキスイハイムスーパーアリーナは、山の上にあって周りには何にもなくて。グッズ購入した後、どうしようかと思った。仙台からタクシーで向かう予定をレンタカー借りることに急遽変更した。すごいんですよ、風友さんの団結力。

お昼は美味しい野菜味噌ラーメン、サービスの味玉付きで温まった。
このお店も、敬愛する風友さんから教えていただきました。ありがとうございます。

行動を共にした風友さんだけでなく、現地ではたくさんの風民さんにご挨拶することができてすごく嬉しかった。お会いしたかったけれどお会いできなかった皆さん、いつか必ずご挨拶したい。

私の、LAAT宮城D2の旅は、まだ終わっていません。このnoteも勢いで書いているので後で再編集すると思います。今の自分の気持ちをありのままに書いたらこんなになっちゃいました。
最後まで読んでくれた方がいたとしたら、ありがとうございます。

(Dec 21,2022 追記)

帰宅しました

記録的な大雪のため、結局新幹線の最寄駅で2泊した。このnoteを書いた後、特にすることもなく、ひたすらTwitterで道路状況をチェックして、いつ帰れるかなと不安な気持ちでいた。とても心細かった。
そんな時、宮城でともに過ごした風友さんとDMでやりとりしたり、風民さんからいただいたお土産を大事に食べたり、Twitterで普段通りの楽しいツイートをしてくださる皆さんのツイートを読んだりして、気持ちを落ち着かせることができた。ありがたかった、ほんとに。

高速道路、一般道ともに通行止めが解除になり、帰宅できたのはライブから3日後の12月21日、午前8時30分ころ。
高速道路は除雪がしっかりされていて、出発から帰宅まで1時間足らずで帰宅できた。雪、あんなに降っていたのにすごい。大勢の方が昼夜問わず全力で復旧作業してくださったんだと実感した。感謝の気持ちでいっぱいで「ありがとうございます」という気持ちで走行した。

高速道路走行中、山道から視界が開けて故郷の景色が目の前に広がった瞬間、偶然にも車のスピーカーから「帰ろう」が流れてきた。涙をぐっとこらえた。

その次に流れてきたのは「旅路」。号泣。前が見えないくらい号泣した。

「あーあ 僕らはまだ先の長い旅の中で 
何かを愛したり 忘れたり 色々あるけど
あーあ いつの間にか この日さえも懐かしんで
全てを笑うだろう 全てを愛すだろう」
「お元気ですか この町は相変わらず青春です
誰もがみな走ってます まだ見えない旅路の先へ」
雪に覆われた故郷の景色が旅路の歌詞とシンクロして目の前に広がって、緊張の糸がほぐれたのかビイビイ泣きながら運転した。危険⚠️

高速道路走行中の旅路は危険です。ご注意くださいw

生まれ育った場所って特別なんだ。それがたとえどんなに不便でなんにもない場所でも。
風さんにとっても、きっと、里庄町は特別な愛する故郷なんだろうな。
風さんがどんなに世界に知られる存在になったとしても、きっと、間違いなく、風さんの心のよりどころは里庄町にあるんだろうな。

風さんのルーツがぎゅっと詰まった、大好きなArtist on the Rise

私のLOVEALLSERVEALL アリーナツアー at 宮城 Day2の旅はようやく終わりました。大きな事故なく帰宅できたのは、たくさんの人のサポートがあったからです。日々感謝しながら、次に風さんに会える日までいい人間でいる努力を惜しまずにいたいと思います。
ありがとうございました。

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