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週刊少年ジャンプ11号感想


こんにちわ葦原です。

ウィークリーミッション失敗です。
そろそろ十数回目となるでしょうか、ジャンプの感想を書く記事ですが、先週の10号は色々あって書いてません。申し訳ねぇ。

「色々」というのも、私は2月1日、2日と自転車で隣の県まで旅に出ていて、週末はその疲労を引き摺って死体みたいになってました。
週明け以降は、友だちに頼まれていたいよわガールズのイラストを描きすすめていました。描いてる途中に新曲投稿もあったので、思った以上に楽しくなってしまい、ずっと描いていました。
合間にカラオケ行ったりもしたので、あれよあれよと気づけば土曜日。
週末にその週のジャンプ感想を投稿するのもなんだかなぁ、と思い先週は断念しました。感想は描いていないですが面白かったです。

まぁ、もともと3回続けば良いだろうというテンションで始めたものなのでたまには休んでもいいでしょう。

と、言い訳もじきに整ったところで、今週のジャンプの感想を書こうと思います。





今週はワンピとヒロアカという大看板がおやすみでした。
堀越先生、どうかお体は大切に。
ですが、新連載と読切が載っていたので読み応えは十二分にありました。
コンビニに買いに行く途中で川にイヤホンを落としてしまったんですが、その不幸に見合うだけの面白さはあったので満足です。
イヤホンはなんとか無事でした。あぶねえあぶねえ。


◯魔々勇々


サディコ好きすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


はい。
今週はセンターカラーでした、嬉しいですね。モニカの髪色は白だと判明しました。なんとなく桃色だと思ってた。

霊を操る紋章術を使う勇者、サディコを追い求めて、西パーモットの遊園地へやってきたコルレオ・エリシア・モニカ。
先週のお話では、遊園地で遊びたい欲望が抑えられない24才を中心として、みんな遊びまくってましたね。
川の水より美味しいジュース、カエルの肉よりうまいホットドッグ、キモすぎるマスコットキャラクターのポンチ君。
観覧車の事件も無事に解決し、改めて人と魔族の共存する世界のありがたみを感じた一行がたどり着いたのは、「最凶のお化け屋敷」。

ビビりまくるエリシア、口では平静を装いつつビビりまくるモニカ、全然ビビらないコルレオ都会っ子、何故か殴られるポンチ君(多分エリシア)。
なんかどれも解釈一致で良かったです。
お化け屋敷ってのはそれぞれ性格が反応に表れて面白いですね。
あとエリシアに殴られたポンチ君が生きてるのかが心配ですね。

コルレオ一行は、ポンチ君を撲殺しつつも順調にお化け屋敷を進み、日本人形の小噺を聴く、というブースへたどり着きました。
もちろん「狸賽」が始まることもなく、ありがちな怪談噺が始まり、その内容に合わせて暗転するという演出が入ります。
HUNTER×HUNTER蟻編のラストを思わせる会話とともに短い噺は終わりを迎え、部屋に灯りが灯ります。髑髏になった日本人形や、部屋中無数に付けられた手形、ふと隣を見ると、居なくなったエリシア。
そして、血文字によるサディコからのメッセージ。洋モノホラーのあるあるですね。
ですが、和モノでも洋モノでも、そういうメッセージにおじさん構文使ってくるやつは前代未聞でしょう。もうこの辺から私はワクワクが止まりませんでした。
またもやコスられるエリシア巨乳ネタ、唐突な薄い本的展開、そんなときに限って始まるモニカの自語り、やっぱり激重な過去、Chu!可愛くてごめん、、、爆速で展開が進んで楽しかったです。

モニカの過去。すでに鬱展開ではありますが、モニカが人間不信になる原因はまだはっきりしていないので、今後もう一度しっかりした過去回想が入りそうですね。これ以上いじめないであげて欲しいです。

ポルターガイストをくぐり抜けながらようやっとサディコの下へたどり着いたコルレオとモニカ。
サディコは扉の向こう側から、コルレオに衝撃的な取引を持ちかけます。

「その場でモニカを殺すなら、エリシアを解放して、グリシャの降霊阻止にも協力しよう。」

勝手な都合のためにモニカの命を利用しようとする、というモニカのトラウマをストレートに刺しに来る外道な取引です。
もちろん、コルレオは主人公ですので、そんな口車に乗ることなく即答で拒否します。さらに、観覧車の事件で子供の命を危険に晒したことを糾弾します。言っていることは人間として至極当然な内容なんですが、はるか格上の相手に対して臆さずそれを言える、というのはやはり勇者たる精神性ゆえですね。
コルレオは回を増す事にカッコよくなってる。

そして、私には全く理解できなかったのですが、サディコはコルレオのその言葉に興奮したようで、なぜか奇声を上げながら姿を表します。

「凄いな君、まるで変態じゃないか!!」

なんなんすかこいつ、、、まじで面白すぎる。
絶対に自分のほうが変態だろうに。

いや、ほんと。面白すぎ。

おじさん構文使う60過ぎの変態、それでいて女、訳の分からないところで興奮して奇声を発する、、、しかも喋り方が良いんですよね、自分で強いって言っちゃうところも。

ミネルヴァといいサディコといい、私の性癖を狙って描いてるのかってくらいキャラが良い。性癖すぎる。
正直見た目はそれほど好きってわけじゃないんですが、性格と喋り方が好きすぎる。友だちになりたい。


今回は、ミネルヴァ初登場回並みに楽しい話でした。
ほんとにサディコが好きすぎる、、、、、このままだと何だかミネルヴァの代わりみたいになってミネルヴァ推しが揺らぎかねない。

早くミネルヴァを出してくれ。





◯超巡!超条先輩


「左門くんはサモナー」を描いた先生ですね。
絵柄と超条先輩の頭の毛の形で分かりました。
左門くんは小学生の頃、歯医者においてあったジャンプで読んだ記憶があります。
ネタのオンパレードでめちゃくちゃ面白かったですね。
二話以降のクオリティが心配になるくらい面白い一話でした。二話以降もあのテンションで続いたら最高です。

簡単なあらすじとしては、日夜大小さまざまなトラブルが起こる日本有数の歓楽街である珍宿ちんじゅく傾奇町かぶきちょうにて、警官をしている超能力者・超条巡ちょうじょうじゅんの下に、セクハラ上司を投げ飛ばした罰則として一本木直いっぽんぎなおが左遷されてやってくるところから始まり、超条のねじ曲がった性格に振り回されながらも街の事件を解決していく、ドタバタポリスコメディ、、、的な感じでしょうか。
異能をもったボケ担当のイケメン、そしてツッコミ担当の女の子のバディという形式は左門くんの頃と同じですね。しかし今回は舞台が警察、そして傾奇町なので、また別アングルの面白さがありそうです。

個人的には、Wikiに載ってるワンピの解説文でルフィに感情移入できるのが面白かったですね。
しかも、まさかそれが伏線になるとは思わなかったですね。
超能力で使う右脳側だけ白髪になってる設定も良かったです。
きっと日夜周囲の人間の頭の中を覗いてるんでしょうね。




◯呪術廻戦


先週羂索の死亡がほぼ確定したので悲しいです。

しかしまだ私は諦めては居ません。
ミスリードのためだけにわざわざ頭の縫い目の作画を描き分けるとは思えませんし、乙骨が「僕が僕自身の手で羂索を終わらせたかった」と発言してるシーンも、超重複同化の権限移行のことを言っているんでしょうが、だとしたら「同化の可能性を潰しておきたかった」みたいな言い方が適切、、、というか、、、、なんというか、羂索を殺しているのに「羂索を終わらせたかった」ってのは若干不自然な気がするんですよね。まるで終わってないみたいじゃないですか。
何より、なんの意味もなく釘崎の生存フラグを残しておく意味がわからない。
やっぱり、渋谷事変の時みたいな虎杖の苦渋に満ちた表情が見たい。
、、、、見たいんです。

今週の話としては、乙骨の領域「真贋相愛」内での乙骨・虎杖VS宿儺の戦いでしたね。
一番驚きなのは、乙骨が領域内の必中術式の対象を選択する技術を習得していたことでしょうか。なんかズルしたみたいですが。
とはいえ、それは五条悟でさえ出来ていなかったことなのでなかなか凄いですね。
あと、乙骨のコピー発動条件がリカによる摂食、というのは今回でほぼ確定しました。

それと、個人的には未来予知が再登場したのがかなり嬉しかったです。
あの能力は単体攻撃力が低いくせに自己のみを対象にした能力なので共闘に使えない、正直ハズレの部類の能力だと思っていたんですが、そういう能力を活かせるのが複数能力持ちの魅力です。
私が個人的に一番面白いと思う異能バトルはHUNTER×HUNTERのヒソカVSクロロ戦なんですが、やっぱり複数能力持ちってのは良いですよね。
同時に使用することで、私達読者が予想だにしなかったシナジーを発揮する、とてもバリエーション豊かで楽しいバトルを見せてくれます。
相手の使用能力に連番振って記載するところもなんかヒソカVSクロロ戦に通じるところを感じて良かったです。




とはいえ、私は今までコピーはリカに付与された能力を乙骨が引き出して利用している(だから発動条件や能力ストックの余地などリカに依存)、そして乙骨にはまた別の能力があるのだと思っていました。
なのでそこから考えるとやっぱり乙骨は想像より若干弱めに感じてしまいます。
勝手に期待して勝手に失望してしまっていますね、良くないです。




疲れたので寝ます。来週は元気だしてもっとたくさん書きます。
はやく「狸賽」の続きが観てえです。





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