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大田区の街の香りシリーズというオリジナルプロダクト製品について〜前編〜

こんばんは。

来月から新年度になるのですが、2023年度に製造をした「大田区の街の香りシリーズ」がありがたいことにKAORINO内の小さな規模ですがややヒットしております。

小規模事業者持続化補助金で挑戦した産業振興プロジェクトという位置付けにし、1年間で売り切りにしようと思っていたので小ロット生産で1年間かけて完売間近まで達成はしたのですが、「修羅の国」と呼ばれている蒲田の香りはすでに追加生産に入っており、羽田の香りはterminal.0のグランドオープン時にメディアの皆様にアロマスプレー加工にしてお手土産にしていただいたこともあり、残り2種類とも追加生産の予定です。

現在、すでに2026年の人生の予定を考えている最中で、今回の追加生産でこのプロダクト製品は完全終了となります。

もしご興味がありましたらぜひ1度お試しいただきたく、当店のオリジナルアロマプロダクト製品についてを前編・後編に分けてご紹介させていただきます。

まずはなぜ大田区で活動をしているのか?について


KAORINOの中の人は東京都大田区出身在住で、羽田空港の近くで生まれ育ちました。羽田空港と言うとなんだかおしゃれな感じですが、昔は「字」が住所についていた街なので、実は予想を遥かに超えた長閑な街でございます。

大田区は「海苔」「黒湯」「モノづくりの街」として知られているのですが、第1回東京オリンピックが開催されるにあたり、地場産業であった海苔養殖業をやめた後に唯一残ったのが「モノづくり」です。

仏像の彫り師や芸術家、デザイナー、クリエイターが昔から多くおりまして、小さな町工場からNASAのロケットの部品や気球、半導体、楽器の部品などを作っている匠揃いの工場などが点在しており、世界中の人々が使用している「モノ」の中で必要不可欠な「モノ」を作っている街です。

ということで、どんな人でも「何でもかんでも自分で作る」ことが大好きなのが生粋の大田区民で、私も旋盤加工&スポット溶接を行う小さな町工場の家で生まれ育ちました。

何度もいいますが、「とりあえずなんでもいいから作っちゃわない?」という民族が大田区民でございます。

そんな中、コロナ禍をきっかけに大田区メインで活動をしようと思い、今に至ります。

大田区の街の香りシリーズをなぜ作ろうと思ったのか

なぜ、誰もやろうとは思わない「大田区をアロマの香りで表現してみよう」と思ったのか。

なんだかんだ言いながらいろんな事業をやり続けて10年以上経過しているのですが、大田区内で事業をしているうちに「オリジナルの製品作れば?」と言われたのがきっかけです。

町工場の生まれですが、果たして何が作れるか・・・といろいろ試行錯誤しながら結果としてインスタレーションの表現方法を参考にしたエッセンシャルオイルを作りました。

「どうせ笑いの対象になるであろう」という気持ち半分、「多分大田区民が楽しんでくれる」という気持ち半分で挑んだのですが、実は某地方にあるとある香料会社さんに何度も足を運んで話し合いを行い、調香をしたかなり本格的なプロダクト製品でございます。

小規模事業者持続化補助金はお小遣いではなく、公金チューチューでもなく、そして使った分が全額戻ってくるような甘いものではない。ということは何度も申し上げてますが、本気で行うプロジェクトだけ採択されるので、こう見えて全力で作りました。

1年経って「大田区の街の香りシリーズ」が浸透してきた理由とは


その理由が、本当にいまだにわかっていません・・・。

とりあえず最初の生産分はほぼ売り切りましたが、実際のところは大田区内ではそこまで認知はされていませんでした。その理由は「大田区でアロマの扱い方を知っている人がほとんどいない」ので、全て1人でやるしかありませんでした。

また、大田区内だけで盛り上がる=産業振興という考えは持っていないということと、大田区内だけで盛り上がって販売しようとは思っていなかったので、とりあえず1人でやれるところまでいろいろ動いてみました。

本日はここまでにしたいと思います。

それではまた。


もしよろしければサポートをお願いいたします。サポートをいただいた分は地域振興やアロマ製品の開発に活用させていただきます。何卒よろしくお願いいたします。